【くも膜下出血】クロちゃんが手術した脳動脈瘤とは?発症確率や治療法、過去に死亡した有名人まとめ!

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人気お笑いトリオの安田大サーカスメンバー、クロちゃんが1月17日に脳動脈瘤のカテーテル手術を行ったことが報じられ注目を集めています。
脳動脈瘤といえば「くも膜下出血」の原因として有名ですが、具体的にはどんな病気なのでしょうか?
たくさんの人の命を奪ってきたこの脳の病気について調べてみました。

脳動脈瘤とは?

その名の通り脳の血管である動脈が膨らんだ状態のことを指します。
遺伝で受け継いだりすることはなく、40代以降になってから発症すると言われています。
大きさや、形状によって様々な種類があり、発症の確率も個人個人によって異なります。
一般的に血圧の高い人が発症しやすいと言われていますが、必ずしも高血圧の人の方が発症しているかといえばそうでもなく、標準的な血圧の方も発症しているようです。

脳動脈瘤はどのくらいの人が発症するの?

その衝撃的な死亡報道から注目を浴びがちな脳動脈瘤ですが発症率は小さく、全人口の5%未満と言われています。
実際に動脈が破裂する確率はその中でも3%未満と非常に小さく、この病気が元で死亡する可能性は極めて低いでしょう。
しかし世界の人口から考えると75億×5%×3%=1125万人であり決して他人事ではない病気といえそうです。

どうやって見つかるの?見つかったらどうするの?

基本的に病院での検査によって発見されます。
科学の進歩によりいろいろな方法が開発されていますが、現在は磁気を利用したMRA(磁気共鳴血管撮影)が主流ですが、一般にCTスキャンと呼ばれるCTA(CT血管撮影)も行われています。
また脳動脈瘤が見つかったからといって必ず治療を行うというわけではありません。
この辺は専門医によって対処の方法が違うので複数の医師を回り、色々な意見を聞いてみることも良いかもしれません。

くも膜下出血はなぜ発症するの?症状は?

脳動脈瘤が破裂することによって発症します。
激しい頭痛と吐き気を伴い、立っていることもままなりません。
いったん発症してしまうと三分の一の確立で死亡すると言われており非常に死亡率が高いです。
また命が助かったのしても脳に障害が残ることが多く、生活に支障をきたす場合はほとんどです。
さらに血管自体が損傷していることで別の脳障害を発生することがあり、何年かのちに脳梗塞などを発症してしまうケースも報告されています。

くも膜下出血の治療法は?

一度起きてしまったくも膜下出血を完全に治すことは現在の医学では不可能と言われています。
脳を開頭し、脳動脈瘤、親動脈間を医療用クリップで留める方法が一般的な治療方法として採用されています。
最近では治療法も研究が進み、「塞栓術」と呼ばれる脳を開頭しない手術も始まっています。
いずれにしても医師とよく相談し適切な治療を行うことが重要です。

くも膜下出血で過去死亡した有名人

最近ではglobeボーカルのKEIKOが発症したことで大きな話題を呼びましたね。
残念ながら死亡してしまった著名人の方をリストアップしてみました。

木村拓也
元読売ジャイアンツコーチ(最終経歴)。試合前練習中に突然倒れ、帰らぬ人に。
ヘビースモーカーだったそうでこれが発症の原因とも。

小林カツ代
料理研究家として有名。料理に関するたくさんの著書を残されました。
2005年に発症はしたものの、治療により長らく生活を続け、2014年にこの世を去りました。

村田渚
お笑い芸人。「フォークダンスDE成子坂」の突っ込み役。当時の人気番組「タモリのボキャブラ天国」を中心に活躍。
コンビ解散後は松丘慎吾と新コンビ「鼻エンジン」を結成して再出発。
2006年自宅で発見された時点ですで死亡していたそうです。

一部の方を挙げてみましたがKEIKOさんを含めても発症後すぐに亡くなっている方もいればそうでない方もおり、ここからもその症状は人それぞれであることが見て取れます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
発症率が少ないと言っても、多くの有名人が脳動脈瘤が原因のくも膜下出血で死亡していることも事実として存在します。
私たちも日頃の節制を怠らず健康的な毎日を送りたいものですね。
皆さんも妙な頭痛を感じたら面倒くさがらずに病院で検査を受けましょう!

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