【ドラマ】『集団左遷!!』【第5話】のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!
 
銀行が統廃合を重ねていく現代。

三友銀行は大昭和銀行を吸収合併し、そして、元・大昭和銀行本店であった三友銀行の蒲田支店支店長の辞令が下りた片岡洋(福山雅治)は、本部の常務取締役・横山輝生(三上博史)に「頑張らなくていい」と言われます。
 
支店を含む12店舗は廃店になるのだから、と。
 
片岡を取り巻く銀行の面々。果たして誰が味方で誰が敵か。全員、敵か。奮闘する片岡に次第に気持ちを寄せてくる蒲田支店の行員たち。蒲田支店対本部の戦いは次第に熾烈を極めます。
 

 

『集団左遷!!』【第5話】のストーリー(ネタバレあり)

『集団左遷!!』【第5話】のストーリーを見ていきましょう!
今回はストーリーを

  • 本当にうちでいいんですか
  • 大事なのはお客さまのためになること
  • そして大どんでん返し

の3部に分けてお話していきます。
ではどうぞ!

本当にうちでいいんですか

おはよう! ごめん! 行ってきます!!
 
蒲田支店支店長の片岡(福山雅治)は今朝も、家族の食卓にも着くことなく家を飛び出していきます。
 
お父さん、リストラ、大丈夫なの?
 
張り切ってるから、・・・大丈夫じゃないの?
 
息子・裕太(絃瀬聡一)の心配に妻のかおり(八木亜希子)は以外にものんびり顔。
 
そして蒲田支店営業窓口は今日も盛況です。
 
週刊誌の記事で、逆に顧客の人たちが蒲田支店の存続を心配して預金や融資相談に来てくれる数がどっと増えました。
 
雨降って地固まるですね
 
副支店長の真山(香川照之)が明るい顔で片岡に言います。
 
ここから、本当の奇跡をかなえるんです
 
片岡の強い声に真山も大きく頷くのでした。
 
営業会議では順調に法人営業課、個人営業課の報告が続きます。
 
100億のノルマまで残り、5億2千84万です
 
片岡が蒲田支店に配属され、廃店候補なのでがんばらなくていいと言われながらも、半期ノルマを達成したら廃店は撤回してくれと宣言した、その半期まであと2か月となりました。
 
片岡の同期で、現在は出向先のふとん販売会社にいる梅原(尾美としのり)から電話がかかります。
 
そしてその頃、本部では横山常務(三上博史)が、支店統括部長の宿利(酒向芳)に梅原の人となりを聞いていました。
 
宿利さんの次の部長候補に、と名前が挙がっていましてね
 
宿利の顔から血の気が引きます。
 
片岡は行きつけのサウナで梅原と会っています。
 
行先は本部って言われただけでわかるのは2か月後なんだよ~
 
2か月後は、つまり、蒲田支店ほか廃店候補の12支店の廃店が決定するリミットの時期と一致します。
 
ということは、蒲田支店の廃店次第でもしかしたら宿利さんの首が飛ぶのか?
 
その後釜に、と言われているのではないか、という梅原の予測でした。
 
これで、俺たちは一蓮托生になったってわけか!
 
蒲田支店がノルマ達成して廃店を免れれば、宿利が飛ばされ、梅原は本部へ戻れる。
 
確かに片岡と梅原は利害が一致している、と言えるでしょう。
 
そして宿利は、部下を使って蒲田支店の各交渉案件の妨害工作に乗り出そうとしているところでした。
 
さて、ノルマ達成まであと5億余という大前提にもなっている、三嶋食品への融資案件について、片岡と、担当の平(井之脇海)が三嶋食品の社長・三嶋(赤井英和)を尋ねてきていました。
 
三嶋のほうから、太田ビルというビルを土地込みで売ってもいいといわれているのだが、という相談です。三嶋は業績が良い今、自社ビルを手に入れたいということで20億の融資を蒲田支店に申し込んでおり、片岡たちは建設できそうな土地を探していたのです。
 
片岡は、この太田ビルのオーナーに一度引き会わせてほしい、と申し入れます。
 
そして、20億の融資の金利について、「1.8%ではどうか」と三嶋に告げました。
 
正直厳しいですけど、お互い様ですからね
 
と三嶋は快諾します。
 
しかし「蒲田支店の集団左遷のことはどうなんですか」と週刊誌の記事のことをつつかれました。
 
集団左遷なんてあるはずないじゃないですか、と片岡も平も知らんふりを決め込みます。
 
そこへ片岡を支店に呼び戻す電話がかかってきました。
 
片岡と平が支店に戻ると、支店は蜂の巣をつついたかのような騒がしさです。
 
どうやら、蒲田支店が商談中の融資案件の相手先に、ことごとく羽田支店から金利を下げるから羽田で融資をという横槍が入っているようです。
 
宿利の仕業でした。
 
羽田支店は、蒲田支店の1.8%よりも低い1.4%の金利を顧客に提示しているとのことです。
 
片岡は羽田支店の支店長・鷹谷(桜井聖)に会いに飛び出していきました。
 
が、途中ではたと何かを思い出し、くるりと走る向きを変えます。
 
宿利は、鷹谷を連れ、三嶋食品に乗り込んでいたところでした。
 
金利1.4%の20億融資を三嶋に提示しています。
 
そこへ片岡が三島食品の事務所の扉を叩きます。
 
「今、金利の話をされたのですが・・・」と三嶋は困惑顔で片岡を中へ招き入れました。
 
宿利さん、お客さまの前でみっともないと思わないんですか!
 
今にも殴り掛かりかねないほどの勢いでいる片岡に向かって、宿利は笑みまで浮かべ、落ち着いたそぶりで言います。
 
我々は三友銀行として、お客さまにとって一番ためになることをしているだけだよ
 
そう言って、改めて三嶋の前に立ち、宿利は「三嶋さま、どこの支店をお選びになるかは自由です。ご返済のことをお考えになって、慎重にご判断ください」
 
羽田支店か、蒲田支店か、どちらを選ぶのか、と宿利は三嶋に決断を迫ります。
 
・・・わかりました。では、羽田支店さん、本部の方とお引き取りください
 
宿利と鷹谷を追い返した後、片岡は逡巡しています。顧客のためを思っていつも行動している片岡ですから、金利0.4%もの差があるのに自分のところでの融資を推し進めることにはためらいがあるのでしょう。
 
「本当に本当にうちでいいんですか」と三嶋に念押しする片岡。
 
三嶋は「あたりまえじゃないですか」と力強く片岡に手を差し出すのでした。
 

大事なのはお客さまのためになること

三嶋が買い取りたいといってきた土地付き物件「太田ビルディング」の副社長・太田幸司(宮川一朗太)と会うことになった片岡と平。
 
太田ビルディングは幸司の兄が社長ですが、心臓を悪くして寝たきりのため、幸司と兄が相談をしてビルの売却を考えていたところに三嶋と出会った、という話でした。
 
「太田さんと片岡さんに出会って、自社ビルの夢が叶いそうですよ!」と明るく言う三嶋に、片岡は何か気にかかっているのか、浮かない顔で作り笑いで応じます。
 
片岡はもう一度三嶋に、「金利の差は三嶋にとって大きな負担になるのではないか」と真摯にも申し入れをしてみるのでした。
 
しかし三嶋は「大きな取引も決まったので心配無用」と言ってのけます。
 
片岡は愁眉を解き、改めて頑張ろうと表情を引き締めるのでした。
 
三嶋と幸司との面会から帰社した片岡は、三嶋の意思を真山に報告したかったのですが、真山はいつものごとく、すでに定時退社した後でした。
 
やっぱりスパイだったんじゃないですか。毎日こんな早く帰るなんて」と滝川(神木龍之介)が言います。
 
前話で出向させられてしまった花沢(高橋和也)が実は横山のスパイだったことは片岡と真山しか知りません。
 
「おまえ、しつこいね」と片岡が言っても滝川は臆せず、「しつこいのは個性ですから」と真山への疑いを解くつもりはなさそうです。
 
滝川が担当していた融資案件2社も、羽田支店の金利4%の前には勝てなかったとのことです。
 
気落ちする店内の面々を片岡は飲みに行こう!と誘います。
 
木田(中村アン)がノリノリで賛成し、藤枝(橋本真実)も同意します。
 
ひとり「そういうのはいいんで」と断りかけた滝川も、平に引きずられて連れていかれるのでした。
 
真山がいつものように妻の有里(西田尚美)の病室に立ち寄ると、有里は「仕事のこと、お父さんに頼んでみたら?」と真山に言います。
 
「蒲田支店、大変なんでしょう? 読んじゃった」と言って、くだんの週刊誌を床頭台の引き出しから取り出すのでした。
 
飲み会で懇親を図る片岡たち蒲田支店のメンバー。
 
泣き上戸で酔ってしまった藤枝をマンションのままで片岡、滝川、木田が送ってきました。
 
ところが、部屋に入ったと思われる藤枝の叫び声が聞こえ、片岡たちは急いで藤枝の部屋に急行します。
 
ベランダに人影があったと叫ぶ藤枝。
 
片岡と滝川が部屋に入ってベランダのガラス戸を開けて確認しますが、誰もいません。
 
もしかして本部の嫌がらせとか
 
滝川がそんなことを口にします。
 
さすがにそれはないだろう、と言う片岡でした。
 
翌朝、その話を真山にする片岡。
 
警察によると、確かに何者かが侵入した形跡はあったそうなんですよ
 
滝川が本部の嫌がらせじゃないかと言う、と片岡が言うと、真山も「さすがにそこまでは」と眉をひそめます。
 
ですが、一行員の自宅に侵入するまではともかく、業務の上で本部のいやがらせが露骨になってきていることは事実。
 
ホワイトボードの営業成績グラフも一旦赤く塗ったグラフが白塗りで修正されています。
 
そこへ平が二人を呼びにやってきました。
 
支店長、また事件です!
 
片岡が宿利のもとへ怒鳴り込みました。
 
融資の次は、預金と保険の横取りですか!?
 
宿利は「ここは本部だぞ」と諫めます。
 
自分が被害者だと思ってるんなら大間違いだぞ。俺も被害者だ、おまえのせいでな
 
憎悪のこもった声で宿利が片岡に言います。
 
そして宿利は、三嶋食品が大手のシゲタヤとの大口の取引をすることになったことを知っていました。
 
なんで宿利さんがそれを知ってるんですか?
 
仕事は断られてからが勝負なんだよ
 
からくりはこういうことでした。
 
羽田支店の顧客であるシゲタヤに、鷹谷から三嶋商品との取引を後押ししたのだということです。
 
羽田さんの頼みなら、と快く取引を承諾してくださいました
 
と羽田支店支店長が三嶋に説明をします。
 
そして、鷹谷は週刊誌をひろげ、三嶋にこう言います。
 
もしも蒲田支店がなくなったら、羽田支店でそのあとの融資をすることになるのだから、最初から羽田支店で融資を受ければ低金利で借りられる、と。
 
この羽田支店のからくりについて、片岡も宿利から説明されたようです。
 
とぼとぼと河原を歩く片岡の前に、真山が歩いてやってきました。
 
河原に腰かけて真山にからくりを説明する片岡。
 
さすがにすごいですよね。本部の考えること。そういう面倒まで見ることができるんですもんね
 
片岡が気落ちしているのは、ただ羽田支店に横やりを入れられたということだけではなく、顧客へのフォローとして顧客紹介までしてしまう本部の力に畏怖を感じてのことでした。
 
三嶋さんの20億の融資をこちらで受け持つほうがいいのか、っていうことを迷っておられるのですよね?
 
蒲田支店の金利では、返済ではどうしても顧客への不利に働くからです。
 
真山は片岡の悩みをちゃんと理解していました。
 
それでも、蒲田支店は今回の20億の融資案件を手放すわけにはいかない、と真山が口にしかけると、片岡はそれを制して「わかってます」と言います。
 
わかってるんですけど、と苦渋に満ちた顔で考える片岡に、真山が「気が貼りすぎているから、今日は早く帰っては?」と勧めるのでした。
 
「あのさ、やっぱりお父さんに頼んでみようと思うんだけど」と真山は病室で、有里に切り出しました。
 
有里は快く頷きます。
 
「奥さんの前だと話しにくいから」と真山は、今日、娘の見舞いに来る予定の舅を病院の正面玄関で出迎えることにします。
 
実は折り入ってお父さんにお願いがありまして
 
やってきた舅(丸山育巳:浜田晃)に頭を下げる真山でした。
 
そして翌日の会議で、「丸山建材という建築資材の卸問屋から設備拡大費用として5億の融資を頼まれました」と報告する真山。
 
誰も聞いたことのない会社だと訝しがりますが、長野の会社なので、と真山は説明します。
 
「私にもそのくらいの人脈はありますよ」と笑う真山は、続けて「ですから、三嶋さんの20億の融資、断っていただいていいですよ」と片岡に言いました。
 
即座に反対の声を上げる平に「少し黙っててください」と真山は説明を続けます。
 
片岡支店長、廃店候補の蒲田支店をここまで盛り立てたのはあなたです。支店長の頑張る背中が我々に活力をここまで与えてくれました。なので、支店長がお客様のためだと思うことをなさってください
 
しかし真山の英断に、滝川は「20億が5億ではカバーできない」と物申します。
 
僕の5億じゃ足りないことはわかっています。それは我々全員でカバーしましょうよ!!
 
真山の声が会議室に響きます。
 
会議の面々の表情がくっと引き締まりました。
 
泣いても笑ってもあと2か月しかないんですよ。たった2ヶ月で我々と蒲田支店の未来が決まるっていうのに、本部に仕事を取られたくらいでいちいち落ち込んでどうするんですか。我々にはもう後がないんですよ? だったら前に進むしかないでしょう!!
 
真山の言葉に活を入れられ、行員たちは会議室を飛び出していきました。
 
5億の融資先について片岡に訊ねられて、片岡は照れくさそうに「初めて、妻のお父さんに仕事を頼みました」と白状します。
 
そして、もっともっと頑張るから、三嶋への融資は断ってきていい、と片岡を力づけるのでした。
 

そして大どんでん返し

片岡が三嶋食品へ三嶋を訪ねていくと、三嶋は片岡に会いに行ったはずだ、と告げられます。
 
「随分硬い顔をしていましたよ」と言われ、片岡が慌てて三嶋を探しに行きます。
 
すると、道端で座り込んでいる三嶋を片岡が見つけました。
 
沈んでいる三嶋に、片岡は切り出します。
 
三嶋さん、20億の融資、やっぱり羽田支店とやってください
 
返済のことを考えれば当然のことだ、と三嶋を説得する片岡。
 
三嶋は片岡に頭を下げて詫びて礼を言うのでした。
 
帰社して、ホワイトボードの「残りあと25億」の文字を見ながら、「これでいいんだ」とつぶやく片岡。
 
一方、自分の会社の社屋前でじっと社屋を見上げる三嶋。
 
そして三嶋は宿利に電話を入れるのでした。
 
「銀行員として、これでよかったんですよ」と片岡を慰める真山。
 
そんな片岡に一本の電話。
 
三嶋食品では三嶋が宿利と鷹谷を呼び出し、自分が作成した覚書に署名捺印を要求していました。
 

  • 融資金額20億円
  • 金利1.4%
  • 融資代金は覚書に記された期日より7日以内に支払ます。

という内容で三友銀行からこの覚書を差し入れるという旨の書面です。
 
三嶋は、もう融資の話でごたごたしたくないからこれに署名捺印しろと要求します。
 
一方、宿利と鷹谷はまだ審査も行っていないし、と渋ります。
 
しかし三嶋は「サインしていただけないなら、他行に頼むことにする」と強気に出ます。
 
宿利は支店統括部長の自分の名前で署名捺印を行いました。
 
そこへ片岡が現れます。
 
さっき片岡にかかってきた電話は、どうやら三嶋からの呼び出しだったようです。
 
そして三嶋は片岡に「これで安心して蒲田支店で1.4%の金利で融資してもらうことができる」と宿利がサインした書面を手に言うのでした。
 
宿利さん、どこの支店で融資を頼むかは客の自由や、と言うてくれましたよね。片岡さんは、私ごときのために、一度、身を引いてくれたんですよ。客のことを一番に考えてくれる銀行員を頼りたいて思うのは、客として当然です
 
三嶋の言葉に宿利は「こんなやり方は卑怯です!」と泡を飛ばして怒鳴ります。
 
「銀行はお金を貸すとき、私たちのことをいろいろ調べるやないですか」と三嶋。
 
「信用できるかお客さまかどうか調べるのは当然だ」と言う宿利に、三嶋は「こっちも同じなんです!」宿利の言葉を遮りました。
 
人生賭けて借金するんですから、借りる相手は信用できる人でないとあかんのです
 
「では、蒲田支店の片岡さんと話があるので」と宿利と鷹谷を追い出そうとする三嶋に宿利が食って掛かろうとしますが、鷹谷がそれを止めます。
 
覚書にサインをしたのは、片岡さんなんですよ」と。
 
宿利の決定的なミスでした。
 
三嶋とふたりきりになってから、どういうつもりか、と厳しい表情で三嶋に訊く片岡に、三嶋は「自分で決めたつもりです」と片岡の手を無理やり握ります。
 
ようやく片岡も少し笑顔を浮かべて「ありがとうございます」と応えました。
 
そして、この顛末を聞いて、喜びに湧く蒲田支店内。
 
あと5億。信じられない思いで真山が呟きます。
 
いよいよ、20億の融資契約が結ばれることとなりました。
 
太田ビルの副社長・幸司に物件の代金10億の小切手、そして三嶋には社屋階層のための費用としての10億の小切手がそれぞれ片岡から渡されます。
 
本部の宿利が見ているコンピュータ画面には、大口融資が入った旨を知らせるポップアップウインドウが現れました。
 
蒲田支店が三嶋商品に20億の融資を実行したことを告げるウインドウでした。
 
人目もはばからずデスクの上のものをなぎ払い、暴れる宿利。
 
蒲田支店の玄関まで三嶋を見送りに出る片岡が三嶋にこのあと呑みに行かないかと誘うと、三嶋は「明後日から出張の準備があるので、また連絡を入れる」と約束して帰っていきました。
 
ベランダに侵入者の件がまだ解決されていないので、藤枝を送って行く、と木田をはじめ蒲田支店の5~6名が片岡に挨拶をして、藤枝と共に退社していきました。
 
藤枝のマンションに着くと、部屋の玄関の前にうずくまっている影があります。
 
全員で取り押さえると、なんとそれは藤枝の元カレでした。
 
翌朝、滝川からその報告を受けほっとする片岡。
 
マスクをして、ひどい咳き込み様です。
 
真山は片岡に今日は早退すべきだと言いました。
 
そして自宅で寝込んでいる片岡ですが、氷枕を持ってきたかおりが、震えているスマホを片岡に手渡します。
 
電話は平からでした。
 
支店長。三嶋さんが消えました~
 
三嶋食品の経理担当の川島(大西武志)から、三嶋の私物がきれいになくなっていると平に連絡があったそうで、平は今、三嶋食品に来ていました。
 
携帯もつながらない、ということで、片岡は「太田ビルディングのほうを確認しろ」と指示を出し、自分は病体に鞭打って寝床から這い出します。
 
三嶋食品に到着した片岡を迎えた平は、太田幸司も電話に出ないと言います。
 
そして、経理の川島が真山に「見てください」と差し出したのは三嶋食品の輸入代行代理店をしている東西商事からの通知書でした。
 
イギリスの輸入元からの販売代理権が切れたことを通知するもので、3か月前の通知でした。
 
これによって、三嶋食品の年商は半分以上減ることになるそうです。
 
片岡は真山と平を太田ビルディングの社長のところへ行かせます。
 
片岡自身は三嶋の自宅へ。
 
鍵が開いていた庭の大窓から片岡は家の中へ入ってみます。
 
留守電ランプが点滅している電話機には、平や川島からの伝言が入っていました。
 
真山からの報告の電話が入ります。
 
太田ビルディングの社長は、三嶋食品にビルを売る予定は全くない、と言ったそうです。
 
会社の印鑑も社長の手元にちゃんとあるとのこと。
 
幸司が兄である社長をだまして独断で今回のことを運んだにしても、それで三嶋まで一緒にいなくなる理由は?と口にしかけた片岡は何か思いついて、三嶋の家の電話機をいじりはじめます。
 
平や川島以外からの留守電メッセージを確認してみるのでした。
 
すると、街金からの返済督促の伝言が入っています。
 
そして部屋に残されていた旅行会社のパンフレットの付箋がついているページを見て、片岡は三嶋がフィリピンへ飛んだのではないか、と真山に言います。
 
そのころ、空港で三嶋と幸司は右と左に分かれて搭乗口へ向かおうとしていたのでした。
 
本部では鮫島が今回の三嶋食品の件の調査報告をすでに横山にしています。
 
融資詐欺。
 
三嶋が宿利に覚書を書かせたのは、審査を避けるためだったのではないか、と鮫島。
 
最後まで楽しませてくれますねぇ、片岡さんは
 
楽し気な横山。
 
片岡は空港へ向かうタクシーが渋滞に巻き込まれ、途中で降りて空港へ走り出します。
 
真山と平は別の方向から、これも恐らく空港へ向かっているのでしょう。
 
そして、また別動隊の滝川と横溝も。
 
空港近くまでやってきた片岡の目の前で、飛行機が一機離陸していきます。
 
やられた!!!」と叫ぶ片岡。
 
自分の執務室で高笑いを響かせる横山。
 
「ノルマ達成まであと5億!」のはずが、後戻りして「あと25億」。
 

『集団左遷!!』【第5話】の感想および考察

このドラマが始まったとき、あるいは始まる前、メガバンクのリストラへの反乱、などと言う具合に大筋をうたっていたためか、銀行界を舞台にしたシビアなビジネスドラマなのかなという印象でした。
 
原作者は某高視聴率を得た銀行マンドラマの原作者と混同されたり、またこれが、同じチャンネル、同じ帯のドラマだったことも混同の原因だったかもしれませんね。
 
そして、かの先発ドラマが、役者のハイテンションぶりや大げさな演技の演出であるにもかかわらず、全体的にドラマ自体はかなりシリアスなドラマとして人気が出たと思うのですが、こちたの『集団左遷!!』は福山さん演じる頑張れ頑張れ支店長がギャグにしか見えない部分も最初は多かったので、見続けられるか、実は不安でした(笑)。
 
脚本の要求なのか、演出の意図なのか、画面を右に左に走る片岡の姿は、シリアスな事件が起こっているのにコントのワンシーンにしか見えなかったですし、「支店長、事件です!」が合言葉のように何度も何度も使われるのにも思わず苦笑がこぼれていましたが、話数が進むにしたがって、慣れてきたのか、ストーリーに共感して入り込めるようになってきたのか、今ではまるで場面転換のためのジングルのような気持ちで見ています。
 
これで5話が放映完了し、この帯のドラマがこれまで大体10話あるいは11話完結だったことを思うと、この『集団左遷!!』もそろそろ折り返し地点あたりにきたかと思います。
 
次第に繋がってきた職場の絆、新たに登場の味方、そしてどんでんがえしで裏切り、ここまで1話完結でしたが、今回の三嶋の失踪が今後果たしてストーリーの大筋にどう関係してくるのか(してこなかったら肩透かしの大笑いですが)、最後に笑うのが蒲田支店の面々であってほしい、ぜひ大きなカタルシスを、と見守り気分で次回を待ちます。
 
それにしても、ここまでで一番の疑問は、100億のノルマを達成しなくちゃといっている支店全体が、ほぼ定時で退社できるっていう謎だったりします。
 
おまけ:どんどん壊れていく横山常務と宿利、悪役の狂気の振り幅が大きいのは、視聴者をより良い側へと共感させてくれますね。ヒールふたりがどこまで味を出してくれるかもすごく楽しみです。
 

『集団左遷!!』【第5話】の視聴率は?

『集団左遷!!』【第5話】の視聴率は
9.0%でした!
 

  • 第1話:13.8%
  • 第2話:8.9%
  • 第3話:10.1%
  • 第4話:9.2%
  • 第5話:9.0%
   

「集団左遷!!」は原作本(小説)も面白い!

集団左遷!!」原作本も販売中です!   詳しくはこちらをごらんください!  
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