厚生労働省が発表した2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳で、ともに過去最高を更新しました。


しかし、自分が何歳まで生きるかは予測ができません。


ですから、もしも何かあったときにお金に困らないだろうかと、不安に駆られます。


どうすれば不安は解消されるでしょうか。



今回は「老後資金が減る不安!無理のない必要額(貯金)はいくら?持ち家が有利?」と題して、実際にパートで働く女性の方のケースを取り上げて老後の資金についてまとめてみました。

 



 

老後の資金が減っていく不安!いったい、どうすれば安心した老後を送れるの?

 

 
私は、現在パートですが身体が続く限り長く働くつもりです。


しかし、年金だけの収入になった場合、これだけでは生活を維持していくことは難しくなります。


そこで、60歳までに貯める目標額を設定し老後のために積み立てを始めました。


普通の会社員より退職金がないわけですからその後の生活が心配になります。


毎月の収入に変動があるので、最初から毎月の積立額を多くするのは無理があります。


でも、毎月のお金の収支を確認しながら、続けていくうちに、「もう少し積み立てができそう」と思えるようになりました。


残ったお金で暮らさないといけないので、外食に行く回数を減らし、無駄な買い物を控えるようになりました。


現役時代に「積み立て優先、残ったお金で暮らす」という習慣を身に着けることは、確実にお金が貯まることと、収入が大幅にダウンする年金生活に向けてのトレーニングができることなのです。


定年退職後の生活設計で「心配ない」と思えるのは、「積み立て優先、残ったお金で暮らす」習慣が身に付いている人です。


決して年収の多寡ではありません。


まだ間に合います。できることからぜひ、行動に移してみましょう。
 



 

老後資金の必要額っていくら?年金から考える老後のお金のこと

 

 
総務省統計局「家計調査」によると、60代の貯蓄残高は平均で2200万円となっています。60代は退職金などで一時的に貯蓄残高が増えるのです。
この大切な資金を安全に運用し、老後の生活のために少しずつ取りくずしていくのが、一般的な方法のようです。


老後の生活費ですが、総務省統計局の家計調査報告によると、世帯主が60~69歳の世帯における消費支出は約29万円、同70歳以上では約24万円という結果が得られています(いずれも二人以上の世帯を調査対象)。
年金受給額の例を見てみましょう。

例1:夫婦共働き(夫婦ともに正社員中心)の場合

夫…生涯平均年収336.4万円
妻…生涯平均年収208.9万円


2人の年金額を計算すると、年間で347.7万円。1か月29.0万円となり日常生活としては生活できる金額になります。

例2:結婚を機に、妻が専業主婦になった場合

夫…生涯平均年収336.4万円
妻…5年間会社勤務(平均年収264万円)後、結婚を機に退職。以降、専業主婦


2人の年金額を計算すると、年間で309.3万円。1か月25.8万円となり最低日常生活に必要と考えるギリギリの状態です。


ゆとりある生活費を約35万円とすると、今から月々積み立てをし、日々の支出を抑えることで老後に備えましょう。
(データ出典:政府統計の総合窓口「e-Stat」年金基礎調査2017年)
 



 

老後の資金でマンションに住み替えのほうがいいの?それとも持ち家のほうが安心?

 

 
老後を考えたら、持ち家のほうが安心ということを耳にしたことはありませんか?


実は家を持っているそのことが、老後資金を食いつぶしてしまうケースも考えられます。


ほとんどの場合、希望金額で売れるとは限らないですし売却後も住む場所は必要だからです。

マンションのメリットは?

では、マンションのメリットは、なんでしょうか。


年齢を重ねていくごとに体力が衰え、部屋の掃除や家事などが重労働に感じてしまいます。その点マンションだと、住まいがコンパクトになるので無駄な体力をつかわなくて済みます。


更にマンションの立地によって、交通の便が優れている物件もあるでしょう。


老後に買い物をする際には、できるだけ交通の便が優れた場所に住みたいものです。


なかにはバリアフリーに配慮した物件もあり、足が悪くなっても安心して過ごすことができます。


あと、老後に気を付けなくてはいけないのが、家のセキュリティ問題です。


昨今では持ち家に空き巣が入ったり、知らない人が家にやってきて詐欺などを起こす事件が多くなってきています。そんな時は家がセキュリティに守られているかで対策を練ることが可能なのです。


まずマンションには管理人がいれば、不審な人が入ってくることを防ぐことができるでしょう。


さらにはマンションにオートロック機能がついていることが多く、中には監視カメラが設置されていることもあって不安がほとんどありません。

マンションのデメリットは?

では、デメリットは何でしょう。


老後にマンションを購入するということは、住宅ローンの返済がその分短くなってしまい、毎月の支払いが厳しいものになってきます。


さらには、60代ともなると支払い能力があるかの審査が厳しくなる傾向があるので、マンションに住めないという事態も想定しておいたほうがいいでしょう。


今後の老後生活を満喫しようとマンションを購入したけれど、その後の支払いで苦労するという人は後を絶ちません。マンションに住んだ後に発生する費用として、管理費や修繕積立金、駐車場代が掛かることがあります。


また賃貸であっても家賃は毎月払い続けないといけないので、年金や今の貯蓄を計算して選んでいく必要があります。


マンションに住み替えしようと考えていくなら、資金計画が必要となってきます。


まずは頭金を確保できるかが重要です。頭金がないとマンション契約をさせてもらえない不動産会社がほとんどです。


しっかりと返済が可能かどうかのアピールとして、頭金を用意していく必要があるのです。


戸建の持ち家だと、ローン期間が終われば土地や建物は自分のものになるので、ローン返済がなくなります。さらには管理費や修繕積立金が掛からないという部分もあり、ランニングコストをおさえることも可能です。戸建てがいいかマンションがいいか、資金計画を見直して老後の資金で賄えることが大切です。
 



 

まとめ

老後に向けて必要な資金を蓄えるというのは、老後を満喫するための大変重要なポイントとなります。


何をするにしてもお金の問題が発生してしまうので、今後の老後生活を左右してしまいます。


しっかりと自分のスタイルに合った選択をしていくことで、今後の老後生活をより良いものとしていくことができるでしょう。