【ドラマ】『腐女子、うっかりゲイに告る』【第5話】のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!
 
ゲイであることを隠しているQUEENが好きな高校生・安藤純(金子大地)。
 
腐女子であることを純に知られたクラスメートの三浦紗枝(藤野涼子)。
 
『腐女子』という秘密をシェアしたことから、ふたりは少しずつ少しずつ変わっていく。
 

 

 

『腐女子、うっかりゲイに告る』【第5話】のストーリー(ネタバレあり)

『腐女子、うっかりゲイに告る』【第5話】のストーリーを見ていきましょう!
今回はストーリーを

  • カムアウト
  • 暴露
  • 欲しかったものは

の3部に分けてお話していきます。
ではどうぞ!

カムアウト

ジュン、僕たちのような人間はどうして生まれてくると思う?
 
Mr.Fahrenheitが遺書と称して送ってきたメッセージに動揺した純は、日帰り温泉に家族連れで来ていた恋人のマコトさん(谷原章介)に助けを求め、ふたりで抱き合い、キスしていたところを紗枝に見られてしまいました。
 
紗枝にひどい言葉を投げつけた純は、紗枝から平手打ちをくらい、帰宅してベッドに倒れ込んで呟きます。
 
・・・なんで、僕なんかを好きになるんだよ
 
翌日、学校での紗枝の態度は冷たいものでした。
 
純の顔すら見ようとしません。
 
そんな紗枝と純の様子に気づいた雄介(内藤秀一郎)が、屋上でひとりお昼を食べている純のところへ近づきます。
 
三浦と別れたのか?
 
純は「彼女に聞けば」と言って相手にしようとしません。
 
雄介はそれでも絡んできます。
 
「亮平(小越勇輝)のことがなけりゃ、おまえになんか構わない」という雄介に、純は「そんなに亮平が好きなら告白すれば?」と揶揄します。
 
雄介はそんな純に愛想をつかしてその場を去っていきました。
 
一方、亮平は紗枝と純のぎこちなさに気付いているようなのに、いつもの接し方を変えません。
 
「純くんっ」と呼ぶと同時に股間を触ってきて、亮平のいつものスキンシップを欠かさず、純を帰り道に誘いました。
 
公園に立ち寄る亮平と純。
 
子どものころ、初めてこの公園で亮平と会ったことを純は思い出します。
 
両親が離婚したての頃で、亮平に名前を聞かれて「大石・・・じゃなくて、安藤純」と答えた
 
とき、亮平は「じゃ、純くんだ」とただ下の名前で呼び、俺と親友になる?と言ったのでした。
 
そんな思い出を話していると、亮平に「今宮(吉田まどか)に告られた。で、断った」と聞かされます。
 
「そう」とだけ純が言うと、「あっさりしてる」と亮平が笑います。
 
だって、好きじゃないんでしょう?
 
純の言葉への亮平の返事は「好きだけど、そういう「好き」とは違う好き」でした。
 
俺がそういうふうに好きなのは、三浦だから
 
亮平のまっすぐな視線にうつむく純。
 
「純くんは、三浦のこと、好き?」と亮平に訊ねられます。
 
・・・わからない
 
亮平は純の隣に腰を下ろして語り掛けます。
 
純くんのそんな感じ、三浦にも伝わってるんだと思う。何があったか知らないけど、今の純くんを丸ごと素直に伝えてみたら?
 
それでふたりが別れればいいなんて思っていないから、と亮平は笑って言ってくれました。
 
代替機種のスマホにメールの着信が知らされました。
 
マコトさんから、「大丈夫?」と短いメール。
 
純はそれにすぐには返事を返しませんでした。
 
何か考えているようです。
 
翌日、学校で授業のあと、純は紗枝を呼び止めました。
 
話がある
 
なに?
 
ここじゃ、話せない
 
紗枝に美術準備室に連れていかれました。
 
雄介がそんなふたりの後姿をじっと見ています。
 
全部話してくれる気になったってことでいいんだよね?
 
美術準備室で紗枝は問いかけます。
 
安藤くんはゲイなの?
 
うん、と短く頷く純。
 
あの男の人はだれ?
 
僕の恋人
 
あのあと、家族っぽい人と一緒にいるところを見かけたんだけど
 
ゲイだけど、結婚してるから
 
じゃあ、不倫じゃん!?
 
次第に紗枝の声が大きくなっていきます。
 
なんで私とつきあったの? 世間体のため? 女の人とつきあって、裏じゃ好きな男の人とつきあうなんてバカにしてない? ゲイなんて好きになるほうが悪いってことなの!?
 
純はそれでも怯むことなく、「それは絶対に違う」と答えます。
 
ぼくはただ、両方欲しかっただけなんだ。男の人が好き、でも普通の人生だってあきらめられない。女の人と愛し合って、結婚して、子供を作って、息子と一緒にキャッチボールをしてみたり、娘に可愛い服を着せてあげたり、僕だって普通の幸せが欲しいんだ!だから証明したかったんだ。いつだって女の人とつきあえる。三浦さんなら好きになれるかもってほんとに思ったんだ。なのに・・・
 
どうしても勃たなかったんだ、と純があの日のことを口にします。
 
申し訳ないと思っている、と純が頭を下げました。
 
それを聞いて、私はどうしたらいいの? 安藤くんを本気で好きになって、その話を聞いて、いまさら嫌いになれない私は、どうしたらいいの!? 絶対に振り向いてくれない人を好きになった私はどうすればいいの!?
 
紗枝の言葉が純の胸に突き刺さります。
 
そこへ、がらりと大きな音を立てて扉を開けて入ってきたのは雄介でした。
 

暴露

今の話、どういうことだよ!?
 
純を突き飛ばす雄介に紗枝が「やめて」と間に入ろうとしますが、雄介は「おまえ、だまされてたんだぞ!」と怒りを露わにします。
 
亮平のことも裏切りやがって
 
純もカッとなって言い返します。「亮平も間抜けだよな。ホモに女取られるなんて」
 
雄介が純にとびかかりました。
 
はずみで純のポケットからこぼれ落ちたポッドキャストからQUEENの音楽が流れます。
 
それを聞いた雄介が「おまえQUEENとか聞くんだ。ホモ仲間だもんな」と吐き捨てるように言葉を投げつけました。
 
それを聞いた純が反撃に出ます。
 
雄介にむしゃぶりついていきました。
 
殴り合う騒ぎを聞きつけたのか、教師たちが駆けつけてきて、二人を引き離そうとします。
 
それでもなお、純は雄介に向かっていこうとするのでした。
 
母親(安藤玉恵)が呼び出され、一緒に帰るバスの中、母は純を叱ることなく、無邪気にはしゃぎます。
 
女の奪い合いで殴り合うなんて青春真っ盛りって感じだね」と。
 
とどめは「純くんにここまでさせる女の子に、一度会ってみたい」と言い出します。
 
雄介に土足で心の中に踏み込まれたあとを、母親のやさしさが静かに傷つけていきます。
 

欲しかったものは

翌朝、純が学校にいくと、いつものように近寄ってきた亮平は股間を触りませんでした。
 
クラスメートがなんとなく純を避けながらも遠くからちらちらと見る嫌な雰囲気の中、亮平だけが、ゲーセン行こう、カラオケ行こうと一所懸命誘ってきます。
 
すると雄介がとうとう口を出してきました。
 
亮平、あんまそいつと話さないほうがいいぞ。惚れられたら、困るだろ
 
一瞬にして動悸が強くなります。
 
純は素早く教室中を見まわしました。
 
雄介は言葉を止めません。
 
おまえはキモいホモ野郎とは違うんだから気をつけないと。こいつ、男に興奮するヘンタイだよ。おまえ、幼馴染だからいちばん気を付けないと
 
亮平は震える声で、それでも純にフォローします。
 
俺、何も気にしてないし、何も変わらない
 
しかし純は呟きます。
 
ああ、だからいつもみたいに触らなかったのか
 
純が教室を出ていくその背中に、雄介は容赦なくさらに酷い言葉を投げつけます。
 
イイ男見つけても襲うんじゃねーぞ
 
純が泣きながら廊下を足早に歩いていくと紗枝が登校してきます。
 
安藤くん?
 
近寄る紗枝を、いつになく乱暴に「退け!」と払って、純は去って行ってしまいました。
 
昼休み、ひとり校舎の屋上にいる純に紗枝が近寄ってきて告げます。
 
あのね、安藤くんが心配するほど、みんな気にしてないよ。少なくとも女子は気にしてない。周りに言いふらした小野くんのほうが最悪って感じ
 
自分の仲の良い友達には、純が苦しんでいたことを説明した、という紗枝。
 
純は静かに驚いた眼をしますが、それでも何も言いません。
 
そんな純に、紗枝は少しおどけて言います。
 
私はほら、BLが好きだから。ふたりの相性は完ペキ
 
紗枝が気づかわし気に純の顔を覗き込んできます。
 
そんなことを話していると、全然見知らぬ男子生徒2人が屋上へやってきました。
 
紗枝たちが深刻な話をしているとも気づかずに、近くの椅子に腰かけて、「3年にホモがいるらしい」と話し始めます。
 
まず紗枝の表情が凍り、そして純も。
 
トイレで股間を覗きこんで来るやつがいたら警戒しろ、などとふたりの男子生徒が話している横を、純は「てめーらのなんか見ねえよ」と吐き捨てて屋上から出ていきました。
 
教室へ戻ると、男子たちは体育の授業の前の着替え中です。
 
雄介がまた純に絡み始めました。
 
出てけよ
 
なんで
 
おまえのオカズになる気ないから
 
しないよ、そんなこと
 
ヘンタイの言うことなんか信用できるわけないだろ
 
雄介のあまりの言葉に、亮平が止めに入ります。
 
俺はお前らが思ってるけど言えないことを、代表して言ってるだけなんだけど?
 
ふざけるな! 俺はそんなこと思ってねえよ!
 
しかしそんな亮平の言葉に耳貸さないで、雄介が続けます。
 
おまえはほんとにあいつのこと、気持ち悪いと思わないの?男に興奮して、男に勃っているあいつのこと、ほんとに理解しちゃうんだ?
 
亮平はなんとか、純を傷つけようとする雄介の言葉を止めようとします。
 
「今はそういうの気にする時代じゃない。好きでなったわけでもない。病気でもない」と純を弁護する亮平に、雄介が、「時代じゃないとか、好きでなったわけじゃないとか、病気じゃないとか、そんなのはどうでもいいんだよ。大事なのは、俺たちがあいつのこと、気持ち悪いと思うかどうかだろう!?」と言います。
 
もしかして、おまえもあいつの仲間なのか
 
雄介の心ない言葉に、しかし、亮平は思わず答えてしまいました。
 
違うよ!!
 
亮平は自分が言った言葉の重大さにすぐに気づきます。
 
恐る恐る後ろにいる純を見つめ、純も亮平を見つめていて、そして、ゆっくりと俯いた純が、やがてぽつりと言いました。
 
わかった。出ていく
 
ですが純は、廊下ではなく、教室のバルコニーのほうへと出ていきます。
 
やりきれない思いで俯くもの、視線をそらすもの、黙り込むもの。そんなクラスメートの中で、純の異変に一番に気づいたのはやはり亮平でした。
 
純くん!?
 
純がバルコニーの手すりの上に乗ります。
 
亮平。今まで本当にありがとう。僕さ、亮平とセックスする夢を見たことあるんだ。すごいヘンタイだろ?
 
それがなんだよ。俺なんか藤センとセックスする夢見たことあるから!
 
純の告白に、亮平はなんとか純を引き留めようと、教師とセックスする夢を見たと言います。
 
そんな俺ってヘンタイだろ、と一所懸命に亮平は言います。
 
小野! 謝れよ!
 
亮平は雄介に叫びましたが、純は、謝ることもできずただ立っている雄介に「大丈夫」と言いました。
 
小野のせいじゃない、と。
 
僕が悪い。僕がこんなふうに生まれちゃったから
 
もう疲れた。ただ、それだけなんだ。だからおまえは関係ない。
 
それでも何も言わない雄介。
 
そこへ紗枝が飛び込んできます。
 
安藤くん!!
 
潤む目で手すりの上の純を見上げる紗枝。
 
静かに紗枝を見て、純は「バイバイ」と言ってから、・・・飛びました。
 
ああ。
 
欲しかったなあ。
 
「普通」が。
 
飛び降りる瞬間、それが純が考えたことでした。
 
そして、純は冷たいものが顔に落ちかかって来るのを感じて意識を取り戻します。
 
顔に落ちてくる冷たいしずくは紗枝の涙でした。
 
泣かないで。僕はちゃんと三浦さんが好きなんだよ。
 
ただ、どうしても、勃ってくれないだけなんだ。
 

『腐女子、うっかりゲイに告る』【第5話】の感想および考察

 
どうしようもない、いろいろな残酷さがひりひりと心に沁みてくる回でした。
 
紗枝を傷つけた純。
 
純を許さない雄介の言葉の数々。
 
純の知らなかった一面を理解しようと優しくなる亮平。
 
すべての真実と事情を知らず、「普通の」息子として優しくしてくる母親。
 
そして、「こんなふうに生まれてしまった僕」という生を、それでも生きていかなくてはならない運命。
 
純を傷つけているのは、世間の「普通」かもしれませんが、それを自分の「普通」とするかどうかは純次第なのです。これはMr.Fahrenheitにも言われたことです。「君にとっての『普通』とは?」と。
 
ですが、わずか16年しかまだ生きていない男の子には、この命題はまだまだ自分で回答を探し出し、それを自分の正解と決めることはできないのだと思います。
 
ゲイであることを隠しながら異性と結婚し、一方で同性の恋人を持つという解を選んだことが、紗枝にとっては「女性をバカにしている」であっても、マコトさんには正解なのです。
 
なぜなら、マコトさんの人生を生きることができるのはマコトさんだけで、そのマコトさんが出した答えを他人が間違いだよ、と言ったとしても、誰もマコトさんの人生を肩代わりして生きてはくれないのです。
 
それを紗枝は、こんな言葉で純に言いました。
 
「私はBLが好き。だから安藤くんと私の相性はカンペキ」
 
純の告白を、紗枝なりに受け止めた大きな言葉だったのだと思います。
 
亮平の「俺は変わらない」も同じです。
 
幼馴染が同性愛者だとわかっても、だからなんなんだ、と口にできる亮平。
 
それぞれが、純に理解を示そうとしているしなやかな強さが表現されていると思います。これは、これからの純の救いになっていくことを示唆しているのでしょう。
 
女の子に告白され、Mr.Fahrenheitが死に、自分の性指向が暴露された。
 
隠していたことで純の静かだった世界ががらがらと崩れていったわけです。
 
そして、とうとう、自ら命を絶つことで、すべてを終わらせる。
 
物事はいつも、破壊と再生の繰り返しです。
 
次回からの純の「再生」が心から待たれます。
 

『腐女子、うっかりゲイに告る』【第5話】の視聴率は?

『腐女子、うっかりゲイに告る』【第5話】の視聴率は分かり次第掲載します!  

 

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