年末が近づいてきているということで冬至の日を意識された方はいますでしょうか?


冬至とは1年で最も日照時間が短い日で太陽と地球の位置関係により決まり、毎年日付が異なりますが今年2019年は12月22日と定められています。


昔から日本では冬至の日にかぼちゃを食べるという風習があります。


それはなぜなのでしょうか?ゆず湯に入る理由と合わせて詳しく解説していきたいと思います。
 
 



 

冬至の日にかぼちゃを食べる理由はなぜ?

 

 
冬至に何かをするということ自体があまり取り上げられることはないですが日本の風習ということで知っておくべきだと思います。
まずかぼちゃを食べる以外にいくつか風習があるのでご紹介します。
 

  • んがつく食べ物を食べる(にんじん、れんこんなど)
  • ゆず湯に入る
  • 冬至粥を食べる
  • こんにゃくを食べる

 
などです。冬至の日には上記のような風習を行うことが一般的とされているようです。


かぼちゃを食べるというのはなんとなく知っているという人は多そうですがそれ以外にいくつかあるということはあまり知られてなさそうですね。


そして本題ですが、かぼちゃは南瓜(なんきん)と書くこともでき、上記でご紹介した「ん」がつく食べ物という意味で食べられています。


なぜ「ん」がつくものを食べるかというと運がつくということで運盛りの1つとされています。


また栄養満点なかぼちゃを風邪や病気になりやすいこの時期に食べることで健康になれるという意味で食べられています。


冬至の時期は秋の野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなり健康な状態で冬を越せるようにと願いを込め、保存が効きビタミン、食物繊維が豊富なかぼちゃは特別なものとして大切に食べられていたようです。


他には金運という意味も込められています。理由は定かではないですが、かぼちゃの見た目の色からなのかもしれませんね。
 



 

冬至の日に食べるかぼちゃ料理にはどんなのがある?

 

 
冬至の日にかぼちゃを食べる理由については理解いただいたかと思いますが、冬至の日にどんなかぼちゃ料理を食べるかということについて解説していきます。


かぼちゃ料理の定番としては煮物にして食べるということではないでしょうか?


ですが特に冬至の日にかぼちゃをこのように料理して食べないといけないというのはなく、地域によって食べ方が違うようです。


簡単に地域別にご紹介します。

  • 北海道…かぼちゃのお汁粉
  • 青森県…かぼちゃ粥
  • 長野県…かぼちゃ団子
  • 岩手県…かぼちゃひっつみ
  • 関西地方…かぼちゃとんの付くものの煮物
  • 山口県…かぼちゃぜんざい

 
1つずつ解説します。
 

かぼちゃのお汁粉


 
かぼちゃが入ったお汁粉ですがあずきと一緒に煮たものです。
 

かぼちゃ粥


その名の通りかぼちゃの煮たものとおかゆを組みあせたものです。
 

かぼちゃ団子


 
かぼちゃとあずきとお団子を煮た料理です。
 

かぼちゃひっつみ


 
ひっつみは岩手県の郷土料理で小麦の生地をちぎって入れたお汁のことでかぼちゃだけでなくんのつく具材がたくさん入った料理です。
 

かぼちゃと「ん」の付くものの煮物


 
これもその名の通りシンプルにかぼちゃと「ん」のつくれんこんやにんじんなどを一緒に煮た煮物です。
 

かぼちゃぜんざい


 
かぼちゃを団子に練り合わせ鮮やかな色のついた団子が入ったぜんざいです。


このようにカボチャ料理と言っても千差万別。しかしどれも美味しそうですね!
 



 

冬至の日にゆず湯に入る理由

 

 
冬至の日にかぼちゃを食べる理由は上記でご理解いただけたかと思いますが、ゆず湯に入るというのも冬至の日ならではというのはご存じだったでしょうか?


その理由について解説していきます。


いくつか説があるようですが、まず語呂合わせのような感じで柚子(ゆず)=融通が利く、冬至=湯治(とうじ)という意味があります。ですがもともと良い運を呼び込むために厄払いするための禊だと考えられています。


またかぼちゃと違って柚子は冬が旬であり香りが強く、強い香りのもとには邪気がこないという考え方があります。


昔は入浴を毎日することがなかったので特にこの冬至の日にゆず湯に入ることで体に良い効果があるとされていたんだと思います。


他には柚子が実るまでは時間がかかるので仕事や生活においても長年の苦労が実りますようにという願いも込められているようです。


ゆず湯に入ること自体に血行促進美肌効果などたくさんの効果があるので冬至の日にはゆず湯に入り元気に冬を越せたらいいですね。
 



 

まとめ

1年で最も日照時間が短くなる冬至。この日を境に日照時間が長くなっていくということから運気が上昇していく日だと考えられています。


かぼちゃを食べる理由はそんな特別な日に運気が上がり、貴重で栄養価の高いものを食べることで身も心も健康に冬を越したいという先人たちの教えのようですね。


ゆず湯に入ることもかぼちゃと同じような考え方です。
こういった昔から言われている日本の風習を大切にして私たちの世代から次の世代へと継承していけたらいいですね。
 



 
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