【ドラマ】『集団左遷!!』【第8話】のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!
 
銀行が統廃合を重ねていく現代。廃店とリストラを繰り返し、なんとか生き残ろうとするメガバンク三友銀行で、片岡洋(福永雅治)は廃店候補の蒲田店の支店長に任じられましたが、健闘するも蒲田支店は廃店に。

しかし、蒲田支店の行員たちは全員、片岡の下での活躍を評価されてリストラされることなく各支店へ異動。

「銀行員として生き残った!」と喝采を上げ、全員が笑顔で次の職場へと散りました。

そして片岡は本部融資部へ。しかし、相変わらず「三友のため」を合言葉にいろいろ策略を巡らせているらしい本部の専務取締役・横山輝生(三上博史)には何か黒い秘密がありそうな・・・。

片岡を取り巻く銀行の面々。果たして誰が味方で誰が敵か。全員、敵か。
 

 

『集団左遷!!』【第8話】のストーリー(ネタバレあり)

『集団左遷!!』【第8話】のストーリーを見ていきましょう!
今回はストーリーを

  • また日本橋!
  • そしてふたたびリストラの波
  • 闇はどこまで?

の3部に分けてお話していきます。
ではどうぞ!
 


また日本橋!

「横山さんは日本橋(支店)を触られたくなったのではないでしょうか」
 
前回、マルハシと言う会社を日本橋から大きな融資を立てるはずだったのが、マルハシの会長が目論んだ会長の社長復職劇に関して会長の会社資金私的流用と提携先の外国資本から招き入れたCEOにその私的流用の罪をなすりつけるという不祥事が発覚し、融資話はなくなりました。
 
その悪だくみ含めて、マルハシでの私的流用から三友銀行の専務 横山(三上博史)に金が流れているのでは、という片岡(福山雅治)と真山(香川照之)の想像。
 
相変わらず、重要な会議では片岡は同席を拒まれています。
 
融資部付部長の片岡は、融資部の部長 栖原(伊藤亨)から冷遇されています。横山の命令です。
 
自分の机で社内イントラを見ていた片岡は、「また20店舗か」とつぶやきます。廃店候補のリストです。
 
そこへ会議が終わり出てきた融資部のメンバーのひとり、1課課長の篠田(須田邦裕)に「どうたったか」と声をかけます。
 
大口融資先への確認の件でした、と篠田はどうやら片岡にはすなおに何でも報告してくれるようです。
 
ここって、レジーナハイムってシェアハウスの会社だな?
 
篠原が見せてくれた資料に係れている会社名を見た片岡はそう訊ねました。
 
折しも専務室では横山が「レジーナホームズの上場の件は順調に進んでいるようですね」と日本橋の支店長 金村(川原和久)を部屋へ呼んで話をしていました。
 
先方の社長も今後に向けてかなり力が入っているようです。全力で支援してさしあげてください
 
そう言われて黙り込む金村。
 
本部の廊下で隅田(別所哲也)を捕まえて横山はレジーナホームズのアピールをします。
 
よくよく検討させていただきます
 
横山派ではない隅田は、かっちりと杓子定規に返事をしました。
 
隅田も、前回のマルハシの件以来、横山には何か後ろ暗いことがあると思っています。
 
融資部の机では片岡が、元・蒲田支店メンバーの支店が廃店リストに入っていないかをチェックしていました。
 
生存確認ですか
 
片岡の同期が努めている日野支店も廃店リストに入っていて、それを心配していると、片岡の机の横を通りかかった1課課長の新堂(馬場徹)が「廃店=出向ですよ」とあっさり言い切りました。
 
切るほうは会社のためと言やあ済むと思ってんだよ」と篠田が毒吐きます。
 
まあなあ、でもせめて納得できる辞めさせ方をしてほしいと俺も思うけどなあ」と片岡。
 
日本橋のたもとで書類をじっと見つめている金村。
 
やはり何か先ほどの横山から頼まれた件については腹に含むところがあるようです。
 
そして片岡は隅田の部屋に呼ばれていました。
 
レジーナホームズの調査ですか?
 
上場を目指して動いているレジーナホームズだが、と歯切れの悪い隅田です。
 
そのレジーナホームズに何か?
 
実は不正融資の疑いがあります
 
メインバンクとなったこの3年間、売り上げの規模に対して融資額が多すぎる、と。
 
そして、そもそもレジーナホームズを日本橋支店に紹介したのが横山だから、と隅田は付け加えます。
 
やはり、横山さんは日本橋支店に何か隠しているのでしょうか
 
疑いがあると言わざるを得ません
 
ちなみに、今回の調査は頭取の藤田(市村正親)から言われたものだと言います。
 
藤田もかつては日本橋支店の支店長を務めたこともあったのですが、大昭和出身ということで、横山派閥で固めた歴々の日本橋支店長の間で、藤田には引継ぎがなされなかった事柄も多く、日本橋支店についてはグレーなことがいろいろあるようです。
 
日本橋支店に帰社してきた金村に、真山が声を掛けます。
 
レジーナホームズの件、いかがでしたか
 
問題ないよ!!
 
金村は唐突に声を荒げるのでした。
 
片岡は真山を呼び出し、レジーナホームズについて訊いてみました。
 
真山のほうでももちろん、さきほどの金村の態度も手伝って、レジーナホームズには何か曰くがありそうな気がしています。
 
確かにレジーナホームズは入居率90%以上で、優良企業なのですが
 
と資料を見せて真山は言いますが、「書類上は」と最後に付け加えました。
 
『融資額は大きいが、それは次々とシェアハウスを建設しているため』
 
と資料には記載されています。
 
しかし、真山がプリントしてきたネット上のユーザーの書き込みでは、
 
「CMと違う」「住む気になれない」などさんざんな評判です。
 
偽装の疑いに気づいたふたりは実態の調査をすることにします。
 
真山と片岡がレジーナホームズへ乗り込みます。
 
真山の副支店長就任の挨拶という名分と、片岡からは融資を支店から本部案件へ変えましょうという話が三友であるのでと言う説明に来たという体ですが、片岡から「それにともない、『本物の』資料を提出してほしい」という片岡の言葉に担当者の表情も瞬時に固まります。
 
一方、金村は本部の横山のところへ来て、頭を下げています。
 
わかりました。あとのことは私に任せてください
 
横山は渋い顔ながらも、金村に応じたようです。
 
片岡と真山は外で、入手したばかりのレジーナホームズの資料を確認しています。
 
やはり実態は、入居率が50%以下でひどい自転車操業をしているということが資料から伺い取れました。
 
この状況は、金村ひとりで操作し続けての融資をしていたとみるのは難しいので、やはり横山が手を貸していたか、とふたりは怪しみます。
 
その一歩先を横山は行っていました。
 
「私の監督が行き届かず」と言って、金村と二人そろって幹部連中の前で深々と頭を下げました。
 
恐らく、レジーナホームズの件だと思われます。
 
片岡と別れて日本橋支店に戻った真山を待っていたのは、本部検査部の鮫島でした。
 
金村さんなら本部に呼び出されました。もう戻っては来ないと思います。明日付で私がこの日本橋支店の支店長になることが決まりました
 
片岡のほうは本部へ帰り、隅田の部屋へと報告に行きます。
 
隅田は先ほどの幹部会議で、横山から「金村がレジーナホームズの実態に気づかず、多額の融資を続けていた」と報告があったと片岡に告げます。
 
実態に気づかなかったなんておかしい、という片岡に、実態に気づかなかったとするほうが三友にとって良いという意味だと思う、と隅田は言いました。
 
金村はすでに辞職、マスコミ対応もばっちり、と訊かされ、横山がそこまで仕組んでいたのか、と片岡はその手際の良さを訝しがるばかりです。
 
そして、本来なら日本橋支店に調査が入るべきところ、金村の辞職ですべてが立ち消えしたのだ、と隅田が呟きました。
 
隅田常務。横山さんが日本橋支店に何か隠しているとしたら、それは、三友の未来にとって、本当に良いことなんでしょうか
 
隅田は片岡に、横山が何を隠しているのか探ってほしい、と頼みました。
 


そしてふたたびリストラの波

三友の株はレジーナホームズの件で暴落しています。
 
融資部ではその噂で持ち切りでした。
 
今じゃメガバンクも潰れる時代だからな。ダイバーサーチとかに合併されなきゃいいけど
 
篠田の言葉に片岡も気を引かれます。
 
片岡は何か思いついたようで電話を掛けながら融資部の部屋を出ていきますが、その後ろ姿を部長の栖原がにらんでいます。
 
梅原さんには鮫島さんの後任としていろいろとサポートをお願いしたいと思っています
 
横山は自分の部屋へ支店統括部の梅原(尾美としのり)を呼び、そんなことを言い付けています。
 
横山の電話が鳴ります。
 
そうですか。やはり動いていますか、片岡さんは
 
恐らくは栖原からの電話でしょう。
 
同期なものですから、片岡の名前に梅原もぴくりと反応します。
 
またまた喫茶店で会っている真山と片岡。
 
あれからいろいろなことがわかりましたよ
 
真山が資料を見せます。
 
3年前、横山が金村にレジーナホームズを紹介したときは、レジーナホームズの経営は健全だったこと、その後わずか1年で業績が悪化、それを隠して不正に融資は続行。
 
ところが3年前のレジーナホームズの施工図面が資料から出てきました。
 
違法建材を使用して、コストを引き下げようというメモが残っていたのです。
 
そんなことはすぐにばれるし、横山はなぜそんな会社を自行に紹介し、そして融資を続けさせたのか、それには横山になんらかのメリットがあったに違いない。
 
裏金、ってことですか
 
片岡がささやきます。
 
これ以上は金村に訊くしかない、となりました。
 
本部幹部会議で、横山は、今回のレジーナホームの件で三友の将来を考えると、さらに50店舗の廃店が必要だという計画を打ち立てました。
 
反対する藤田に、副会長、会長から抗弁がなされます。
 
片岡と真山は金村を訪ね、金村の新しい職場である工場へ来ていました。
 
金村にストレートにレジーナホームズの融資の件を訊ねますが、金村はあくまで自分ひとりが失態をおかしたと言い張ります。
 
しかし片岡はびしっと指摘します。
 
レジーナホームズの業績悪化は金村さんには責任はありません。少なくとも金村さんが横山さんからレジーナホームズを紹介された3年前の時点で、レジーナホームズは違法な経営状態でした
 
違法建材の資料を示して、真山も「あの横山さんが気づかなかったと思いますか」と言います。
 
しかし金村は「おまえたちに話すことはない」と言って仕事に戻ってしまいます。
 
帰り道、真山は日本橋支店の融資先を洗い出すこと、片岡は支店統括部に日本橋支店の詳細な口座情報を、それぞれ確認することに決めました。
 
レジーナホームズ以外にも、同様の不正融資が日本橋にはあるのかもしれません。
 
本部に戻った片岡は支店統括部へ行き、梅原に日本橋支店の融資口座の情報が欲しいと頼みます。
 
しかし梅原は協力できないと言い、片岡を人気のない会議室へ誘いました。
 
今、横山さんの下で働いているんだ。片岡くんも良く考えたほうがいい。生き残るために、誰につくのが得か
 
悪いことは言わないから日本橋支店に首を突っ込むな、と梅原は説きます。
 
横山なら簡単に片岡の首を切る、リストラも時間の問題だ、と。
 
苦い顔でそれでもまだ梅原に何か言おうとする片岡に、梅原もはっきりと言います。
 
一度出向してみろ。きれいごとでは家族は守れないんだ
 
梅原はその足で横山へ、片岡の動きを報告に行きました。
 
彼らにはわからないでしょうね。私の正義が
 
融資部に戻った片岡に、栖原がどさっとファイルを山積みにして、「これを今日中に」と言います。
 
そして、今後は席を離れるときには、必ず行先を栖原自身に口頭で言っていくように、と。
 
さらに栖原は係長の新堂を呼び、今後片岡のことを見張るように、と言い付けます。
 
同じことは日本橋支店の真山にも起きていました。
 
新支店長の鮫島からこちらも山のようなファイルを持ってこられ、今日中に資料をまとめろ、と。
 
支店長室で鮫島は、通帳やノートなどいくつかの書類をひとりでシュレッダーにかけるのでした。
 
一体何をしたら、こんなあからさまにいじめられるのですか
 
すっかり人気のなくなった融資部に片岡だけが残業しており、そこへ新堂が戻ってきました。
 
やっぱりいじめか
 
ぽそっと言う片岡の机から、新堂が書類の山を持っていきます。
 
「終わらないと僕も迷惑なだけですから」と言う新堂に、片岡が、日本橋支店の口座情報が手にいれられないだろうか、と相談します。
 
何をしようとしてるんですか。片岡さん、本当にクビになりますよ? 僕、栖原さんから片岡さんを見はってろと言われました
 
リストラを言い渡されても、俺自身が納得できればそれでいいと思ってるんだよな・・・
 
本気で言ってるんですか?
 
本気だよ。自分が思う正義ってやつを信じたいっていうか・・・
 
思いつめた顔で言う片岡に、新堂はそれ以上は何も言いませんでした。
 
・・・そういえば、また廃店決定していましたよ
 
片岡は慌てて社内イントラを確認します。
 
町田支店。
 
そこには元蒲田支店の横溝が行っている支店でした。
 
ごめん、新堂。おまえもう帰っていいよ。明日の朝、オレがちゃんとやっとくから
 
飛び出していく片岡の背中に新堂がぼやきました。
 
大丈夫なのかな、あの人
 
町田支店にやってきた片岡。
 
支店の前に横溝が立ち尽くしています。
 
森村電機に出向になりました
 
肩を落とす横溝に、力になれずすまない、と片岡がいうと、横溝は拳を作って、「また一から頑張りますよ」と淋しい笑顔を見せます。
 
頑張ったんですけどね、ここにきてからも。でも、蒲田のときのようにはうまくいきませんでした
 
横山さん、専務にまで上がってるんですよね。下手なことしたらだめですよ
 
横溝にも釘を刺される片岡でした。
 


闇はどこまで?

残業中の真山は、鮫島の机の上に一冊のシステム手帳を見つけます。
 
中には何か英数字の羅列が。
 
こっそりスマホで写真を撮った直後、鮫島が戻ってきました。
 
鮫島は訝しんでいましたが、真山は「なかなか仕事が終わらなくて」と笑い、退社していきました。
 
システム手帳を手に取る鮫島。
 
真山は外に出てすぐに片岡に連絡をします。
 
「気になる数字を見つけたんです」と報告をするも、片岡は横溝のことでしょげています。
 
これから会えませんか、と真山は誘いました。
 
横溝が森村電機に出向になったと片岡から聞いた真山は「銀行員に出向はつきものです」と慰めます。
 
そして、「私たちはまだ銀行員です。だから正しいと思えることをやりましょう、納得がいくまで思い切りやりましょうよ。横山さんが正しくないと思うなら正しくないと言ってやりましょう、銀行員として!」と言います。
 
片岡はやっと顔を上げました。
 
真山はスマホを取り出して、写真を見せます。
 
それが口座番号ではないかということには二人の意見が一致しました。
 
金村も知っているかも、と翌日、もう一度金村に会いに行くことを片岡は決めます。
 
しかし、翌日、金村には、そんな数字は知らない、と突っぱねられてしまいます。
 
金村さんは本当にそれでいいんですか?
 
横山は三友のため、と言うが、だからといって、金村の人生を好きに決めていいってわけはない、金村にとってこれは正しいことなのか。
 
それでも片岡を追い返した金村ですが、横山にひそかに電話をします。
 
翌日、ホテルで横山と会うことになりました。
 
翌朝、片岡が出勤すると、新堂がこっそりとプリントを持ってきました。
 
欲しがってた口座情報です
 
これ、どうやって!?
 
栖原部長のパソコンから、支店統括部へリクエストしたんです
 
片岡が嬉しそうな顔をすると、「何探ってるか知りませんが、面倒なんで、ささっと終わらせてくださいよ」と新堂は自分の席へ戻っていきました。
 
そして新堂は、栖原には素知らぬ顔で「部長、コンピュータ直しておきました」と言います。
 
「(片岡に)何か変わったことは?」と訊く栖原にも、「ありません。なにも」と平然と言いました。
 
外で真山と会っている片岡。
 
鮫島の手帳にあった番号を調べ、香港銀行はじめ海外の銀行3行に当てはまる番号があった、と真山がその企業名を報告すれば、片岡は「ビンゴです、真山さん」と言って、新堂からもらった口座情報を真山に示します。
 
三友の大口融資先にそれら3つの起業の名前が名を連ねているのでした。
 
これがどうやら、横山の裏金口座なのではないかと片岡は隅田へ報告します。
 
だが、そのメモだけではなんとでも言い逃れられます
 
隅田は、確たる証拠が欲しい、と言います。
 
頭取
 
廊下ですれ違う藤田を横山が呼び止めます。
 
日本橋支店のことは何かわかりましたか
 
わかったら、報告するよ」とだけ言って去ってしまう藤田。
 
真山から片岡に残念な報告が入ります。
 
海外銀行の口座はいずれもすでに解約されているとの回答があったと。
 
愕然とする片岡。
 
約束通りホテルで横山と会う金村は、「あのお金は三友銀行のために使われるんですよね?」と何やら念押ししています。
 
もちろんです。すべては三友のために、といつも話しているじゃないですか
 
そんな言葉で金村を何か説得しようとしている横山。
 
それとも、私を信用できないんですか
 
そんなことは、と口ごもる金村に、横山は「私はこれからここで次の約束があるんです」とこれみよがしに時計を見て、追い払うように金村と別れます。
 
頭を下げて去ろうとした金村は、横山がこのあとの約束をしていたという人物に見覚えがありました。
 
ダイバーサーチジャパンのCEOでした。
 
横山が意味ありげに金村の方を見て不敵な笑みを浮かべます。
 
全部、おまえに話すことにした。横山さんの不正のこと
 
金村は片岡と会って、自分が抱えていた日本橋支店の秘密を語り始めました。
 
横山をはじめ、一部役員の不正があったこと、
 
先日から探っていた海外銀行口座を持っている会社3つはペーパーカンパニーであること、
 
銀行口座は、代々の日本橋支店の支店長が、支店の金庫で管理していること、
 
ただ、すでに口座が解約されている事実があるなら、通帳などはもう破棄済みであろうこと。
 
その金は一体、何に使われたんですか
 
三友の役員たちへの裏金だ
 
日本橋支店は、一部の役員が金を手にするためのATMのようなもんだ
 
金村はからくりを詳細に説明します。すべての金は足がつかないよう、小さな骨董店でガラクタを高額で買ったことにしてお金を渡し、それをさらに手渡しで役員の手へ渡るようにされていました。
 
そして、骨董店でのその金の受け渡し記録は金村が自分の手帳に、いつ、だれが、いくら受け取りに行くのか、を記録していた、と言って、金村は手帳を片岡に預けます。
 
オレがこれを書いていたことは、横山さんも知らないはずだ
 
7人の役員の名前が手帳にならんでいます。
 
どうしてこれを自分に預けてくれるのか、という片岡の問に、金村はわずかに笑って言いました。
 
オレの、正義だ
 
そして金村は片岡に言いました。
 
三友は一年以内に無くなる。おまえの正義で、今の三友をひっくり返すこともできる。頼んだぞ
 
帰社した片岡は隅田と藤田へ金村の手帳を見せて報告します。
 
これで膿を出し切ることができる
 
よくやってくれた、と礼を言って、藤田が手帳を預かりました。
 
翌日の幹部会議で発表しよう、と藤田が言いました。
 
そして隅田が片岡に報告するよう指示します。
 
翌日、幹部会議で、最後の最後に隅田が緊急で議題を出します。
 
日本橋支店の不正な金の流れについて、です
 
会議室が一斉にざわつきます。
 
横山はじっと隅田をにらんでいます。
 
融資部の片岡くんから報告をさせてもよろしいでしょうか」と隅田が言い、藤田がそれを承諾しました。
 
片岡が入室し、説明を始めました。
 
日本橋支店の融資先3社がペーパーカンパニーであったこと、
 
ペーパーカンパニーのお金は元日本橋支店長の金村が動かしていたこと、
 
骨董店でのからくり、
 
そこから一部の役員に流れていたこと。
 
そして金村のメモしていた記録をスクリーンに映し出します。
 
やめなさい! この場で話すことじゃないだろう!
 
副会長の南口が叫びます。
 
横山を見据えながら片岡は記録を映し出しました。
 
ざわめく会議室。
 
しかし、スクリーンを振り返った片岡は唖然とします。
 
横山の名前がありません。
 
映し出されたリストに名前が載っている役員たちは次々に出鱈目だ、何かの間違いだ、と異議を唱えますが、隅田が、このリストには横山の名前があったはずだと言おうとしたところ、横山がすっくと立ちあがって言いました。
 
これは由々しき問題ですね。このような不正があったことはとても信じがたいことです。片岡さん、調査おつかれさまでした
 
片岡は憤然としますが何も言えません。
 
横山の隣の席では、副会長の南口が「横山、まさか!」と声を荒げます。
 
会長も恫喝するように横山の名を大声で呼びます。
 
郷田会長、お静かに願います
 
藤田が会長の隣で諫めました。
 
横山は、リストに記載された役員全員の解任について、緊急株主総会を招集すると声高に宣言するのでした。
 
もちろん、藤田が横山の名前を消したのでしょう。
 
会議の後、隅田の部屋で真山と片岡と隅田で藤田の意図を図りかねていました。
 
三友には当然ながら金融庁から厳しい指導が入ります。
 
そして、横山は創業以来の三友の危機だと言い、藤田に提案をします。
 
その提案に驚いた隅田は、片岡に告げます。
 
三友は、海外通販大手のダイバーサーチと資本提携する
 
今の三友では、簡単に飲み込まれてしまう。
 
片岡と隅田はこれからの三友の行方に、空恐ろしいものを感じるのでした。
 


『集団左遷!!』【第8話】の感想および考察

横山って、本当に腹黒いですね。いや、実は黒いのではなく、本当に三友を守るために必死で策略を巡らせているのでしょうか。
 
どうやら藤田も横山としっかり裏で手を組んでいるようですし。
 
ところで実は前回を視聴してから気になっていることが。
 
三友銀行が地銀の大昭和銀行を吸収合併したのは12年前(第1話)。
 
横山は10年前には日本橋の支店長をしていた(第7話)。
 
藤田も日本橋の支店長だったことがある(第7話)。
 
そして藤田は大昭和出身(だから大昭和の本店だった蒲田支店に肩入れしていた)。
 
じゃあ、合併してすぐぐらいに藤田は日本橋の支店長になっていた? でも、現在頭取っていうことから考えると、合併時に頭取あるいはそれなりの幹部で迎えられたというのが当然のように思います。
 
でないと12年前に一支店長からぐんぐん出世なんてまずできないでしょうから。なにせ、幹部の面々を見ていても、藤田以外はおおむね三友出身者。
 
横山と藤田が舅・娘婿の関係なのかなと思ったりもしましたが、年齢を考えれば、銀行という職場で考えると、横山は片岡と同じくらいの設定かと思うのですが、そうすると60歳定年の銀行で藤田と親子と言うのはちょっと苦しい気がしますし。横山の嫁の兄? 
 
こんなことばかり考えながら見てしまいます(笑)。
 
そういえば、今のところ片岡の唯一の味方っぽい幹部(融資担当常務)の隅田は、「横山さんの派閥には入っていない」と言っていますが、三友出身なのかな。大昭和出身なのかな。
 
わが梅ちゃん(笑)は、片岡の前では冷たさを装ってはいまるが、実際には片岡いじめにちょっと同調できないところはまだ残してくれているようなので期待を持ち続けたいと思います。
 
そして、篠田といい新堂といい、部下はなんとなく、肩身の狭い片岡に同情しているのか、優しくてほっとします。このまま片岡の熱意にほだされて、片岡の味方になっていってくれることも期待。
 
視聴しながらちょっと言いたくなってしまいました。
 
「がんばれ、片岡!」(笑)
 
8話まで来て、私も随分片岡にほだされてきているようです。
 


『集団左遷!!』【第8話】の視聴率は?

『集団左遷!!』【第8話】の視聴率は11.9%でした!
 

  • 第1話:13.8%
  • 第2話:8.9%
  • 第3話:10.1%
  • 第4話:9.2%
  • 第5話:9.0%
  • 第6話:7.8%
  • 第7話:9.4%
  • 第8話:11.9%
   

「集団左遷!!」は原作本(小説)も面白い!

集団左遷!!」原作本も販売中です!   詳しくはこちらをごらんください!  
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

集団左遷 (講談社文庫) [ 江波戸 哲夫 ]
価格:864円(税込、送料無料) (2019/5/1時点)