【ドラマ】『緊急取調室3』【第6話】のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!
3人家族の父親が自宅で転落死!?
その直後とみられる時間に就寝中だった子供が連れ去られてしまいます。
父の死と娘の誘拐(?)には、何らかの因果関係があると見て、キントリの梶山参事官は担当を刑事部長に願い出ます…。
【ドラマ】「緊急取調室3」5話のネタバレストーリー&感想まとめ!
お好きなところからどうぞ
『緊急取調室3』【第6話】のストーリー(ネタバレあり)
『緊急取調室3』【第6話】のストーリーを見ていきましょう!
今回はストーリーを
- 連れ去られた少女
- 保育士・七海の存在
- 西崎家の内情
- すべては子供の将来のために
の4部に分けてお話していきます。
ではどうぞ!
連れ去られた少女
ある夜、母親・西崎明日香(土居志央梨)が買い物から自宅へ帰ると夫・康弘(向田 翼)が階段から転落して死亡していました。
そればかりか、4歳の保育園に通う娘・凛(酒井実結子)の姿もありません。
凜はその日、「熱がある」と保育園を早退しており微熱に下がったとはいえ、外出したとは考えられません。
それも一人で、です。
凛が消えたあと、身代金要求の連絡は一切なく「誘拐なのか怨恨なのか」とさまざまな憶測が成される中、捜査一課一係の監物刑事(鈴木浩介)は「母親が怪しい」と自説を述べました。
その根拠を尋ねられると「根拠はない。刑事の勘」としか言えない状況です。
確かに、体調が悪い娘を置いたまま買い物に出た行動は怪しいのですが、いかんせん動機や目的がはっきりしません。
そこで、明日香を取り調べるに当たって「女には女で」と真壁有希子(天海祐希)がいる事から緊急事案対応取調班(通称:キントリ。以下同)が取調べに名乗りを上げました。
刑事部長の磐城(大倉孝二)は捜査一課に取調べも任せるつもりでしたが、梶山管理官(田中哲司)の説得に応じる形でキントリが担当する事になったのでした。
保育士・七海の存在
監物刑事と渡辺刑事(速水もこみち)のモツナベを中心とした捜査一課は、西崎家周辺で大変な証拠を掴んできました。
事件当夜に、凜がウサっちー(ウサギを模したキャラ)の着ぐるみに抱きかかえられて連れ去られる動画を入手してきたのです。
これで凜はみずから外出したのではなく、何者かに連れ去られた事が決定的になりました。
「やはり誘拐か!」と捜査方針が固まる間もなく、凜は交番の前で保護されたとの連絡が入りました。
一人で泣いていたところを、保護されたというのです。
これで、父親の死亡と娘の誘拐との関係がますます「?」となりました。
その連れ去りとの関連は定かではありませんが、西崎家から凜の通う保育園の担任・柴田七海(倉科カナ)先生の指紋が見つかり、捜査陣一同は新展開に色めき立ちます。
彼女は、翌日の勤務も欠勤していました。
そこで聴取は、当然ながら七海にも行う事になりました。
「俺にやらせてくださいっ!」とやる気満々に立候補した玉垣(塚地武雄)と小石川(小日向文世)が担当する事に。
ところが玉垣は、七海に対して、
「なぜ(一流大学を出ているのに)保育士に?」
と、職業蔑視とも取れる発言をしてしまい、「やる気が空回りしているな」と可視化の取調べを見ていた梶山に、難点を指摘されていました。
観ていても「このセリフはマズイだろ」と思わせるほどでしたが、逆に言えば塚地さんがそれだけ「上手い」だけなんですけどね(笑)。
小石川は、西崎家から指紋が採取された事を問いただしましたが「家庭訪問の時に付いたものだと思います」と平然と答えます。
「今の保育園は家庭訪問もするのですか?」
と小石川は食い下がりますが、「凜ちゃんの様子がおかしかったので個人的にやった事」で片づけられてしまいます。
この聴取で七海は、保育士歴を聞かれて「12年です。途中、2年間はお休みしましたが…」と答えています。
この休職のきっかけが、事件に関わってくるとは想像できずに誰もツッコミを入れてはいませんでした。
西崎家の内情
また、この事情聴取で七海は「凜ちゃんママに言っておいてください。『母親の資格はない』って」と言い、続けて「保育園は、自分が友達と遊ぶために子供を預かる場ではない。働いていて、子供を見られない親が預ける場所」とも。
どうやら母親には不倫関係にある男性がいるという事を、暗に匂わせていたようです。
その母親・明日香の不倫問題に関しては、本人が当初、「30分くらい」と言っていた外出(買い物)時間がスーパーの防犯カメラ等からウソだという事が分かります。
本人の再聴取の時に確認すると、凜が病気で早退したにも関わらずに外出して点については、「微熱に下がって眠っているので大丈夫だと思った」と供述。
不倫については、夫とはいわゆる“でき婚”で「凜には興味を示さなかった」ために、愛情が冷めて、とも言っていました。
つまり仮面夫婦状態だったのでしょう。
“子供への愛情が感じられないので殺害”→“不倫相手と共謀して夫を転落死”、という図式が成り立たないわけではないですが、これでは凜を連れ出した意味が分かりません。
それに高校時代の先輩との不倫に走った明日香でしたが、事件当夜の犯行時間には2人でコンビニに行っていた映像が見つかって「無関係」である事が証明されました。
不倫相手に話しを聞きに行った時も、「別れるつもりでした。凜ちゃんの保育園の先生が直接会いに来て『子供がかわいそうだから(不倫は)止めてください』って言うから、怖くて」と七海を恐れている様子がうかがえます。
“教育熱心なあまりに、七海が凜を不憫に思い父親の康弘を殺害した”
“その死体を見せたくなくて凜を連れ出して、すぐに開放した”
誰しも、この結末に納得しかけていました.
七海がうさッチーの着ぐるみを5カ月前に購入した事も、既にばれています。
すべては子供の将来のために
しかし、有希子をはじめキントリ・メンバーは釈然としません。
そこで、もう1度はじめから事件を洗い出す事にしたのでした。
有希子と玉垣は保育園に行って、同僚や園児たちから普段の七海の行動についてを聞いて回ります。
可愛さが余って、つい厳しくあたるケースもあったようですが七海の保育士としての評判は上々でした。
七海がいないと、そろばんをスケート替わりに遊ぶ園児も見られました。
ただ、経営陣にしてみると「そこまでやらなくていい」という領域にまで踏み込んでしまう事もあったそうです。
責任感の強さと、保育士としての理想が彼女をそうさせているのかも知れませんね。
特に凜には思い入れが強いように見受けられました。
捜査を続けるうちに、七海が2年間休職していたのは不慮の事故で預かっていた生後6カ月の乳児が亡くなったのが起因ではないか、と予想されました。
亡くなった保護者からも、暴言を受けて…。
そのトラウマが、余計に「子供たちを心身ともに傷つけてはいけない」と思わせていたのでしょう。
有希子は父の康弘は凜が悪戯心で置いておいたそろばんに足をとらわれて、転んだ時に頭部を強打。死亡したと推察しました。
それを庇うための、着ぐるみでの行動でありウソの供述と考えると、すべての辻褄が合うのです。
つまり、その事実を一生隠すために、七海は「自分が殺した」と供述したのでしょう。
凜が「父親殺し」の原因が自分だったと気づかせないために…。
最後になった聴取で、「(そろばんが原因だった)証拠はないですよね?」と言う七海に対して有希子は「証拠はありません。ですが凛ちゃんに聞けば、そろばんを置いたことはわかります」と辛そうに有希子は告げたのでした。
「止めて!」と言い、七海は自供を始めます。
そして「凛ちゃんには何も聞かないでください」と懇願しましたが、有希子は「それはできません。人が亡くなっているんです。その原因は突き止められるべきです」と語りました。
結局、殺人への関与は一切なかった母・明日香と七海先生。
切なさだけが残った回だったのかも知れないですね。
有希子は七海を保育園に連れて行き、園児たちに最後のお別れをさせたのでした。
『緊急取調室3』【第6話】の感想および考察
毎回のゲストが話題になっているようですが…
今話のゲストは倉科カナでした。
やはり、「いい味出して」ましたねぇ。
前話の真野響子もそうでしたが、この『3rd』では毎回の女性ゲストが秀逸だと言われ出していますが、ちょっと遅いですよ!
当ブログでは、最初から騒いでいましたから(笑)。
といっても、第1話は浅野温子でしたから、どこでも取り上げていましたけど(爆)。
話を戻すと、倉科カナは「目の演技」が特に良かったですよ。
何かを訴えるというか、叫んでいるというか。
それを「目(瞳)」で表現するのですから、凄いです。
そして、磐城の「キントリの編成は進めている」というお言葉。
波乱を含めながら、後半戦も期待“大”です!
『緊急取調室3』【第6話】の視聴率は?
『緊急取調室3』【第6話】の視聴率は12.3%でした!
- 第1話:15.2%
- 第2話:13.4%
- 第3話:12.3%
- 第4話:12.6%
- 第5話:13.7%
- 第6話:12.3%
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