2020年を持ってアイドルグループ「嵐」が活動休止。1月27日このニュースは日本中を駆け巡りました。
今の男性アイドル業界においてトップを守り続けてきた嵐。
その嵐が活動を休止することで嵐一強時代は終わりを告げ、ポスト嵐の座を巡る群雄割拠の戦国時代に突入します。
次代のアイドルグループの今までの活躍を確認。誰が次のナンバーワンアイドルグループとして君臨するのか検証してみることにしましょう。
グループ別にポスト嵐度を検証
各データを数値化して一覧にしてみました!データは
- 活動年数
- 累計冠番組数
- 紅白出場数
- 発表シングルオリコン1位回数
- 2018年コンサート回数
の5つです。(2019年1月時点)
これらのデータを各グループの簡単なプロフィールと共に見ていくことにしましょう。
嵐(参考資料として)
プロフィール
メンバー
- 大野智
- 櫻井翔
- 相葉雅紀
- 二宮和也
- 松本潤
所属芸能事務所はジャニーズ事務所。レコード会社はジェイ・ストーム。1999年9月15日結成。同年11月3日にデビューした。
活動年数 | 20年 |
累計冠番組数 | 13 |
紅白出場数 | 10回 |
1位シングル数 | 52枚 |
コンサート回数 2017-2018年 |
5会場18公演 |
雑感
以上のように圧巻の数字が並んでいます!
コンサート回数は後で紹介するグループより若干少なめですが20周年となる2018-2019年コンサート回数はなんと5会場50公演!
まさに他の追随を許さない人気ぶりを誇っています。さて次代を担うアイドルはこの実績にせまる活躍を見せられるのか?
一つずつグループを検証していきましょう。
Sexy Zone
プロフィール
メンバー
- 中島健人
- 菊池風磨
- 佐藤勝利
- マリウス葉
- 松島聡(活動休止中)
グループ名の「xy」の部分は、「SexyZone」のように、赤色で表記すると決まっている。
これには数学の方程式において“x”と“y”はどの数字にも変化出来る=何にでも変化が出来るという意味が込められている
活動年数 | 8年 |
累計冠番組数 | 3 |
紅白出場数 | 8回 |
1位シングル数 | 16枚 |
コンサート回数 | 9会場25公演 |
雑感
ポスト嵐の本命その1。活動は8年目に入り、円熟期に入ろうとしております。紅白出場数も今回紹介したグループの中では最多の8回。
単独コンサート数も25公演と2位になっており、もっとも嵐に近い存在といっても過言ではなさそうです。
また冠番組をすでに3つも担当しているというのは大きな実績といえるでしょう。
若干のマイナス要素としては松島聡さんが突発性パニック障害の治療に専念するため芸能活動を当面休止したこと。
いままで嵐の5人は一人も活動を休止したことが無いのでひょっとしたら影響があるかもしれませんね。
Hey! Say! JUMP
プロフィール
メンバー
Hey! Say! 7
- 山田涼介
- 知念侑李
- 中島裕翔
- 岡本圭人
Hey! Say! BEST
- 有岡大貴
- 髙木雄也
- 伊野尾慧
- 八乙女光
- 薮宏太
旧メンバー
- 森本龍太郎
所属レコード会社はジェイ・ストーム。2007年9月24日結成
活動年数 | 12年 |
累計冠番組数 | 1 |
紅白出場数 | 2回 |
1位シングル数 | 23枚 |
コンサート回数 | 10会場23公演 |
雑感
ポスト嵐の本命その2。活動期間が12年目に突入したベテランアイドル。
紅白出場こそ2回と少ないですが、オリコン1位回数ではSexy Zoneを大きく上回っており、アーティストとしての知名度はSexy Zoneにもひけをとりません。
またメンバーが個々に朝の情報番組や昼の帯番組に定期的に出演しているため、認知度は抜群です。
しかしHey! Say! JUMPも森本龍太郎さんの脱退というトラブルを経験しており、メンバーの結束という点では嵐に及ばない部分が見受けられますね。
NEWS
プロフィール
メンバー
- 小山慶一郎
- 加藤シゲアキ
- 増田貴久
- 手越祐也
旧メンバー
- 森内貴寛
- 内博貴
- 草野博紀
- 錦戸亮
- 山下智久
所属芸能事務所はジャニーズ事務所。所属レコード会社はジャニーズ・エンタテイメント。
活動年数 | 16年 |
累計冠番組数 | 0 |
紅白出場数 | 0回 |
1位シングル数 | 23枚 |
コンサート回数 | 8会場24公演 |
雑感
活動が16年目を迎えるNEWSも根強い人気に支えられています。
2018年のコンサートも24公演をこなし、他のグループとしても遜色ありません。
しかしNEWSは過去に脱退が相次ぎ、9人でスタートしたメンバーも今は4人。
またこれだけの長い活動期間にもかかわらず冠番組を持ったことが無く、紅白歌合戦への出場もなし。
(ちなみに嵐はデビュー2年後には冠番組がスタート)嵐の後釜に座るには実績不足と言わざるを得ません。
KAT-TUN
プロフィール
メンバー
- 亀梨和也
- 上田竜也
- 中丸雄一
旧メンバー
- 赤西仁
- 田中聖
- 田口淳之介
所属芸能事務所はジャニーズ事務所。所属レコード会社はジェイ・ストーム。
活動年数 | 17年 |
累計冠番組数 | 2 |
紅白出場数 | 0回 |
1位シングル数 | 27枚 |
コンサート回数 | 8会場23公演 |
雑感
KAT-TUNも活動開始が2001年とベテランアイドルの部類に入ります。
自身の冠番組も何度か担当しており2018年のコンサート回数も他グループに負けないくらい公演を行っています。
しかし、KAT-TUNも数人の脱退者を出して人数を減らしています。6人でスタートしたメンバーは今では3人。
その後2017年は完全休止期間に入ってしまったため、実績という点ではマイナスといえるでしょう。
脱退したメンバーの中には「ルール違反による契約解除」という素行の悪さを理由に首になったメンバーもおり、一般人から見ると黒いイメージがついてしまっていることは否定できません。
そのせいか長い活動の中で紅白出場は一度も無し。こちらもポスト嵐と呼ぶには難しいかもしれません。
関ジャニ∞
プロフィール
メンバー
- 横山裕(Per. Tp.)
- 村上信五(Key.)
- 丸山隆平(Ba.)
- 安田章大(Gt. Vo.)
- 錦戸亮(Vo. Gt.)
- 大倉忠義(Dr.)
旧メンバー
- 渋谷すばる(Vo. Gt. B.Harp.)
- 内博貴(Vo.)
所属芸能事務所はジャニーズ事務所。所属レコード会社はジェイ・ストーム内自主レーベルINFINITYRECORDS。
活動年数 | 17年 |
累計冠番組数 | 15 |
紅白出場数 | 7回 |
1位シングル数 | 37枚 |
コンサート回数 | 6会場16公演 |
雑感
関ジャニ∞も17年という長い活動年数を誇るグループです。シングルも積極的に発表しておりオリコン一位回数は断トツの37枚!
紅白出場も7回と非常に多く、グループの人気が垣間見えます。また関西のノリゆえにTV向きなのか冠番組数は10以上!
一部番組のリニューアルを含めての数字にはなりますがそれでもこのTV出演数は他のグループを大きく引き離していると言えるでしょう。
しかし関ジャニ∞も脱退者を出しているグループです。古くは内博貴さん、最近では渋谷すばるさんがグループを離れていきました。
特に内博貴さんは未成年飲酒という犯罪行為が原因での脱退であったため、関ジャニ∞のイメージを傷つけることとなりました。
またそのオリコン一位回数の割には2018年の公演数は16と抑えられており、2年後に嵐の後を継ぐのは難しいかもしれません。
ジャニーズwest
プロフィール
メンバー
- 重岡大毅
- 桐山照史
- 中間淳太
- 神山智洋
- 藤井流星
- 濵田崇裕
- 小瀧望
所属芸能事務所はジャニーズ事務所、所属レコード会社はジャニーズ・エンタテイメント。
2014年4月23日に「ええじゃないか」でCDデビューした。関西ジャニーズJr.出身者で構成するグループとしては、関ジャニ∞以来10年ぶりのデビュー。
また「ジャニーズ」を冠するグループ名は初代ジャニーズ以来で、メンバーからの強い要望を受けてジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川が決めたものである。
活動年数 | 6年 |
累計冠番組数 | 2 |
紅白出場数 | 0回 |
1位シングル数 | 5枚 |
コンサート回数 | 8会場34公演 |
雑感
ジャニーズWESTは活動年数こそ6年と短いもののすでに多くの固定ファンを獲得しています。
その証拠に2018年の公演数は34。先輩アイドルグループにひけをとらないコンサートをこなしています。
ジャニーズWESTは7人の結束力が強く、当初4人でデビュー予定だったところ、重岡大毅さんの懸命な直談判により7人でスタートした話は有名です。
まだ若いグループにも関わらず冠番組数は早くも2つ。今後の飛躍が大いに期待できるグループです。
マイナス面はオリコン1位回数が少ないこと。その活動期間ゆえというのもありますが、ジャニーズWESTが発表するシングルは運が悪いのか2位止まりが異常に多いです。
そんな影響もあってか紅白出場は未だに無し。嵐の後を継ぐには今一歩実績不足というところでしょうか。
Kis-My-Ft2
プロフィール
メンバー
- 北山宏光
- 千賀健永
- 宮田俊哉
- 横尾渉
- 藤ヶ谷太輔
- 玉森裕太
- 二階堂高嗣
旧メンバー
- 飯田恭平
ジャニーズ事務所所属。レコードレーベルはavextrax。略称はキスマイ。
活動年数 | 14年 |
累計冠番組数 | 9 |
紅白出場数 | 0回 |
1位シングル数 | 22枚 |
コンサート回数 | 6会場13公演 |
雑感
Kis-My-Ft2も14年と長い活動期間を誇るグループです。
冠番組をいままで9つも担当し、その存在は着実にお茶の間に浸透してきています。
オリコン1位回数も22枚と今回紹介するグループの中ではかなり多い方ですね。しかし、Kis-My-Ft2は紅白出場がいまだに無し。
また去年のコンサートは13公演と他のグループに比べてやや少なめに抑えられていました。
嵐と同じ高みに上るには実績が足りない模様です。
King & Prince
プロフィール
メンバー
Mr.KING
- 平野紫耀
- 永瀬廉
- 髙橋海人
Prince
- 岸優太
- 神宮寺勇太
- 岩橋玄樹(2018年11月から休養)
ジャニーズ事務所所属。旧グループ名はMr.King vsMr.Prince(ミスターキング ブイエス ミスタープリンス)。
所属レコードレーベルはJohnnys’Universe / ユニバーサルJ。愛称は「キンプリ」
活動年数 | 2年 |
累計冠番組数 | 0 |
紅白出場数 | 1回 |
1位シングル数 | 2枚 |
コンサート回数 | 5会場21公演 |
雑感
ポスト嵐のダークホースとみられているのがKing & Prince。2018年正式デビューにもかかわらず同年に紅白歌合戦出場。
その報道は未だ紅白出場の無い他のグループのファンから嫉妬を買うほどでした。
コンサート回数も一年目ながら21公演と優遇されており、多くの関係者から台風の目になるのではないかとみられています。
2018年早くも岩橋玄樹さんがパニック障害で休養してしまったことがマイナス要因であるのとさすがに実績不足であることは否定できないため、この2年間の活躍がカギになりそうですね。
滝沢秀明氏の意向もポイント!?
一部では滝沢秀明さんの意向も働くのではないかともみられています。
2018年をもって芸能活動を終了し、裏方に回る滝沢秀明さんの影響力が今後おおいに発揮されることになりそうです。
そうなれば「鶴の一声」でポスト嵐の座も決まってしまう可能性も…。まだまだ予測がつきませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?各グループについて紹介してきましたがどのグループも個性的でそれぞれの魅力にあふれています。
嵐の座につくのがどのグループかはまだわかりませんが、あくまでもファンのためを思って活動を続けてほしいと思います。
嵐が活動を休止するまでの2年間、各グループの活躍に注目していきましょう!
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