【ドラマ】『大草原の小さな家 シリーズ1』【第8話】『オルガの靴 Town Party, Country Party』のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!


 


 

『大草原の小さな家』のあらすじ

カリフォルニアで金鉱が発見されてゴールドラッシュが起き、アメリカに住む人々は、西へ西へと夢を求めて幌馬車で移動していった時代に、『インガルス一家』もまた、家族と家財道具と夢を幌馬車に詰め込んで自分たちの土地を求めて旅をしました。

(『大草原の小さな家』シリーズと放映の詳細については『大草原の小さな家 シリーズ1』【第1話】のネタバレストーリー&感想まとめ!をご参照ください。






『大草原の小さな家 シリーズ1』の役と日本語吹替の声のキャスト

インガルス一家

  • 父 チャールズ:マイケル・ランドン (声:森川智之)
  • 母 キャロライン:カレン・グラッスル(声:小林さやか)
  • 長女 メアリー:メリッサ・スー・アンダーソン(声:清水理沙)
  • 次女 ローラ:メリッサ・ギルバート(声:宇山玲加)
  • 三女 キャリー:リンゼイ/シドニー・グリーンブッシュ(声:佐藤美由希)

オルソン家

  • ネルスン・オルソン:リチャード・ブル(声:岩崎ひろし)
  • ハリエット・オルソン:キャサリン・マグレガー(声:定岡小百合)
  • ネリー・オルスン:アリソン・アーングリン(声:Lynn)
  • ウィリー・オルスン:ジョナサン・ギルバート(声:れいみ)
  • 三女 キャリー:リンゼイ/シドニー・グリーンブッシュ(声:佐藤美由希)

他キャスト

  • オルガ:キム・リチャーズ(声:白石涼子)
  • オルガのおばあさん:マーヤ・ヴァン・ホーン(声:竹口安芸子)
  • オルガの父さん:ジャン・マーリン(声:木下浩之)
  • クリスティ:トレイシー・サベージ(声:和多田美咲)
  • キャシー:ミシェル・クリスティ(声:櫻庭有紗)

ほか女の子たちの声の出演

  • ローズマリー:大津愛理
  • ヘレン:岡本沙保里
  • ジェーン:種市桃子
  • マーガレット:佐伯美由紀

    『大草原の小さな家 シリーズ1』【第8話】のストーリー(ネタバレあり)

    『大草原の小さな家 シリーズ1』【第8話】のストーリーを見ていきましょう!
    今回はストーリーを

    • ネリーの誕生パーティ
    • オルガの足
    • オルガの奇跡

    の3部に分けてお話していきます。
    ではどうぞ!




    ネリーの誕生パーティ

    学校で女の子たちがかけっこの組み分けをしています。


    そっちは4人なのにこっちは3人よ


    オルガを入れればいいじゃない


    階段に腰かけているオルガはそっと足をスカートで庇います。


    いいわ。私が一人で2回走れば勝てる


    ローラはそんな言葉でオルガを自分の組に入れず、かけっこの勝負をすることを宣言しました。


    次第に外野の応援も増えますが、オルガはそっと階段をひとり、上がっていきます。


    片足を引きずりながら。


    下校時、やはりオルガはひとりで足を引きずりながら帰ります。


    オルガは生まれつき足が悪いのです。


    川でザリガニを獲ろうとしていたローラは「母さんが呼んでる」とメアリーに呼ばれます。


    家に帰ると母さんのキャロラインが料理をしていました。


    オルソンさんに、明日ネリーの誕生日だから来てくださいって。パーティに呼ばれたのよ!」とキャロラインは言いますが、ローラは浮かない顔。


    行かなきゃだめ?


    だってネリーなんだよ、とその理由を言うローラに、キャロラインは「招待してくれただけ優しいと思わない?」と言います。


    自分だけ呼ばれなかったらどんな気分?


    もっといやな気分・・・


    わかったなら、行ってお祝いを言ってあげなさい、とキャロライン。


    プレゼントは花を摘んで花束にすることにします。


    食事のとき、誰もチャールズにネリーのパーティの話をしないので、キャロラインが話を振ります。


    明日、ネリー・オルソンの誕生日パーティに呼ばれたの。今から楽しみ」とメアリーが言います。


    ネリーはいっつも家のことを話すの。床にはじゅうたんが敷いてあって、レースのカーテンがあって。ネリーの家にはなんでもあるの


    無いものもあるぞ


    母さんの作る焼きりんご。


    食いしん坊の小さな妹。


    ネリーはいつもお金持ちをひけらかすので、チャールズとキャロラインは少し苦い顔をしながらも、自分が持つものへの幸福を話すことを忘れません。


    パーティの朝、インガルス家ではローラがたらいで水浴びをしていました。


    リボンとドレスを用意したわ、とキャロラインがローラを家の中へ連れていっている間に、たらいの中には末娘のキャリーと犬のジャックが。


    キャロライン、見てごらん。大変なことになっている


    チャールズに呼ばれてたらいの中の娘と犬を見て叫び声をあげるキャロラインに、チャールズは「これでキャリーも、服も、一度にきれいにできる」と笑います。


    オルガも出かける支度をしていました。


    ほつれた袖をおばあさんに縫ってもらっています。


    考えたんだがな、やっぱり、家にいたらどうだ?


    オルガの父さんは、オルガがパーティに行くことが気がかりです。


    だって、パーティよ。ケーキが出るって言ってた


    みんなで遊ぶの、と言うオルガに、かけっこか、と心配するオルガの父さん。


    座って見ているから大丈夫」とオルガは言い、おばあさんに礼を言って出かけて行きました。


    年老いた母とふたりきりになったオルガの父さんは、オルガが学校へ行くことに反対していることを言います。


    勉強は大事よ。同じ年頃の友達も


    そういう老母に、


    鶏が群れの中に1羽だけ違う鶏を見つけたらどうすると思う? 殺すんだ。よってたかって突きまわす。死ぬまでな


    と息子は冷たく言います。


    ネリーの家に着いたローラとメアリーは、早速家の中へ。


    ふかふかのじゅうたん、豪華なカーテン、レースのカーテンもかかっています。


    そして柱時計が時を知らせ、メアリーとローラは口を開けてその豊かさに驚きます。


    弟のウィリーや先に来た子どもたちと遊んでいたネリーが、メアリーとローラ、クリスティを出迎えます。


    メアリーとローラが花束を渡し、クリスティが自分で作ったぬいぐるみをプレゼントだと言って渡すと、ネリーは一瞥して、それらをポイと棚の上に放り出すのでした。


    今、遊んでるの


    そう言うと、また、遊びの輪に戻っていきました。


    気に入らなかったのね


    クリスティが言うと、メアリーが「遊びに夢中なのよ」と慰めます。


    ネリー。誕生祝いの人形をみんなに見せたら?」とネリーの母・オルソン夫人が言います。


    女の子たちは人形と聞いて顔を輝かせますが、


    いいけど。みんな、触らないでよ」とネリー。


    大きな抱き人形を取り出してきて、「寝かせると目を閉じるの。立たせると目が開く。ドレスはシルクよ。ペチコートも履いてるの。フリルは本物のレースなんだから」と自慢します。


    思わず手をのばしたローラに、ネリーが「触らないでよ!」とローラを突き飛ばします。


    レースにローラの指が引っかかって、人形のドレスが破れました。


    わざとやったのね。悔しいんでしょ。自分はこんな人形、一生持てないからって。ローラなんか呼ぶんじゃなかったわ


    一応ネリーをたしなめるオルソン夫人ですが、人形のドレスの破れ具合を見て大げさにため息をつき、「自分のものじゃないんだから、触るときはもっと気を付けないとね」とローラに言います。


    そして、家の中にはいろいろ壊れ物があるから、外で遊んできたら、と子どもたちを外へ追い出します。


    外へ出たローラですが、さっき、ネリーに突き飛ばされたときに足首をひねったようで、片足を引きずっていると、一番最後に出てきたオルガに助けられます。


    気を付けて。あっちで階段に座っていよう


    自分が怪我をしたせいか、オルガとふたりきりになったせいか、ローラは「ひとつ聞いていい?」と訊いてみることにしました。


    私の足のことでしょ


    いつからそうなったの?


    ・・・生まれたときから


    ローラはオルガに、「ゆっくりでいいから水車のところまで行って、蛙をつかまえよう」と誘います。


    オルガは目を輝かせてローラの誘いに従いました。




    オルガの足

    パーティから帰ったオルガは、おばあさんと父さんに、楽しかったと報告します。


    じゅうたんに、カーテンに、父さんくらいもある時計があったわ。


    ケーキを食べ、クッキーを食べ、オルソンの店のキャンディを食べ・・・。


    みんなと遊んだか?」という父さんの問にも、「遊んだ!」と笑顔で答えます。


    誰も笑わなかったか。意地悪は?


    ううん。全然


    しかし父さんはどんどんオルガを追求します。


    嘘だ。ひとりで端に座ってたんだろう!


    オルガはローラと一緒におしゃべりをした、と言います。


    あの子はとってもいい子。ローラ・インガルス


    しかし、ローラが足を挫いて、ふたりで話をした、と言うと父さんは喜びませんでした。


    そういうことか


    だけど私は楽しかった、友達もできた、というオルガ。


    でも父さんは「友達はひとりだ」と悲しそうに言いました。


    ローラの怪我は2,3日は学校も行けないほどでした。


    ねえ、今度はうちでパーティを開くのはどうかしら


    キャロラインがチャールズに持ちかけます。


    いいアイデアだ、とチャールズが言うと、屋根裏からガタンと物音がしました。


    ネズミがいるようだな。・・・起きてるなら出ておいで


    ローラとメアリーが階段の上から顔を出します。


    誰も誕生日じゃないのに、なんのパーティ?」と質問するローラに、チャールズは「理由のないパーティなんて、サイコーだろ!」と言います。


    誰を呼ぶか、私たちで決めていい?


    とメアリーが言うのにキャロラインがOKを出して、ふたりの友達の名前を数え上げます。


    クリスティに、キャシー、新しいお友達のオルガ?


    それに、ネリー


    最後にキャロラインは付け加えます。


    それが礼儀でしょ


    キャロラインが言いました。


    寝床に入ってからも、メアリーとローラはなかなか寝付けません。


    私たちのパーティ! 私たちのよ!


    メアリーがオルガと話をしながら下校しています。


    パーティにオルガも来てくれるでしょ、と言うと、父さんに聞かないとわからない、という答えが返ってきます。


    メアリーが、来てくれないとローラもがっかりする、と言い、招待した子たちの名前を話します。


    あ、あと、ネリーも。ローラは嫌がってるけど


    でもちゃんと招待してあげたんでしょ


    そしてオルガは、とても意外なことを言いました。


    だってネリーは可哀想な子だもの


    町一番のお金持ちなのにどうしてネリーが可哀想なのか、というメアリーに、オルガは「でも、心はちっとも幸せじゃない」と言います。


    オルガ、それってどういうこと?


    おばあちゃんが言ってる。幸せかどうかは顔に出る、って


    メアリーは少し考えて、「なるほどね」と言いました。


    そんなふうに考えたこともなかった。


    ネリーが可哀想に思えてきた・・・少しね。


    メアリーには、オルガのおばあさんが言わんとすることがわかったようです。


    メアリーが「みんな来てくれるって!」と大声で言いながら帰宅しました。


    ローラは学校を休んでいるので、チャールズが仕事をしているのを傍らで眺めています。


    パティの蹄鉄、また直しているの?


    チャールズが「パティの左前脚が少し曲がっているから、蹄鉄でほかの脚とそろうように調整するためだ」と教えます。


    それを聞いたローラは「どうして足の長さが違ってしまうのか」とチャールズに訊ねてみました。


    事故でもなく、生まれたときから足の長さが違う、オルガのようなことがどうして起こるのか、とローラが言います。


    不公平だと。


    そこは、父さんも納得できるような答えは出せないな


    生まれつきに理由はない、だけど、そういう人たちはほかの人にはない才能を持っている、チャールズはそうローラに話します。


    オルガはめそめそしないの


    それは才能だ。とっても広い心を持っているみたいだね


    心は足より大事でしょ?とローラが嬉しそうにチャールズに言います。


    ネリーのパーティ以来、仲良くなったオルガのことばかりローラは話すのでした。


    ネリーのパーティのとき、水車のところで、下に板があればオルガはまっすぐに歩けた」と話すローラ。


    短いほうの足も、板で段差があるところでは支障なく歩けたのだ、と。
    それを聞いたチャールズは何か思いつきました。


    チャールズがオルガの家へ訪ねてきます。


    オルガのお父さんに話がしたい、と言うチャールズを、おばあさんが案内します。


    しかしオルガの父さんは、チャールズが挨拶をしようが、話を始めようが、仕事の手を休めようともしません。


    気を悪くしないで聞いてくれ


    チャールズは、自分の家の馬の脚が一本短いこと、それを蹄鉄の厚みで調整して普通に歩けるようにしてやれること、そして、オルガの靴を自分に作らせてもらえないかということを話しました。


    しかしオルガの父さんは、オルガの脚は生まれつきで、オルガもそれを受け入れている、と言います。


    神は自ら助くるものを助く、と言う


    チャールズがそう言っても、オルガの父は、娘は父親の自分が助ける、ほかの誰の助けも要らない、と言い張ります。


    チャールズはそれでも引き下がらず、遠くでひとりで遊ぶオルガの姿を見つめながら、「みんなが走る姿を見ているしかないオルガは、それでも幸せそうだが、靴があればみんなと走り回れるかもしれない」と説得しますが、結局、オルガの父さんは一向に心を開かないまま、チャールズは諦めたのでした。


    自分の家へ帰ってきたチャールズは、キャロラインから「靴が作れればオルガは普通に歩きやすくなるのか」と訊かれます。


    やってみないとわからないが、試してみる価値はあると思う」とチャールズは答えますが、オルガの父親がOKと言わないから、勝手にはできない、とため息。


    そこへ、おばあさんに手を引かれてオルガがやってきました。


    ちょっとお話できます?


    おばあさんがチャールズに話しかけました。


    オルガがキャロラインと家の中へ入っていくと、おばあさんはチャールズに語り始めました。


    オルガの父親はオルガのことを愛していること、


    オルガの母親が亡くなってから、ずっと一緒にいること、


    学校にも行かせたがらないくらい、オルガのことを強く守ろうと思っていること。


    そして、


    息子はオルガの周りに壁を築こうとしている、傷つかないようにね。でもそれは間違っている。私たちが死んでしまったら、あの子は独りっきり


    ここへは、ふたりだけで内緒で来た、とおばあさんは言い、オルガの靴をチャールズに手渡しました。


    靴を作ってやって


    靴を履いて立つオルガの足の下に、板を一枚ずつ挟んで様子を見ながら、チャールズが高さを決めます。




    オルガの奇跡

    そしてインガルス家のパーティの日、オルガは早めに支度をして出かけようとします。


    まだ昼前じゃないか


    早めに行ってパーティの支度を手伝う約束なんだよ」とおばあさんがオルガを送り出します。


    もちろん、早く行くのは、別の目的があったから。


    オルガはチャールズが作った特別製の靴を履かせてもらい、そっと歩いてみます。


    片足だけ厚底に仕上げた靴はオルガをとても歩きやすくしてくれました。


    オルガは感極まって、チャールズに抱きつきました。


    外へ行って練習しよう。みんなが来る前に


    オルガを連れてローラたちが外へ出ていきます。


    奇跡だわ、と喜びの声を残して。


    女の子たちがやってきました。


    ネリー! 普段着で来てって言ったのに


    ひとり着飾っているネリーにローラが言うと、「田舎のパーティでもこれくらいはね」と、ネリーはいつものネリーです。


    女の子たちが屋根裏部屋を見に行ってしまったので、ローラはオルガに耳打ちします。


    みんなが屋根裏にいる間に、外へ出て。さっきの場所まで行って、それでみんなで三角ベースをするの。思いっきり打って走ってみせるのよ


    屋根裏からオルガが外へ歩いて行ったのを見届けて、ローラは「外で遊ぼう」とみんなに誘いを掛けます。


    そして、三角ベースボールをするのに、ネリーとローラでチームのメンバーをひとりずつ取っていきます。


    オルガ


    ローラは自分のチームに、まっさきにオルガの名前を呼びました。


    負けたときの言い訳にするのね」とネリーが言いますが、「負ける気、ないんだけど」とローラが笑顔で答えます。


    トップバッターに指名されたオルガが、ボールをヒットさせます。


    オルガはベースを回って素早くホームへ戻ってきました。


    みんながオルガを囲んで驚くやら喜ぶやら。


    ローラのお父さんが靴を作ってくれたの


    ネリーだけが、自分が話の中心でないことに腹を立て「三角ベース、やるんでしょ!」と怒鳴りました。


    みんな、よく打って、よく走りました。


    ボールを追いかけさせられてへとへとのネリーは、オルガがみんなの中心で楽しそうにしているのが癪でたまりません。


    そこで、「今日は暑いから、水に入って遊びましょう」と言い出します。


    水遊びをするには靴を脱がなくてはなりません。


    ローラはネリーの狙いがすぐにわかり、反対しますが、ほかのみんなはネリーの思惑には気づかず、池へ行ってしまいます。


    私も残る


    淋しそうなオルガの隣でローラがそう言います。


    いいの。ローラも行って。みんな待ってる


    私なら大丈夫、ここで待ってる、と言ってオルガはローラを池へ送り出します。


    そして一人残ったオルガは、三角ベースを走ってみるのでした。


    池へ行ったローラは、ドレスが濡れるのを嫌がっているネリーを見て、悪戯を思いつきます。


    この丸太のところだけは来ちゃだめよ


    私の秘密の場所だから、とローラは勿体ぶってネリーに行って聞かせます。


    当然ネリーは興味津々で、「私の勝手でしょ」と「秘密の場所」へ近づこうとします。


    ローラは「ネリーは大事な友達だから特別よ」と言って、丸太の傍までネリーに近づくよう言いますが、


    大変、ネリー、出てきた! はさみで足の指を千切られちゃう


    ザリガニがそこにいることがわかっていたローラはネリーを脅かします。


    慌てたネリーは踵を返して逃げますが、滑って池の中で転んでしまいました。


    オルガの家では、オルガの靴が1足無くなっていることに気づいた父さんが、おばあさんを責めていました。


    インガルスに渡したんだな


    そうだよ! いけないかい!?


    オルガの父さんは飛び出していきました。


    そしてインガルス家へやってきます。


    インガルス。おせっかいは断ったはずだ


    怒りを滲ませた声でオルガの父さんはチャールズに言います。


    そしてチャールズに掴みかかっていきました。


    そこへ女の子たちが池から戻ってきて、オルガも一緒にはしゃぎまわる声がします。


    オルガが鬼!


    みんなと一緒に、みんなと駆け回るオルガ。


    オルガは父さんを見つけて駆け寄ってきます。


    父さん、今の見てた?


    ・・・見てたよ


    オルガは「見ててね」と言って、またみんなの輪の中へ戻っていきます。


    オルガの父さんは信じられないという顔でオルガを見つめ、そしてチャールズの顔を見ました。


    チャールズもまた、オルガが走る姿を見て、オルガの父さんに頷くのでした。


    こんな楽しいパーティ初めてです


    みんなが笑顔の中、ネリーだけが「私はザリガニに足の指を千切られそうになったわ。ごきげんよう」と言ってお辞儀をして帰っていきました。


    チャールズは怖い顔をしてローラを見ます。


    なんでネリーが足の指を千切られるなんて思ったんだ?


    ローラはバツの悪そうな顔をしながら「みんなを途中まで送って行きたいんだけど」とチャールズに許しを請います。


    行っておいで


    苦笑しながら言うチャールズ。


    女の子たちはみんなで丘へ向かって歩き出しました。


    みんなと一緒に帰ってもいい?


    オルガが自分の父さんに訊ねます。


    オルガが行くのを許して、オルガの父さんはチャールズに謝りました。


    おふくろにひきかえ、オレはバカだった


    ・・・まったくだな


    チャールズはオルガの父さんの肩に手を回しました。




    『大草原の小さな家 シリーズ1』【第8話】の感想および考察

    この回はドラマ中でも人気の高いエピソードです。


    幸せって何?」という素朴な、だけど答えるのが難しい疑問。


    オルガはメアリーと話したときに、「ネリーは可哀想な子だ」と言います。


    これはオルガのおばあさんの受け売りなわけですが、オルガのおばあさんは「幸せは顔に出る」と言っていると言います。


    そしてメアリーはネリーの顔を思い浮かべてみて、「わかる」と言うのです。


    それは恐らく、いつも人に優位性を誇り、人を見下すネリーの表情を思い出したのでしょう。


    確かに、ネリーは父親の商売のおかげで町では一番のお金持ちの娘です。また、親も甘やかしているらしく、叱られて自分の希望がかなわないという経験はほとんど無さそうです。


    しかし物質に恵まれて暮らしているネリーが、ある日から突然貧乏になったときに、親の愛があるから幸せ、という精神性の幸福へ簡単にたどり着くことはできないでしょう。なぜなら、ネリーにとっては、物質の幸福を与えられることが親の愛だからです。


    この物質が満たされる幸福と精神が満たされる幸福は、常に人間の「幸せとは何ぞや」の答えが出ない議論となります。


    それは、物質が満たされることによって精神が満たされ、幸福になる、というケースがあるからです。いや、どちらが先という話ではなく、これは表裏一体のものかもしれません。


    オルガの父は精神さえ愛で満たせば十分だと思い込もうとしていましたが、チャールズは、物心両方でオルガを幸せにしてやれれば、と考えます。


    つまり、足の障害を受け入れるだけの器量があるオルガは今のままでも自分の幸せを見つけて生きていくことはできるでしょう。


    でも、もしも靴底が厚い靴があるだけで、もっと幸せが身近になるのでは、と考えるわけです。


    厚底の靴は物質でしかないけれど、その物質がさらに心を満たすことができることを、オルガの父は認めようとはしないけれども、チャールズは知っていたのですね。


    そして、オルガに特別な靴は要らないというオルガの父ほど、本当は物に固執しているという逆説的なことでもあるのです。


    なぜなら、娘を愛情で包み込んでいるはずのオルガの家にはオルガをパーティへ送り出す笑顔も笑い声もないけれど、インガルス家には笑い声が満ちているという対比。


    物を持たなくてもいいという固執が、物を持つ幸福を否定する。これは、物を持ってみて初めて知るばかばかしさなのかもしれません。


    だから、物語のラストで、オルガの父は自分を馬鹿だといい、足を引きずらないで歩いていくオルガの背中に幸福を感じたのだと思います。


    チャールズ役に決まったときに、森川智之さんがインタビューに答えた動画があるのですが、チャールズひいてはこの時代の人たちのことを「何もないところから」「経験で作り上げることのできる」人たち、と、その生活力・活動力に感心して語っています。


    ハーバード・カレッジ(ハーバード大学の前身)こそ1636年に設立されていますし、西部開拓時代には、高等教育も西へと広がりを見せ、西部にも学校が作られていきますが、それでも、この時代の多くは、15~6歳で学校を修了し、生計を立てるため、家を助けるために仕事をし始める人が大多数です。


    この話のチャールズ・インガルスも恐らくはそのくらいで一人の男として働き始め、十数年の間に培った経験で家族を豊かにしていっているわけです。


    オルガのために作った靴も、ローラの何気ない言葉がヒントになったとはいえ、馬の脚の長さが違うことを蹄鉄で調整してやるという日常の経験を積んでいたことから、それを人間の生活の不便な部分に応用する応変さが実を結んだものです。


    そう考えれば、他人に寄せる思いやりという心の面も、日々の便利な暮らしという物質的な面も、経験こそが豊かさの源だということなのかもしれません。




     


     

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