【ドラマ】『大草原の小さな家 シリーズ1』【第16話】『オルソン家の出来事 Family Quarrel』のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!


 

『大草原の小さな家』のあらすじ

カリフォルニアで金鉱が発見されてゴールドラッシュが起き、アメリカに住む人々は、西へ西へと夢を求めて幌馬車で移動していった時代に、『インガルス一家』もまた、家族と家財道具と夢を幌馬車に詰め込んで自分たちの土地を求めて旅をしました。

そしてミネソタ州のウォルナットグローブという小さな町のプラムクリークというところに住むことにしました。

父さんのチャールズ、母さんのキャロライン、姉のメアリー、妹のキャリーとともに、ローラの少女時代を鮮やかな感性で描いたドラマです。

第1シリーズはまだまだインガルス家の子どもたちも幼いですが後半に進むにしたがって、自分たちの考えで行動し始める瑞々しいストーリーが楽しめます。

(『大草原の小さな家』シリーズと放映の詳細については『大草原の小さな家 シリーズ1』【第1話】のネタバレストーリー&感想まとめ!をご参照ください。






『大草原の小さな家 シリーズ1』の役と日本語吹替の声のキャスト

インガルス一家

  • 父 チャールズ:マイケル・ランドン (声:森川智之)
  • 母 キャロライン:カレン・グラッスル(声:小林さやか)
  • 長女 メアリー:メリッサ・スー・アンダーソン(声:清水理沙)
  • 次女 ローラ:メリッサ・ギルバート(声:宇山玲加)
  • 三女 キャリー:リンゼイ/シドニー・グリーンブッシュ(声:佐藤美由希)

オルソン家

  • 主人 ネルスン・オルソン:リチャード・ブル(声:岩崎ひろし)
  • 夫人 ハリエット・オルゾン:キャサリン・マクレガー(声:定岡小百合)
  • ネリー・オルソン:アリソン・アーングリン(声:Lynn)
  • ウィリー・オルソン:ジョナサン・ギルバート(声:れいみ)
  • オルデン牧師:ダブス・グレイグ(声:浦山迅)
  • ハンソン:カール・スェンソン(声:塾一久)
  • ベイカー医師:ケビン・ハーゲン(声:大塚芳忠)
  • 『大草原の小さな家 シリーズ1』【第16話】のストーリー(ネタバレあり)

    『大草原の小さな家 シリーズ1』【第16話】のストーリーを見ていきましょう!
    今回はストーリーを

    • それは卵から始まった
    • そして家出
    • 最後の秘策

    の3部に分けてお話していきます。
    ではどうぞ!




    それは卵から始まった

    ウォルナットグローブ一のお金持ち、雑貨店を営むオルソン一家では猟犬を飼い始めました。


    主人のオルソンの希望です。


    夫人のハリエットはそれが気に入りません。


    そのせいだけでなく、そもそも毎日、喧嘩が絶えません。


    今日も店で主人とハリエットが喧嘩をしているところへ、キャロラインが卵を売りに来ました。


    「今日の卵はあまり良くないわね。いつもの値段では買い取れません」


    もちろん、ただのいちゃもんです。


    キャロラインはハリエットの性格もよくわかっているのできっぱりと「納得できません」と言います。


    しかしハリエットも引かないところへ、とうとう主人のオルソンが我慢できなくなりました。


    「君は根性がねじ曲がっている。君をつないでおけば町はどれだけ平和か。もう我慢はしない。主が誰だかはっきり言ってやる。卵の値段もこれからは私が決める!」


    怒鳴ったオルソンに、ハリエットも怒り、キャロラインが持ってきた卵の籠をひっくり返してオルソンの頭に卵ごと被せて店を出ていきました。


    「インガルスさん。いつもはいくらで卵を買い取っていたか、教えてもらえるかな」


    だらだらと割れた卵の黄身が頭にかかるのもそのままに、オルソンはキャロラインにそう訊ねるのでした。
    家に帰ってチャールズにその話をしたキャロライン。


    チャールズは大笑いです。


    「笑いごとじゃないでしょ!」


    卵がきっかけだったから、と責任を感じるキャロラインですが、「あの夫婦はいつも喧嘩して仲直りの繰り返し。君がいるいないは関係ないよ」とチャールズが言います。


    「口を出せば火に油を注ぐ」


    夫婦なんだからすぐに収まる、と笑いが止められないチャールズでした。


    オルソン家の居間では、気まずい時間が流れていました。


    「良ければ少し話をしたいのだが」


    オルソンがそう言うと、ハリエットは針の手も休めず「どうぞ」と言います。


    オルソン曰く、自分たちのこと以外のことも考えなくてはならない、と話します。


    子どもたちのこと、


    店の仕事もおろそかにできないこと、


    町の中での立場もあるということ。


    「私たち夫婦は、町の人から尊敬され、賞賛されないと」


    「・・・まあ、そうね」


    返事が返ってきたことに、ハリエットの態度が軟化したと見たオルソンは、「君ならわかってくれると思ったよ」と自分も柔らかくなります。


    「その気になれば、なんだってできるわよ?」


    「じゃあ、これで仲直りだ。今日は私も言い過ぎたよ。たとえ事実でもね」


    「事実?」


    風向きの悪くなりそうな予感を察したオルソンが少し焦りながら言いつくろいます。


    「事実というか、きみはいつもがみがみいうじゃないか」


    「がみがみいうには理由があるとは思わないの」


    「理由もなにも・・・。きみは人を遣り込めるのが好きじゃないか。何か気に入らないと意地悪になってがみがみ言うだろう?」


    「それは事実ではありません! 違う!」


    「事実だ! 口うるさい!」


    とうとうハリエットも我慢できなくなりました。


    そういうあなたは男としてどうなのよ。


    やる気なし、


    度胸なし、


    泣き言言うくせに頑固なマヌケ!


    ハリエットは居間を出て行ってしまいました。


    インガルス家ではキャロラインがチャールズに「ネリーとウィリーをしばらく家で預かりたい」と言い出します。


    「いいけど・・・なんのために?」


    キャロラインは、夫婦がふたりきりになれば、少しは仲良く話し合いができるのではないかと考えているのでした。


    「まかせるよ」とチャールズはキャロラインにおやすみのキスをしながら言うのでした。


    「明日も店に卵を持っていくのかい?」


    灯りを消してからチャールズがそう訊ねます。


    「もちろんよ」


    チャールズは思い出し笑いを始め、止められなくなりました。


    「ゆで卵にしといたらどう?」


    これにはキャロラインも思わず吹き出すのでした。




    そして家出

    翌朝、オルソンの店からはよそ行きの格好をして、スーツケースを持ったオルソンが犬を連れて出てきました。


    「おはようございます」


    登校してきたローラとメアリーがオルソンとすれ違い、挨拶をしますが、オルソンは会釈を返すだけでそのまま行ってしまいます。


    そしてウォルナットグローブの町にあるホテルに入って行ってしまいました。


    学校が終わって帰宅するなり、メアリーとローラはチャールズとキャロラインに口々に報告します。


    「大変。オルソンさんが家出した!」


    「荷物を持って、犬を連れてホテルへ行ったの。見たの」


    「ネリーとウィリーがお父さんがいないって・・・」


    チャールズは娘たちを黙らせて、まずはコートを脱ぐように、そして子供部屋の屋根裏へ行って宿題をするように、と命じます。


    放っておけないわ、と心配するキャロライン。


    「ホテルは店の目と鼻の先だ。心配いらないよ」と言ってチャールズは仕事に戻ってしまいました。


    オルソンはホテルから自分の店へ出勤するようになりました。


    店の中では開店準備中もハリエットとオルソン、口もききません。


    店を開けると、お客がどっと入ってきました。


    チャールズとキャロラインも連れだってやってきました。


    「やあ、元気?」


    チャールズが倉庫のオルソンに声を掛けます。


    「大繁盛だね」


    「みんな野次馬さ。・・・私は笑いものだ」


    元気なく肩を落として言うオルソンに、チャールズも真剣な顔で「みんな心配してきてるんだよ」と言います。
    じきに解決するさ、と元気づけるチャールズ。


    オルソンは「だといいがね」と大きくため息をつきました。


    店内ではキャロラインがハリエットにレースを見せてもらっていました。


    「いい品だわ。お値段も手ごろで」


    キャロラインはハリエットにそっと訊ねます。


    「疲れているのでは? ・・・もしよければ、ネリーとウィリーを一晩くらいお預かりしましょうか」
    息抜きになるかも、と添えて。


    ハリエットはキャロラインの厚意に、最初こそ戸惑っていましたが、小さな声で礼を言います。


    「お気持ちだけいただいておくわ・・・」


    そういってさっさと他のお客の対応に行ってしまいました。


    店の外に出たキャロラインとチャールズは互いに報告し合います。


    「ネリーたちを預かる件は?」


    「受け入れそうになったんだけど・・・折れないのよ」


    「こっちもだ」


    日曜日の教会でも、オルソンはハリエットと子どもたちとは離れて座っていました。


    「真ん中に寄ってもらえるとありがたいんですが」


    礼拝の後、オルデン牧師がハリエットとオルソンを残し、間を取り持って話し合いをさせようとします。


    「考えてみてください。あなたたちは町の尊敬を集めている。お子さんを愛しているでしょう? お互いも愛し合っている。愛し慈しみあい、互いを敬うのです」


    かつて結婚の誓いをしたでしょう?と二人の手を取って握らせるのですが、互いの顔を見ているうちに二人とも怒りがこみ上げてきます。


    「家出なんてして私に恥をかかせたのよ!」


    「私が悪いのか! がみがみ女!」


    「聞きましたでしょ! こんなひどいことを言うのよ!」


    「本当のことを言ったまでだ!」


    ハリエット、怒って退場。


    「お互いを許す心を持って!」とオルデンは言いますが、「許す? そんなことを言うなら、牧師さま、一緒に暮らしてみるんですな、あんな女と!」と言ってオルソンも退場。


    オルデン牧師はあっけに取られてしまいました。


    ぷりぷり怒りながら右と左に別れて行く夫婦を、町の人たちは黙って見つめるのでした。


    次はDr.ベイカーの番です。


    体だけでなく心も健やかに保つのが医者の役目、と言い、ハンソンにこんなことを持ちかけます。


    戦闘意欲を無くさせるため、と言って、オルソンにやきもちを焼かせてみる、とか。


    「自分のものだと信じて疑わない妻が、誰かに口説かれているのを見たら?」


    それはいいが誰があの嫁さんを口説くかな、と呆れるハンソンに、おまえだ、とベイカーがそそのかします。


    「芝居だよ」


    「冗談じゃない!」


    「では処置なし、だ。後で泣きつくなよ」とベイカーが言うと、ハンソンはなぜ俺が泣きつかなくちゃならないんだ、と詰め寄ります。


    「夫妻が別れてオルソンの店がつぶれる。町中みんな、ツケを精算するから手持ちの金がなくなる。そうなると、治療費も、材木代も払えない。俺はよその街で開業すればいいだけだが、おまえの製材所は動かせないなあ」


    ハンソンは結局、ベイカーに乗せられて、花を手にハリエットのところへ向かう羽目に。


    ところがそれが裏目に出ます。


    インガルス家にぷりぷりと怒って帰宅してきたキャロライン。


    「男の人って信じられない!」


    チャールズが訳を聞くと、「悪いのはベイカー先生よ」と言います。


    「ハンソンさんをたきつけてオルソンの奥さんを口説かせたの。どうせだんなさんにやきもちを焼かせて取り戻しにこさせようって言うんでしょ」


    奥さんはそれでどうしたのか、とチャールズが訊きます。


    「あの人だってバカじゃないわ」


    ハンソンの行動にショックを受けたハリエットは、ハンソンの頭から小麦粉をかけたのだとか。


    「卵切れか!」


    チャールズはどこまでも茶化したいようですが、キャロラインは真剣な顔で言います。


    「子どもたちとウォルナットグローブを出ていくって。東部へ戻るそうよ」


    店にいた客全員で、笑い話に変えて終わらせようと説得したけれど、大勢の前で恥をかかされたと思ったハリエットはもう我慢がならなくなったのです。


    ローラとメアリーは寝る前に、ネリーがその日元気がなかったこと、子どもたちの間でもオルソン夫妻の喧嘩はからかいの種になっていることを話します。


    相変わらず嫌な態度を取っているウィリーにも、明日は優しくするようメアリーはローラに諭します。


    「父さんが、嫌なことを言う人は心がつらいんだって」




    最後の秘策

    翌朝、引っ越しのことをキャロラインから聞いたメアリーとローラは、オルソンの店に走っていきます。


    「ネリー、本当に引っ越しちゃうの?」


    「ママはそう言っている」


    子どもながらに何もネリーに行ってあげられず苦しい表情のメアリー。


    「ときどき喧嘩もしたこともあるけど、私たち、友だちよね」とメアリーがネリーに声をかけると、ネリーは俯いたまま「誰よりもいいお友だちよ」とこぼします。


    オルソン家の3人の淋しい夕食ではネリーもウィリーもほとんど食が進みません。


    同じ頃、ホテルの一室でもオルソンは淋しくひとりベッドの上で、猟犬のハッピーの背を撫でるばかりでした。


    とうとう別れの前の日。


    子どもたちは先に子どもたちの別れをしに家を出ていくのを見送ると、チャールズはキャロラインを呼び止めて「相談がある」と言いました。


    「あの夫婦はそれなりにうまくやっていた。夫は奥さんにそう不満はなかったはずだ」


    「時々はちゃんと夫を立てていたしね」


    チャールズには何か考えがあるようです。


    キャロラインは細かい刺繍を施したテーブルセンターを餞別に、とハリエットに持っていきます。


    ハリエットは刺繍の美しさを褒め、そして、これまでいろいろいがみあったこともあったが、優しくしてくれてありがとう、と礼を言います。


    「水に流しましょう」


    キャロラインがそういって荷造りを手伝い始めました。


    「大変なことだと思うけど、別れるのはいい判断だったと思うわ。遅かれ早かれこうなっていた」


    キャロラインはそこからオルソンの悪口を言い連ねます。


    うちでは奥さんに同情してるのよ、


    だってほら、オルソンさんは理想的な旦那様とは言えないから、


    普段は温厚そうだけど、急に意地悪、そして怒鳴る、


    ああいう人は父親としてもどうなのかしら、


    あの店は奥さんで保っていたようなものよ。


    釣りや狩りで多少の獲物を持って帰ってきたからと言って、泥だらけのブーツで家の中を歩くことを非難し、狩りの後の姿はみすぼらいいと言い、薄ら笑いを浮かべると嘲る。


    ハリエットが「でもね」と反論を挟みます。


    男には多少の趣味は必要だ、と。


    「それに、いい父親とは言えないまでも、あの人、子どもたちのことが心底好きなのよ」


    散らかすのは男だから仕方ないと言い、商売も意外と才覚があると言い、ハリエットは思い出し笑いを始めます。


    「そうそう。掃除機の取引があってね。上手く出し抜いて。あの相手の顔・・・おかしかった!」


    泣きながら笑うハリエット。


    一方、チャールズはオルソンと話します。


    「これでようやくけりがつく」


    口うるさい女房はごめんだ、


    女房っていうのは奥さんみたいに出過ぎちゃね、


    大事にし過ぎて図に乗ったんだ、


    町の人はみんなそう思ってるよ、


    あの店だってあの人じゃ切り盛りできないさ、


    商才はない。


    そこまで言われるとオルソンもつい、「いやいや。あれは商売人だ。数字に強い。安産では到底適わない。尊敬する・・・」と遠くを見つめて言うオルソン。


    ハリエットはキャロラインに言います。


    「私は一緒にいて楽な人間じゃないし、小うるさいし、あの人、気が小さいけど、優しくておとなしいのは男だと弱さだと誤解される」


    オルソンのほうもチャールズに言います。


    「あいつには敵もいるが、友達もたくさんいるんだ。気難しく見えるのは弱さを隠してるからだ。チャールズだって、それはわかるだろう? 根はいいやつなんだ」


    でも口うるさい、とチャールズが反論すると、オルソンは「私は一緒にいて楽な人間とは言えない。片付けもできないし」と反省の色も濃く話します。


    「鴨狩りに行って帰ってきたときなんか、泥だらけのブーツであいつがきれいにした床をびしょぬれにした。・・・怒って当然だよ」


    にゃにやしながらオルソンの告白を聞くチャールズに、オルソンは言います。


    「チャールズ。どうかしてたよ。あいつを愛している」


    わかってる、とチャールズは言います。


    オルソンは迷うことなくまっすぐに自分の店に向かって歩き出しました。


    「ハリエット。私がバカだった」


    店から中へ入ったオルソンは、喧嘩をしながらもずっと愛していた、とハリエットに告白します。


    「言いたいことはあるかな?」


    「私、あなたを探して、全く同じことを言おうと思っていたの」


    ハリエットの口からも、愛しているわ、と告げられます。


    固く抱き合うふたりを見て、涙ぐむキャロラインは、そっとオルソンの家から出ていきました。


    数日後、卵を売りにきたキャロライン。


    にこやかにハリエットと挨拶を交わし、カウンターでオルソンに卵を見せます。


    「これはいい卵だ。最高値で・・・」


    「ちょっと待ってちょうだい」


    ハリエットが代わって卵を確認し始めます。


    「いつもの値段で」


    「売値を上げたのに買値はそのままか」


    「あなたは関係ないでしょ。自分の仕事は?」


    「この店のことで私に関係ないことはない」


    卵の買い取りがどうとか、生地の仕入がどうとか、「いつもの」喧嘩が始まります。


    いつまでも止まない喧嘩に、キャロラインは卵の籠をそっとふたりから遠いテーブルに置き、「卵代はツケで」と言って店を出ていきました。


    店の外へ出るとチャールズが「ご両人はどうだった?」と訊きました。


    「いつもの通り。元通りよ」


    「それを聞いて安心した」


    チャールズの馬車が出発し、オルソンの店からはハッピーがのそのそと逃げ出してきました。





    『大草原の小さな家 シリーズ1』【第16話】の感想および考察

    オルソンはキャロラインにちょっと見惚れたりするようなシーンがこれまでにもあったのですが、もしかして、ハリエットも心の中では筋骨たくましくおおらかなチャールズにちょっと憧れを抱くようなこともあったりするのでしょうか。


    いつもいつも何かに張り合うかのように強気でとげとげしく人に接していたハリエット。


    キャロラインから心配してもらって、子どもたちを預かりましょうかと言われたとき、ハリエットは困惑からやがて表情から棘が抜け、そして淋しさの中に嬉しさを見たような複雑な笑顔を見せてキャロラインに手短に礼を言います。


    すぐに他のお客の接待に行ってしまったのは、恐らくこのままキャロラインと対峙していると間違いなく泣いてしまうと思ったからだと思うのです。


    そしてとうとう明日にはウォルナットグローブを出ていくという日、お餞別を渡しにきたキャロラインにうっかり心を開いてしまうわけです。


    そこでキャロラインがオルソンの悪口を言い始めるものですから、ハリエットもこれまたうっかり、夫の味方に寝返るという始末。


    同時にオルソンと腹を割って話そうと見せかけ、オルソンにハリエットの悪口を言い始めるチャールズ。チャールズとキャロラインの息の合った作戦というわけですね。


    子どものころはハリエットが苦手で、どうしていつもこんなにとげとげしいんだろう、オルソンさんはどうしてこんな女性と結婚しちゃったんだろう、と思ったものですが、やはりこの年になると、オルソンやハリエットと一緒になって「あの甘い幸せに包まれていたころ」なんてものに思いを馳せる気持ちにもなれるものです。


    ハリエットが恐らく子どもの頃から勝ち気で勉強のできた、そしておそらく今で言うツンデレな女の子で、どうやってかオルソンと出会って彼女なりの恋をして、きっとなんとかオルソンの尻を叩いてプロポーズをさせ、しぶしぶOKするような形で恋を成就させたんだろうなあ(←完全な妄想です)なんて考えてしまうわけです。


    ラストで猟犬のハッピーが夫婦が喧嘩している店から出ていくのが傑作です。


    「夫婦喧嘩は犬も食わない」――ずばり同じ言い回しの英語の格言は聞いたことはないのですが、日本人が見ると、どうしてもこのことわざを思い出しますよね。


    ハリエットを演じたキャサリン・マグレガーは昨年、93歳で亡くなられたとのことですが、ローラ役のメリッサ・ギルバートは彼女のことを、ドラマの外では面倒見のいい人で、彼女からはたくさんのことを教わった、と述べ、「卑しむべきキャラクターでも心を込めて演じられる、類まれな才能を持つ女優だった。ハリエット・オルソンという役は、ファンたちの愛すべき嫌われ者だったわね。完璧なかたき役だったわ」とSNSで讃えたそうです。


    私の中で、「ハリエット」と「ネリー」という名前は、すっかり意地悪な女性の名前に定着してしまいました。


    往年の名作少女漫画『キャンディキャンディ』のイライザと同列ですね(笑)。


    世界中のハリエットさんとネリーさん(とイライザさん)、ごめんなさい。


    前話はこちら!

     
    第17話はこちら!
     


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