障害年金


体の障害によって働けなくなってしまい、生活費のことで不安になる人も多いのではないでしょうか。


そんな人達にとって障害年金は心強い味方です。



そこで今回は、「障害年金はいくら?もらえる金額や期間と手続きをわかりやすく解説!」と題して障害年金で受給できる金額や条件などを紹介したいと思います。

 



 

障害年金でもらえるお金っていくらなの?知っておきたいこととは?

 
障害年金
 
障害基礎年金と障害厚生年金の2種類があり、初診日に加入していた年金によって受給できる種類が異なります。


障害基礎年金とは、

  • 医師から初めて病気や障害の診断を受けた日(初診日)に、国民年金に加入していた人。
  • 年金制度に加入していない年齢(20歳未満または60〜65歳)のときに、病気や障害の診断を受けて現在も完治していない人。
  • いずれも障害等級が1級、2級の認定を受けている人。

 
障害厚生年金とは、

  • 病気や障害と診断された初診日に厚生年金に加入していた人。
  • いずれも併せて障害等級が1級、2級、3級の認定を受けている人。


障害年金は障害等級ごとに支給される金額が異なり、その倍率は毎年変動します。


障害基礎年金1級は、780,100円×1.25(等級倍率)+子の加算


障害基礎年金2級は、780,100円+子の加算


障害基礎年金は、扶養する子供の人数分の支給額を加算します。支給の対象となるのは原則18歳までの子供です。



障害基礎年金1級
子供0人 975,125円/年(月81,269円)
子供1人 1,199,625円/年(月99,968円)
子供2人 1,424,125円/年(月118,760円)
子供3人 1,499,925円/年(月124,993円)
子供4人 1,574,725円/年(月131,227円)


障害基礎年金2級
子供0人   780,100円/年(月65,008円)
子供1人  1,004,600円/年(月83,716円)
子供2人  1,229,100円/年(月102,425円)
子供3人  1,303,900円/年(月108,658円)
子供4人  1,378,700円/年(月114,891円)



障害厚生年金は、収入によって受給できる金額が変動します。


障害厚生年金1級
平均月収額×0.55%×厚生年金加入期間×1.25+配偶者の加給年金額(224,500円)


障害厚生年金2級
平均月収額×0.55%×厚生年金加入期間+配偶者の加給年金額(224,500円)


障害厚生年金3級
平均月収額×0.55%×厚生年金加入期間+配偶者の加給年金額(224,500円)


自分がいくらもらえるのか、目安を把握しておきましょう。

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障害年金の手続きって何をしたらいいの?申請の流れについて知っておこう

 
障害年金
 

「初診日」の確認

障害年金を請求するのに、最初にしなければならないのは初診日の確認です。
初診日によって、請求する制度が変わり受給権発生にかかわります。また初診日を基準に保険料を納めていたかも確認しますので、初診日はとても重要な日です。

「保険料納付要件」の確認

初診時点(厳密には初診日の前日)において、一定以上、年金保険料を納めていないと障害年金を受給することができません。


この「一定以上」の基準のことを「保険料納付要件」と言います。


書類を入手

  • 受診状況等証明書
  • 診断書
  • 病歴・就労状況等申立書
  • 住民票
  • 年金入金先口座の通帳の写し

請求完了

審査は一時期と比べるとかなり早くなっています。早い場合は3ヶ月~4ヶ月で受給に至りますが、遅い場合もあります。


結果に納得できない場合、審査請求という不服の申立てが可能です。


障害年金請求は社会保険労務士にも依頼できますが、もちろんご自身でも行うことができます。



書類集めの中で、既に病院が廃院しているためカルテがなく初診日の証明をすることができなかったり、過去の診断書が取れなかったり、そうした手続き上の問題が生じてきます。


障害を生じた方、またはそのご家族はこういった書類集めを、実際に自分の足で、いくつもの医療機関を回って障害年金請求をしていくことになりますが、どんなに実際の状態が重くとも、これらの書類が揃わなくては認められず、また、障害年金請求の目的が受給権取得にある以上、認められなければ意味がないのです。


しかしこれらが理由となって、実際に請求手続きすら諦めてしまっている方、または請求したものの不支給や却下となり、受給できない方が大勢いるようです。


まずは病気やけがでその症状が出て、初めてかかった医療機関を思い出しましょう。


とても手続きが難しい場合、社労士など専門家に相談するのもよいでしょう。

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障害年金の受給期間は、いつまで?もらえる期間の確認をしておこう

 
障害年金
 
障害年金は、申請手続きを行ってから支給されるまで約半年かかります。


まず必要書類を提出したら、支給決定までの審査期間が約3~4カ月。それから1回目の障害年金支給まで、約50日も期間が空いてしまうようです。


障害年金は基本的に、具体的な支給期間が決まっていません。しかし途中で給付されなくなる場合もあります。


障害年金の支給がなくなるのは、大きく分けて「受給権が消滅する(失権する)ケース」と「支給が停止するケース」です。


支給権が消滅する場合は、

  • 死亡した場合
  • 3年以上のあいだ障害等級に該当せず、かつ65歳以上である場合

 
障害年金が支給停止する場合

  • 障害認定基準に該当しなくなった
  • 必要書類を期限内に提出しなかった
  • 第三者行為による障害で、損害賠償金を受給する
  • 労働基準法の規定による障害補償を受給する


障害年金が支給停止になった際、納得できなければ不服申し立てを行うことも可能です。
 

 



 

まとめ

年金制度の仕組みをきちんと知ることは、「本来ならもらえたはずの障害年金がもらえない」という事態を防ぐためにも大切なことです。


まずは自治体の年金課や年金事務所へ相談してみるのが良いでしょう。
 



 

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