【ドラマ】『集団左遷!!』【第3話】のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!
 
銀行が統廃合を重ねていく現代。

三友銀行は大昭和銀行を吸収合併し、そして、元・大昭和銀行本店であった三友銀行の蒲田支店支店長の辞令が下りた片岡洋(福山雅治)は、本部の常務取締役・横山輝生(三上博史)に「頑張らなくていい」と言われます。
 
支店を含む12店舗は廃店になるのだから、と。
 
片岡を取り巻く銀行の面々。果たして誰が味方で誰が敵か。全員、敵か。孤軍奮闘する片岡に味方はできるのか。片岡の戦いが始まります。
 

 

『集団左遷!!』【第3話】のストーリー(ネタバレあり)

『集団左遷!!』【第3話】のストーリーを見ていきましょう!
今回はストーリーを

  • なんとしても30億!
  • 私を疑うんですか!
  • あなただったんですか!

の3部に分けてお話していきます。
ではどうぞ!

なんとしても30億!

三友銀行蒲田支店内にひとり手を叩く拍手が響きます。
 
片岡さん、業績アップおめでとうございます
 
本部の横山常務(三上博史)が蒲田支店を訪れてきたのでした。
 
行員たちは業績アップの会議をしていて、会議室から店内の業務エリアに戻ってきたところです。
 
「誰ですか?」と行員たちに聞かれ、本部常務の横山だと答える蒲田支店支店長の片岡(福山雅治)。
 
ご挨拶が遅れました。副支店長の真山です
 
真山(香川照之)が前に進み出て横山に腰を折ります。
 
はじめまして。横山です
 
そして片岡に向かって「この調子で頑張れば、半期目標の100億も夢じゃなさそうですね」と笑みを浮かべて言う横山。
 
片岡は、半期業務目標の100億円融資額増額を達成したら、蒲田支店の廃店を取りやめてくれ、と横山に約束をとりつけたのでした。
 
大いに期待しています。片岡支店長
 
蒲田支店全員で、頑張ります!
 
と、相変わらず能天気な片岡です。
 
行員たちの顔を端から舐めるように視線を動かし、片岡と真山以外とは言葉も交わさずに、「それでは」と言って横山は裏口から出ていきました。
 
「釘を刺しに来たんですね」と片岡に小声で言うと、真山は「見送りに行ってきます」と横山を追って出ていきます。
 
その後に滝川(神木龍之介)が片岡に近寄って「リストラ計画ってあの人が担当しているんですよね。ナチュラルに気が付かないんですか」とチクリ。
 
僕でも横山常務が違うことを言ってるって気が付きましたよ」と今度は平(井之脇海)。
 
行員たちは横山の嫌味を理解していますが、片岡だけは「なんだよ! オレはな、ノルマを達成したら蒲田支店を存続するって本当に約束したんだぞ」と声を大きくします。
 
だったら、今すぐ追いかけて、約束の念押ししてくださいよ!」と平に促される片岡。
 
店の外では、真山の肩を叩いて何か優しく告げる横山が車に乗り込むところを滝川が見ていました。
 
片岡が慌てて出てきますが、横山は車に乗り込み帰って行ってしまった後です。
 
「常務は何か言ってましたか」と滝川が真山に訊ねますが、真山は「何も言ってませんでした」としか言いません。
 
滝川は真山への疑いを深めたようです。
 
その日、行員たち数名と帰宅の途についているとき、木田(中村アン)が、田口るみビューティサロンへ真山から口利きしてもらってはどうか、と言います。
 
田口るみビューティサロンは年商100億の大口顧客。ここでさらに大きな融資が取れれば、ノルマ達成へまたぐんと近づくからです。
 
真山さんには何度も行ってるんだけどなあ
 
片岡の願いを真山はずっと拒み続けているのでした。
 
滝川は真山への疑惑を胸に抱きつつ、「横山常務と真山さんとは面識があったりします?」とだけ片岡に問いかけました。
 
はじめまして、って言ってたよ」と言う平。
 
それきり黙ってしまった滝川を、片岡はいぶかしげに見つめるばかりでした。
 
翌日、取締役会で、横山は廃店予定の支店の顧客を本部担当に移すという提案をします。
 
廃店予定の支店の中には、年商100億を超える優良の大口顧客もあります
 
それを今の時点から本部へ担当替えしておくのが良い、と横山は主張します。
 
頭取の藤田(市村正親)が、まだ支店の廃店が確定したわけではない、と反論しますが、会長の郷田(津嘉山正種)は副頭取の南口(橋爪淳)に多数決を取るように言います。
 
どうやら、幹部の中では藤田だけが大昭和系で、ほかは三友系で廃店計画とリストラに賛成のようですね。
 
結局、三友系に尻尾を振る取締役メンバーは、賛成に手を挙げるのでした。
 
ガンバルレベルをもう2段上げて、頑張りましょう!!
 
蒲田支店の会議室では片岡が声を張り上げています。
 
ガンバルをもう2段上げるって、どんな感じですか?
 
だから、がんばるを、ガンバル!ガンバル!!だよ」と拳をさらに高く振り上げる片岡。
 
真山はいつものように反対を表明。
 
あまり目立つことをするとまた本部ににらまれたりしませんか
 
そんなことは意にも介さず、片岡は「そんなことより田口るみビューティサロンへ行ってください」と言いますが、真山は渋い顔をして思うところを説明します。
 
あそこは、どうも不審な点があります。この1年、異常なほど売り上げが伸びています
 
真山の心配に、木田が「あそこのサロン、予約がいつもいっぱいだそうですね」と言うと、
 
毎月の売上25%増はひっかかるんですよね」と真山はそれでも楽観しない様子です。
 
そこへ片岡に電話がかかってきました。
 
本部の支店統括部長・宿利(酒向芳)から、廃店する小平支店の残務整理に蒲田支店から人を出せ、という電話でした。
 
もちろん片岡は納得できません。ノルマ達成のために必死になっている今、他の視点の残務整理に人と時間を取られては困るのです。
 
片岡は、本部へ掛け合ってくる!と会議室を飛び出そうとしますが、真山の言葉に引き留められます。
 
本部へ掛け合って覆ったことなどないじゃないですか。行くだけ無駄ですよ」と。
 
残務整理は支店の義務だから、うちの都合だけでは拒否できません、とも言うと「真山さんて、いつも本部の肩を持ちますね」と滝川。
 
ここの情報って本部にダダ洩れになっているような気がしませんか?
 
滝川は指摘します。
 
YCS(第1話参照)のときも、鶴田工房(第1話参照)のときも、町田エネラル(第2話参照)のときも、いっつも本部に先を越されたじゃないですか。真山さんが本部のスパイなんじゃないか、って言ってるんです
 
滝川は先日の横山を見送っていた真山の様子を言います。
 
はじめまして、って感じじゃなかったですけど!」と引かない滝川に、真山も今にもとびかからんという様子で揉め始めたとき、会議室の扉が開いて、
 
真山さん! 田口るみ様が融資のご相談に見えていますけれど!」と声がかかったのでした。
 
支店長室で田口るみ(浅野ゆう子)が、夫で専務の田口孝一(高木渉)と共に待っていました。
 
1台1000万円もする最新の美容器具を、全53店舗に各5台ずつ置きたい、ついては30億の融資を頼みたい、というのがるみの依頼でした。
 
真山は「しかし、順調に売り上げは伸びているのだから、そんなに派手に展開することはないのではないか」と田口に言います。
 
「無理ならほかの銀行に」と立ち上がるるみを制して、片岡は真山を支店長室の外へ連れ出し、融資を説得しようとします。
 
そしてるみに「30億のご融資、三友銀行蒲田支店が頑張らせていただきます!」と言ってしまうのでした。
 

私を疑うんですか!

さて、小平支店へやってきた蒲田助っ人組。
 
小平支店の顧客すべてに廃店の確認連絡をするようにと電話の並ぶ机の前に連れていかれます。
 
業務の初めからうんざりした顔の面々ですが、そこへ花沢の携帯に電話があります。
 
本部が蒲田支店の大口顧客を本部担当に変えるために蒲田支店を訪れてきたという連絡でした。
 
血相を変えて数名が小平支店から蒲田支店に戻ります。
 
顧客ファイルを取り上げていこうとする本部行員たちに、滝川がとびかかります。
 
これはオレのお客様だ!
 
しかし宿利は「本部の決定だ」と片岡はじめ蒲田支店の行員たちを突き放します。
 
宿利たちが引き上げたあと、真山は電卓を叩き、「これでこの蒲田支店は30億のマイナスになりました」と片岡に告げます。
 
ここまでがんばってノルマを93億まで減らしたのに、蒲田支店のノルマ達成まで、あと123億。
 
また遠のいてしまいました。
 
宿利が置いていった顧客の引き上げリストを見ていた片岡が、そこに田口るみビューティ―サロンがリストアップされていないことに気づきます。
 
これ、本部の抜け落ちだよ。これで危機を脱出できる」と意気込む片岡。
 
田口るみさんの30億(の融資)が絶対条件になりましたね」と木田も賛同しますが、真山はそれでも首を縦には振りません。
 
申し訳ありませんが、私は、田口るみビューティサロンに融資するつもりはありません。売り上げの急増がどうも腑に落ちないんです
 
片岡が、ここで田口るみへの融資を取らないと蒲田支店は潰されてしまう、と言い募ると、真山は自分のほうで融資をするかしないかの売上の実態調査を行うから待て、と言いました。
 
無理にでも今すぐ融資をしろと言う片岡に、真山も譲りません。
 
支店長。それが本当にお客様のためになるんですか? 田口さんのところが何か不正をしていたら30億、返せないかもしれませんよ
 
真山は定時なので帰らせていただきます、と言って退社していきました。
 
本部へ引き上げてきた宿利は横山に、蒲田支店の大口顧客を本部担当に振り替えたことの報告をします。
 
そういえば、田口るみビューティサロンをなぜ(蒲田支店に)残されたのですか
 
と訊く宿利に横山はにんまりと笑って「あそこは、大丈夫です」とだけ言います。
 
きっと、何か策略があるんですね。
 
会社を後にした片岡は、田口るみビューティサロンの前まで行きます。
 
サロンの前で中から出てきた女性客に肩をぶつけられ、女性は忌々しそうにサロンをにらみつけて、片岡に謝りもせずに行ってしまいました。呆然としている片岡に、専務の孝一から声を掛けられ、社長に会いに来たのでは?と言われます。
 
孝一に連れられてクラブで遊んでいるるみに会った片岡ですが、真山の言っていたことが気になり、るみに売上の件について訊きます。しかし、るみは何もやましいことはない、と突っぱねます。
 
私はほかの銀行さんでもいいのよ。皆さん、うちと取引したくてビューティパスポートをたくさん買ってくださるのに、三友さんだけは一枚も買ってくださらないのね」と嫌味を言います。
 
年会費10万円を支払えば年12回サロンに通えるビューティパスポート。
 
片岡は一枚(たぶん、ポケットマネーで)購入して帰ります。
 
それを妻のかおり(八木亜希子)にもらったからやると言うと、かおりは「何をやってもらおうかしら」と嬉しそうに受け取るのでした。
 
小平支店の助っ人組は、今日も各自が受話器を握りしめ、小平支店の顧客に廃店の確認連絡を行っています。
 
そこでふと花沢が「そういえば田口るみビューティサロンってどうなってるの」と口にします。
 
「知りませんよ」という滝川に、花沢はちょっと様子を見てきてよ、などとけしかけています。
 
出向先のふとんの北村に梅原(尾見としのり)を訪ねてきた片岡は、30億の融資がかかっているから、調査会社を紹介してほしい、と頼みます。 
真山の調査とやらがまだ結果が出てこないことに焦る片岡は、次第に滝川の言葉が気にかかるようになってきて、片岡とは別口で自分で調査会社に依頼し、田口るみビューティサロンの調査を始めることにしたのでした。
 
小平支店の残務整理はまだ終わりません。それどころか人を追加してほしい、と小平支店へ行っているメンバーから応援要請が出る始末です。
 
小平支店では「30億の融資、まだ進んでないんだ」と花沢が言うのへ、滝川が「支店長も真山さんを疑い始めたみたいですよ」と言います。
 
ほかの面々からは「話していないで電話をしろ」と叱る声。
 
そこへ応援で木田がやってきました。
 
なかなか電話がつながらなくて大変だよ~」と泣き言をいう声に、確認ファイルを手渡された木田が「じゃあ、お客様のメアドを教えてよ」と一言言うと、全員が固まります。
 
誰もが、電話で確認を取ることしか頭に無く、メールで連絡を取ることを思いつかなかったようです。全員一斉に受話器を置き、メールでの連絡に作業を切り替えるのでした。
 
片岡は真山の様子に気を付けながら尾行しています。
 
真山が病院へ入ったところで片岡は真山を見失いました。
 
そこへるみから片岡に電話が入ります。
 
融資が決まらないことへの催促の電話でした。
 
またもや田口の遊んでいるクラブへ赴く片岡。
 
そこで田口からグラスの水をぶっかけられ、三たび「ほかの銀行に頼んでもいいのよ」と言われます。
 
くたくたになって家に帰ると、妻のかおりから「エステに行ったんだけど、予約がいっぱいで来月まで空きがないんだって」と言われます。
 
でも月に1回予約が取れないとさ、年に12回っておかしくない?ほかのお客さんもみんな、詐欺だって、ぶうぶう言ってたよ
 
詐欺?
 
詐欺と言う言葉に何かがひっかかった片岡。
 
そして、片岡が独自依頼した調査会社から、田口るみビューティサロンの調査結果がもたらされました。
 
誰も通さないように、と調査会社の人間とふたり、支店長室に閉じこもった片岡は、ビューティパスポートの過剰販売が疑われるとの報告を受けます。
 
各店舗の来客数のおよそ倍ほどもパスポートが販売されているとのこと。
 
これが売り上げの急増の原因ではないか、と調査会社は言います。
 
そこへ真山が入ってきました。
 
慌てて調査会社の人間に隠れるように言う片岡。
 
ドアをノックして入ってくる真山。
 
屋上で「そんなに私のことが信用できませんか。私のことをスパイだと思っているんですか?」と片岡は真山に詰め寄られます。
 
こそこそ黙って調査して。泥棒みたいに!
 
じゃあ、言わせてもらいますけど、真山さん、本当に調査しているんですか。うちは今ピンチなんですよ。蒲田支店、なくなっちゃうんですよ!
 
だからって、田口さんに会いに行ったんですか? 担当の私に一言の断わりもなく!
 
どう考えても悪いのは片岡ですよね。
 
もうこの際だから言わせてもらいますけど! 私も支店長のその無神経に突っ走るところが我慢ならないんですよ!
 
真山さんの隠蔽体質が怪しいんですよ!?
 
私がいつどこで隠蔽したって言うんですか?
 
毎日あんな定時に帰って何してるんですか? 何か隠してるでしょ?
 
真山は妻が入院しているから早く帰っている、とは言いませんでした。プライベートなので話したくない、とだけ。
 
その代わりに調査報告書を片岡に突きつけます。
 
田口るみはビューティパスポートの過剰販売をやっぱりしていましたよ!!
 
ミスを犯せない問題だから、何度も確認をしていたのだ、と真山は言います。
 
そして、片岡のほうの調査結果と突き合わせてみればいい、と捨て台詞を残して、真山は屋上から去っていきました。
 
そしてるみにクラブへ呼び出され、4度目の融資の催促をされる片岡ですが、るみの携帯が鳴り、るみは夫の孝一を連れて慌ててサロンへと帰ってしまいます。
 

あなただったんですか!

翌朝、サロンの前には黒山の人だかりです。どうやらテレビカメラの取材までもが来ているようです。
 
人だかりを見て、そっと物陰に隠れる孝一。
 
片岡は蒲田支店に向かって走っていました。
 
支店について店内に飛び込むなり真山の名を呼びますが、いつも一番に来ているはずの真山は有休をとって休んでいました。
 
田口るみビューティサロンのビューティパスポート過剰販売が週刊誌にすっぱ抜かれたのです。
 
こんなときに、と地団太を踏む片岡。
 
本部では、鮫島が横山に週刊誌を見ながら「このこと、宿利さんもご存知だったんですか」と。横山は黙って笑みを浮かべるばかりです。
 
蒲田支店に、田口孝一がひとりでやってきました。
 
片岡に頭を下げます。
 
真山が5日前に田口の夫に調査結果を持って会いに行っていたとのこと。
 
今ならまだ間に合うから、パスポートの過剰販売を中止するように、と言ったそうです。
 
孝一は、るみは言うことを聞かないだろう、と言いましたが真山は真摯に訴えます。
 
融資のために言ってるんじゃないんです。過剰販売が外に漏れたら、これまで築き上げてきたものがすべてなくなるのが心配だから言ってるんです!
 
結局、真山の説得に応じることのなかった田口夫妻は、週刊誌に過剰販売のことをすっぱ抜かれ、最初こそるみの方は週刊誌を訴えると息巻いていたけれども、三友以外の銀行から取引を断ると言われて意気消沈し、孝一が蒲田支店へ詫びに来た、というわけなのでした。
 
るみを助けてやってください」と片岡に土下座する孝一。
 
有休を取った真山は、妻の病院に来ていました。
 
あのさ。退院したら、仕事いっぱいしてもらうよう、頑張るから。退院したら、張り切って朝ごはん作って、張り切って夕飯作って、遅い帰りを張り切って待つから。あなたがいっぱい、いっぱい、仕事できるように、私も頑張りたいのよ
 
妻が病床から真山に、それが今の私の目標、と言います。
 
病院のロビーでため息をつく真山。
 
そこへ片岡がやってきます。
 
ずっと、誰かにつけられてた気がしてたんですよね」と笑う真山。
 
屋外で真山と片岡が話をします。
 
「手術はまだ先なんですが、いつまた急変するかわからないので、毎日顔を見に来ていたんです」と定時退社の理由を話す真山。
 
片岡が手に週刊誌を持っているのを見て「これで30億の融資もパァですか」とため息をつきました。
 
真山さん、でも、ぼくはまだ、諦めたくないんでですよ。蒲田支店を存続したいんですよ
 
あとをつけたこと、疑ったこと、申し訳なかったと片岡は真山に謝ります。
 
一緒に頑張りませんか?蒲田支店の存続を信じて、最後まで
 
真山はさっき妻に言われたことを片岡に話します。
 
「勝手に私の頑張らせる目標を立てて、頑張るんだそうです」
 
真山はどこか嬉しそうに言います。
 
妻の目標を失くすわけにはいかないじゃないですか
 
妻が退院したときに自分の仕事がなくなっていてはいけないのだ、と。
 
だから、今、何もしないで手をこまねいてはいられないのだ、と。
 
私に、ひとつだけ考えがあります
 
真山はこの田口るみビューティサロンの危機を乗り越える策を考えていました。
 
じゃあ、その作戦でいきましょう!
 
片岡は内容を何も聞かないうちから真山に従う意思を見せます。
 
まだ何も言ってないじゃないですか
 
真山さんの考えならわかりますよ。いつも僕と逆の考えですから
 
片岡と真山に信頼と絆ができた瞬間でした。
 
サロンへふたりで行き、田口夫妻を前に真山が再建計画を述べます。
 
るみは「指図するつもりか」と憤りますが、真山は怯むことなく「ただちにパスポートの販売をやめたうえで、過剰に販売してしまったお客様をカバーするために、早急に8店舗増やしてください。そのために15億の融資をさせていただきます」と説明しました。
 
るみは「そこに最新器具導入のための30億を上乗せしろ」と言いますが、片岡は真山の言葉の後を引き継いで「今の田口様に30億の融資はできません」ときっぱり言いました。
 
真山も「この再建計画を受け入れていただかなければ、今後のおつきあいはできません」と伝えます。
 
片岡と真山のまっすぐな目に、るみはようやく「その再建計画を見せてください」と言います。
 
今思うと、田口るみビューティサロンを本部が持って行かなかったのは、狙いだったんですかね
 
サロンを出て、片岡がつぶやきます。
 
支店長は、本当に気づいてなかったんですか
 
はい。僕、ずっと、抜け落ちだと信じてました
 
真山は呆れつつも「片岡さんは、いいひとですねえ」と返します。
 
自分の抜けているところは今後もフォローをよろしく、と真山に頭を下げる片岡に、真山は言います。
 
今回のこと、本部が知っていたのだとしたら、稟議書の通し方はひとつしかないですよね
 
片岡、あと、ひと闘いです。
 
本部へ行き、宿利を捕まえて田口るみビューティサロンへの融資の件を話しますが、宿利は「スキャンダルを起こしたところへの融資はできない」とけんもほろろです。
 
しかし片岡は言います。
 
田口るみビューティサロンをあえて蒲田支店に残したってことは宿利さんは最初から田口さんが危ないとわかっていながら、蒲田支店に忠告さえしなかった、ということになりませんか。今回の件を僕が上に報告すれば、間違いなく宿利さんの進退に影響が出ることになりますよ。横山さんがそこまでドロをかぶってくれますかねえ
 
俺を脅迫するのか!という宿利の声が社内に響きます。
 
宿利さん、あなたは自分を守りたいんですよね? 僕も蒲田支店を守りたいんです。そのためにはなんだってする覚悟がありますよ
 
そう言って、片岡は再建計画書と稟議書を宿利に押し付けました。
 
本部からの帰り道、真山は「週刊誌はどうやってあんなタイミングよくすっぱ抜けたんだろう」と言います。
 
そして、「悪いようにはしないから余計なことはしないでもらいたい」と横山に言われたことを片岡に話します。
 
あんなことを私に言うくらいですから、蒲田支店の中に、横山さんのことを聞くように言われた人が誰かいるかもしれませんね
 
真山はスパイではなかった、なら、本当のスパイは誰?
 
いつものように妻の病院へ行く真山と別れて、蒲田支店へ帰る片岡。
 
屋上へ行ったのは、考え事をしたかったからでしょうか。
 
そこで誰かと電話している人物の後姿を見つけます。
 
わかりました。動きがあったらまたご連絡いたします
 
電話を切って振り返る人物。
 
片岡はその電話を聞いていました。
 
あなたがスパイだったのですね。花沢さん
 
花沢がじっと片岡を見つめていました。
 

『集団左遷!!』【第3話】の感想および考察

普通、支店長になるような人物って、やはりエリートいいますか、優秀と言いますか、あるいは能力はそこそこでも、政治力が高いとか、そういう人であるものだと想像するのですが、この片岡っていう人物はなぜに支店長になれたのでしょうか?(苦笑)
 
「頑張る! 頑張ろう!」を連呼するだけが取り柄で、言葉の裏も全く読まず、政治力どころか、力関係もぶっ壊して進もうとするブルドーザー体質。
 
ヒラの行員さえ気づく横山常務の嫌味も理解しないし、本部の顧客奪取リストに自分乎ところの大口顧客が載っていないのを、本部のミスだと単純に喜ぶ。
 
売上の実態調査をしてから融資を決めようという副支店長に、そんなもん待てるか、今すぐ融資しろ、と譲らない支店長。これ、どう考えても立場が逆かと。
 
物事が順風満帆のときなら、こういう人は「おおらかな性格」ということでほのぼの、あるいは温かな目で見られるだけでいいのでしょうが、生き馬の目を抜くようなビジネスドラマに「ドジっ子ビジネスマン」は・・・(以下、略)。
 
これが、支店長が主人公ではなく、滝川あたりのヒラ行員が「頑張りましょうよ~!」とやる気のない同僚や、本部よりの支店長たち幹部に活を入れて、廃店を撤回させる、というのであれば、まだこの性格はなんとか飲み込めたかも。
 
いやいや。応援しますよ。理不尽な世の中への反抗というテーマは、いつの時代も大事な社会の主張足り得ますから。
 
そしてとうとう判明しましたね、スパイ。
 
というか、判明したらしき場面で「次回を待て」になっていますが、ここでどんでん返しがまた起きて、花沢が内通者ではない、なんてことになりはしないかとひやひやして次回を待っています。
 
片岡と真山の間に信頼ができたことが気持ち良い回でした。いつか、「スパイ」も片岡の側に寝返るという展開になるといいのですが。
 
「ノルマ達成まであと〇〇億!」って宇宙戦艦ヤマトみたいに毎回ドラマの最後に出すってどうでしょうね。視聴者もなんとなく、ノルマ達成への達成感を共有しやすいかも。
 

『集団左遷!!』【第3話】の視聴率は?

『集団左遷!!』【第3話】の視聴率は10.1%でした!
 

  • 第1話:13.8%
  • 第2話:8.9%
  • 第3話:10.1%
   

「集団左遷!!」は原作本(小説)も面白い!

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