2022年も紅葉の時期を迎えました。
今回は「【紅葉2022】茨城県のおすすめ名所(スポット)ランキング7選!見頃(見ごろ)の時期は?」と題して茨城のおすすめスポットを紹介したいと思います!
日本の紅葉
春はあけぼの、夏は夜、秋はゆふぐれ、冬はつとめて――日本には「四季」があり、季節ごとに気温、湿度など大気の様子も、またそれらによって生の営みを繰り広げる花や木々の姿も移り変わっていく美しさがあります。(もっとも最近は亜熱帯になっただとか、とうとう熱帯になっただとか言われるようにもなってしまいましたが。)
そんな日本の茨城の秋の美しさを愛でる行楽のひとつが茨城の「紅葉狩り」です。

紅葉狩りと言っても、紅葉の枝を取りに行くとか落ち葉を拾い集めることを「狩る」と言っているわけではなく、その目に紅葉の美しさを得ることを「狩る」と洒落た、と言われています。
ちなみに、「もみじ」というと「紅葉」の字を思い浮かべる方も多いと思いますが、街路樹のイチョウやプラタナスのように黄色くなることから「黄葉」という字を当てることもあります。
コンピュータやスマホでも使用されている辞書によっては「もみじ」で変換すると「黄葉」の字も出てきますよ。
さて、では、茨城のどこへ行けば美しい紅葉・黄葉が見られるか、ご紹介していきましょう。
【紅葉2022】茨城のおすすめ名所(スポット)ランキング7選!見頃の時期は?
さて、早速茨城の紅葉について紹介していきたいと思います。
茨城の紅葉おすすめ名所(スポット)1:偕楽園

偕楽園
みどころ: 江戸時代から愛される紅葉を見ながら、歴史の中の紅葉に思いを馳せてみませんか。
水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって造園され、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつが偕楽園です。
水戸市の中心部にありながら緑が多い杜であり、偕楽園拡張部のもみじ谷は紅葉の名所として親しまれています。
もみじ谷の池の水面に映る秋の風景も美しく、11月上旬から下旬の日没~21:00までは谷でライトアップが実施されます。
木の種類: モミジ、カエデ類など
場所: 茨城県水戸市見川1-1251 偕楽園
料金:偕楽園本園入園 大人300円、小人150円、70歳以上150円(※県外からの人のみ。ただし梅のシーズンは県内外民ともに有料)
駐車場: 一部有料普通車500円、マイクロバス1500円、大型車2500円
問合せ先: 029-244-5454 偕楽園公園センター 8:30~17:15
茨城の紅葉おすすめ名所(スポット)2:竜神大吊橋

竜神大吊橋
みどころ: 竜神川の浸食作用によってできた渓谷、竜神峡は関東の耶馬渓とも呼ばれる美しい景観です。
竜神大吊橋は、竜神川の下流を堰き止める竜神ダムの100m上空に架けられた日本最大規模の歩行者用吊り橋で長さ375mもあります。
赤や黄色に彩られる谷の空中を散歩できるかのような吊り橋からの眺めが絶景。吊り橋を渡ると、木精の鐘と言う名のカリヨン(複数の鐘の楽器)から3種類の鐘の音が美しく響きます。
天気が良い日は、阿武隈山系の山並みを遠くに見ることができ、遠くの紅葉、足元の紅葉が見られる美景スポット。
11月上旬から下旬にかけてスタンプラリーやそば打ち体験のイベントが開催される「竜神峡 紅葉まつり」や、「新そばフェア」でのフェア参加店舗での新そばもぜひ楽しんでください。
木の種類: モミジ類など
場所: 茨城県常陸太田市天下野町~下高倉町 竜神峡・竜神大吊橋
料金:無料
駐車場:無料
問合せ先:
0294-87-0375 水府振興公社、0294-85-1116 常陸太田市観光物産協会水府支部
茨城の紅葉おすすめ名所(スポット)3:国営ひたち海浜公園 みはらしの丘

みはらしの丘
みどころ: 紅葉する不思議な草、コキア。
国営ひたち海浜公園のみはらしの丘にはこのコキアが一面にあり、毎年10月中旬頃にはみはらしの丘を美しく赤く染めます。
コキアが創り出す美しい色彩と、それをとりまく黄色やオレンジがまばゆいキバナコスモスや丘にところどころ見えるリュウキュウハギなどのファンタジックな光景をぜひご覧ください。
見ごろは1週間~10日ほど。コキアは11月も終わりになると、今度は春に向けてネモフィラ(青く小さなかわいい花)が植え変えられます。春も楽しみですね。
10月20日(日)までは「きて みて さわって コキアカーニバル」というイベントが開催されています。
木の種類: コキア、キバナコスモス、リュウキュウハギ
場所:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4 国営ひたち海浜公園 みはらしの丘
料金:入園料 大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下は無料
駐車場:普通車510円 ※混雑が予想されるため公共交通機関の利用を推奨
問合せ先:029-265-9001ひたち公園管理センター
茨城の紅葉おすすめ名所(スポット)4:西連寺

西連寺
みどころ: 樹齢1000年以上で幹の周りが約8m、高さが約27mとされる2本の大銀杏の大木が見どころ。
この西連寺の大銀杏は茨城県の天然記念物にも指定されており、11月下旬以降は散り落ちたイチョウの葉で敷き詰められ、境内一面が黄金色に。
大銀杏の隣にある、天台宗のシンボル「相輪塔」は国指定重要文化財で、黄色の葉の間を落ちる陽光と凛と建つ相輪塔の静謐な絵も「映え」ます!
大銀杏だけでなく、境内ではモミジも楽しめますよ!
木の種類: イチョウ、モミジ類
場所:茨城県行方市西蓮寺504 西連寺
料金:無料
駐車場:無料
問合せ先:0299-55-1221 行方市観光協会(月~金 8:30~17:15)
茨城の紅葉おすすめ名所(スポット)5:永源寺(もみじ寺)

永源寺
みどころ: 1446年に創建された曹洞宗の寺院、「もみじ寺」とも呼ばれる永源寺。境内には赤や黄色に色付いたモミジがみっしりと空気をも秋の色に染め上げるかのよう。
最寄りのJR水郡線の常陸大子駅から歩いて10分ほどの高台になっているので、大子町や周りの山々をパノラマで見ることができ、高い秋の空の下、遠くの山の染まる様子もまた美しいです。
木の種類:モミジ、ケヤキ、カエデなど
場所: 茨城県久慈郡大子町大子1571 永源寺
料金:無料
駐車場:無料 ※紅葉観賞用の臨時駐車場が設置されています。
問合せ先:0295-72-0285 大子町観光協会、0295-72-1138 大子町 観光商工課
茨城の紅葉おすすめ名所(スポット)6:茨城県立歴史館

茨城県立歴史館
みどころ: 広い敷地の中には本館以外にも、移築されてきた江戸時代の農家建築や明治時代の洋風校舎といった、歴史的建築物があります。
庭園内のイチョウ並木から、趣ある建築物が見えるのもまた風情のある秋の一枚の写真になると思います。
空も地面も散り染まる黄金の中、ゆっくりと散歩も良いでしょう。黄葉のライトアップもされます。
木の種類: イチョウ
場所: 茨城県水戸市緑町2-1-15 茨城県立歴史館
料金:入館料 一般150円、大学生80円。特別展開催期間は一般600円、大学生310円。未就学児および小中高生は無料。
駐車場:無料
問合せ先: 029-225-4425茨城県立歴史館
茨城の紅葉おすすめ名所(スポット)7:袋田の滝

袋田の滝
みどころ: 高さ120m、幅73mの堂々たる姿の袋田の滝は日本三名瀑の1つです。
秋には、滝の周囲を彩るようにイロハカエデやオオモミジをはじめクヌギ、ナラ、ヤマウルシなどが赤や黄色に鮮やかに染まります。
西行は「花紅葉(もみち)経緯(たてよこ)にして山姫の錦織出す袋田の瀧」と詠み、いかにその光景が美しいものかがわかります。
滝のライトアップイベントまで開催しているのも嬉しいところ。
深い藍夜に浮かび上がる白い清廉な滝と真っ赤な紅葉の美しさは幻想的。滝を見ることのできる観瀑台が2箇所にあります。
木の種類: カエデ、イロハカエデ、クヌギ、ナラ、モミジ、ヤマウルシなど
場所: 茨城県久慈郡大子町袋田字滝本 袋田の滝
料金: トンネル利用料 大人300円、子供150円 団体割引(30名以上)あります。
駐車場: 有料駐車場と無料駐車場があります。
問合せ先:0295-72-0285 大子町観光協会
まとめ
「【紅葉2022】茨城県のおすすめ名所(スポット)ランキング7選!見頃の時期は?」について見てまいりましたがいかがでしたでしょうか?
茨城は太平洋側のためか、紅葉は遅い時期まで楽しめます。遅いところは12月上旬まで楽しめるところもあります。
遅いところは12月上旬まで楽しめるところもありますが場所によっては防寒対策もお忘れなく。
茨城の紅葉を見上げて見惚れて、足元の落ち葉で足を滑らさないようお気をつけくださいね。
足元はスニーカーなどすべりにくい且つ歩きやすいものをお薦めします。
言わずもがなですが、行楽先での飲食
後のゴミは極力出ないよう準備しましょう。もしもゴミが出たらお持ち帰りで。
来年の茨城の美しい紅葉を育てるのは私たちですからね!
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