【ドラマ】『きのう何食べた?』【第5話】のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!
 

 
アラフォー男2人、2LDK住まい、1か月の食費25000円。

弁護士のシロさん(筧史朗)は毎日の夕食をいかに安くやりくりして美味しく食べさせるかに、案件ひとつ完了させるほどの充実感を感じる男。

同居中の恋人ケンジ(矢吹賢二)はオープンリーゲイの美容師。

そんなふたりのつつましやかだけどそれなりに幸せでそれなりに波乱のある毎日を各話の献立とともにご紹介します。
 

 

『きのう何食べた?』【第5話】のストーリー(ネタバレあり)

『きのう何食べた?』【第5話】のストーリーを見ていきましょう!
今回はストーリーを

  • 仲直りの方法
  • 帰りを待ちながら
  • 親の決意、子の選択

の3部に分けてお話していきます。
ではどうぞ!
 

仲直りの方法

塩だなあ
 
私、味噌
 
俺もぜ~ったい味噌!
 
そこへ店長が「しょうゆでしょ
 
店長、いっつも少数派っすね~」と突っ込まれます。
 
なんでだよ。親父の代から代々しょうゆだよ!」という店長が抵抗しますが、ここ、ケンジの職場では、サッポロ一番の好みの味は塩2対味噌2対しょうゆ1で店長は少数派のようです。
 
一方シロさんはおとうさんの術後の結果を聞きに、家族3人そろって病院に来ていました。
 
術後の経過は問題なし。よかったですね。
 
実家で3人でお茶を飲みつつ、シロさん、「おとうさんの手術のおかげって言っちゃなんだけど、オレ、夫婦っていいもんだなって初めて思ったよ
 
あっ、シロさん、そんなこと言うと、・・・案の定、藪蛇。
 
史郎さん。矢吹さんとは一生添い遂げるつもりでいるの? あなたもう45なのよ。老い支度のこと、ちゃんと話したことあるの!?
 
なんだよ、老い支度って。自分たちがそういう年になったからって。そのくせメシは高校生じゃないんだからってぐらいに作るし。正月はただでさえ太るってのに。それでぐちぐち言われるんだから、もはや苦行でしかないよ
 
いつもの出勤前の朝ごはんの風景ですが、ケンジに愚痴るシロさん。年末年始に実家へ帰ってきなさいと言われたのがよほどご不満のようです。
 
・・・シロさんはさ、ちょっと贅沢だよね
 
マグカップを手で弄びながらケンジが静かに言います。
 
前からおかあさんのこと、ケチつけてるけど、ゲイが恥ずかしいことではないのは本当だし、一人っ子のシロさんがもう孫の顔を絶対見せてくれないってのがわかってて、たとえうわべだけでも理解ある言い方してくれる親に、ちょっとは感謝してもいいんじゃない?
 
シロさん、ケンジの顔から眼をそらし気味に黙って話を聞いています。
 
ともかく、四の五の言わずに、お正月くらい実家へ帰って親孝行してらっしゃいな
 
家を出て事務所へ向かうシロさん。
 
怒ってた。珍しく真面目に怒ってたな、あれは
 
ケンジは言葉も荒げず、淡々と話しただけでしたが、シロさんにはそれがわかったのでした。
 
そう言やぁ、ケンジのおかあさんも美容室やってるって言ってたかな。あいつの実家って、どこだっけ?
 
案外、ケンジのことを知らないことに思い至るシロさんなのでした。
 
美容室で店長に「実家なんて子供が生まれてからいくようになった」と聞いて、「そうかあ、実家は行きづらいものなのかあ」と思うケンジ。
 
閉店後の掃除をしながら、今朝、シロさんに強く言い過ぎた、と反省しています。
 
やっぱり怒ってたんですね。朝のあれ。
 
そして帰宅。
 
「ただいまー」と明るく声を張り上げてみたケンジに、「おう、お帰り」といつものようにフライパンを振って応えてくれるシロさん。ケンジはちょっとほっとします。
 
料理がテーブルに置かれた瞬間にケンジが「おいしそう~~♡」と言うと、シロさんも「だろ?」と自慢げに言います。
 
ふたりで手を合わせ、「いただきます!
 
夕食の献立

  • 肉みそあんかけチャーハン
  • 鶏のこってりオイスターソース炒め
  • たまごのスープ

 
あんかけ、トロトロでおいしい~
 
一口食べて、ケンジはちゃんとうれしい感想。
 
でも。
 
どうしたの? 俺の好きなのばっかり。たまごを使ったのが2品もあるし、がっつりあんかけチャーハンに、こってりオイスターソース炒めなんて、いつもは絶対作ってくれないじゃん
 
「たまにはいいだろ」と笑うシロさんに、ケンジがもごもごと言いにくそうに今朝のことを切り出そうとします。
 
が、シロさんがそれを遮って、「オレさ、大晦日、家に帰ることにしたよ
 
照れくさそうに少し視線を上げてケンジを見るシロさん。
 
ん。やっぱうまいな」とチャーハンに自画自賛。
 
こってりメニューって、最強だよね」とケンジ。
 

帰りを待ちながら

さて、大晦日です。
 
鴨なんばんくらいでよければ年越しそばの用意していくぞ」というシロさんに、いいのいいの、と送り出すケンジ。ケンジの美容室は大晦日まで営業です。
 
実家ではおかあさんが高いところのお掃除にシロさんを重宝がり、シロさん、一所懸命働きます。
 
そしてケンジはといえば、仕事納めの後は、お店のみんなと忘年会。
 
なのですが、宴もたけなわのころ、途中で自分の分のお金を払って席を立とうとします。
 
この後二次会行って初詣行きましょうよ~」とみんなに誘われますが、「40過ぎて、オールは無理よ」と帰っちゃいました。
 
そしてスキップして帰るケンジの手には、あっ、コンビニ袋。シロさんにばれたらまた怒られちゃうんじゃないの?(←第1話参照)
 
家のキッチンで腕まくりをして。
 
みんなで話してからずーっと食べたかったんだよねえ
 
サッポロ一番みそラーメン。
 
ケンジの年越しそば

  • サッポロ一番みそラーメン(ケンジ流)

 
冷蔵庫からいろいろ野菜を取り出して、豚肉、たまごのたんぱく質も準備。
 
半熟卵はレンジで作って、野菜を炒め、禁断のバター投入!味噌も足してにんにく、みりんで風味づけ。
 
ラーメンの麺を茹でる水はきっかり500cc計って、きっちり2分。
 
ここからノンストップ、と目がキラリ。
 
そんな大事なところへ、スマホがバイブで震えます。が、今は無視。
 
どんぶりに粉スープを入れて置き、ゆで汁を注いでスープを溶かしてから、麺と野菜、最後に半熟卵を載せて胡椒を一振り。
 
満を持して食べ始めるとそこにまたスマホ。表示はシロさんです。
 
が、断固無視。
 
麺の茹で具合も、白菜のくたくた具合も、長ねぎの半生具合も、ベストだわあ
 
ご近所から除夜の鐘が聞こえてきます。
 
そうだ、カウントダウン!とか言いながら若いアイドルたちのカウントダウン特別番組を見つつ、「もうこんな若い子と付き合いたいとは思わないんだよねえ。親戚の子供を見守るおばさんの気持ち。大好きなサッポロ一番みそラーメンを食しつつ、可愛い男の子たちを観賞して年越し。いいわあ~
 
スープまで残さず行っちゃいます。
 
そして、テレビでのカウントダウンに合わせて「ハッピーニューイヤー!」と叫んだ直後、三たびのスマホのバイブ。
 
テレビを楽し気に見つつ、「んもう」って感じでスマホを手に取るケンジ。
 
「シロさん? あけましておめでとう~♡」と呼びかけると、「なんで電話に出ないんだよ。さっきから何度もかけてるのに」とシロさん。
 
そりゃそうです。これ3度目ですから。
 
ひとりで年越しするのはさぞ淋しかろうと思ってかけてんのに、おまえは!」と怒るシロさんに一言「ごめん。サッポロ一番食べてた」
 
サッポロ一番じゃ仕方ねえなあ」と電話の向こうで苦笑するシロさん。
 
作ったら即食べだよなー、あれは
 
電話のこちらで笑うケンジ。きっとシロさんも電話の向こうで笑ってるんですね。
 
流しでどんぶりを洗いながら、「ま。こうしてひとりの年越しも寂しくないのは、シロさんがちゃんと帰ってきてくれるってわかってるからなんだよねえ」とケンジ。
 

親の決意、子の選択

あけましておめでとうございます。
 
筧家の元旦です。
 
三段のおせち、かまぼこ以外はすべておかあさんの手作りだそうです。
 
ちゃんと「史郎」と書かれた祝箸も、いかにもなお正月で良いですね。
 
黒豆も、きんとんも、ひとつずつ褒めるシロさんに「昔からそうじゃない」と笑うおかあさん。
 
そこへ玄関のチャイムが鳴ってお客さん。
 
迎え入れたのは「お隣の瀬尾さん」のご家族でした。
 
お隣のおばさんがおとうさんに「今年はいいお正月ですねえ」とシロさんの帰省を他人ながら喜んでくれます。
 
おばさんの息子のアキラちゃんは年末年始もお仕事だそうですが、アキラちゃんのお嫁さんとその子どもたち兄妹とあいさつを交わします。
 
筧さん、トイレ借りるね」と勝手知ったるの兄。
 
虫歯一個もないのよ」という妹の頬をおとうさんが優しくつかんで口の中を覗きます。
 
そんな風景を見ながらシロさんはぼんやりと思います。
 
ああ。うちの親たちはもう、孫の代わりにお隣の子どもたち可愛いがることに決めたんだ
 
他人の子どもの声が響く我が家で、母の炊いた黒豆を口に含むシロさん。
 
何やら思いを噛みしめています。
 
お隣さんたちが帰った後、おかあさんが、お隣からいただいたおもちを袋に大量に詰め込みます。
 
お願いだから持って行って。年寄りふたりがどのくらいの量食べられるかって想像つくでしょ
 
たくさん詰め込み過ぎて袋が破けて散らばったお餅を集めながら、「まだ去年のお餅が冷凍庫に残っているの」と懇願するおかあさんです。
 
結局、老い支度の話してないけど、いいの?
 
真面目なシロさん、自分から藪をつついてみますが、おかあさんは「ああ~。・・・もうわかってるでしょ」とだけ優しく言います。
 
あ。栗きんとん忘れてるじゃない」とお餅だけでなく、栗きんとんも持ち帰らせるつもりのようです。
 
シロさん、「え、ちょっと?」と焦りますが、まあ、おかあさんには逆らえないです。
 
ふと縁側に目を遣ると、縁側に置いてあるいつもの椅子(←第3話参照)でうたた寝するおとうさん。
 
暖かな冬の陽がおとうさんを包んでいます。
 
さてさて、どさっと持ち帰ったお餅を見て驚くケンジ。
 
とにかく今からでも消費しないと!」とさっそくお餅料理にかかるふたりです。
 
きな粉とおろし醤油でからみ餅を食べながら「帰って良かったよ、実家」と報告するシロさん。
 
わかったよ、いろいろ
 
そんなシロさんの報告にケンジは「オレも良かったよ。一人サッポロ一番みそラーメン、めちゃくちゃうまかった」と言って、ふたりでこれで本当に仲直り完結。
 
だよな。サッポロ一番、やっぱ、みそだよな
 
シロさんもみそ派でした。
 
親父が機嫌がいいと作ってくれて、それがすっごくうまかったんだよね
 
珍しくケンジが自分の家族の話を始めます。
 
そういえば、ケンジんちって・・・?
 
うちは大丈夫。おふくろは上のねーちゃんと同居してるし、親父は昔からふらふらしてて、今はもう音信不通
 
「ええっ」と驚くシロさんですが、「おふくろも姉たちもテンション高めの人たちで、ずっと楽しく暮らしてきたから」と暗い話ではなさげな雰囲気。
 
おねえさんが複数いるようですね。おとうさんは出奔。おかあさんが美容師、と。
 
姉たちに子どももいるし、オレ、ほんとに気が楽なんだよね
 
それなのに、シロさんにあんなこと言ってごめんね。
 
ケンジが言うと、「隣んちの子どもたちが家に来たときのオレの居心地の悪さ、地獄だったよ」とシロさんが笑いました。
 
翌朝からはお餅1択のメニューが続きます。何せ「消費」しないとなりませんから。
 
お正月お餅スペシャル

  • 元日の夜:からみ餅(きな粉、おろし醤油)
  • 2日の朝:具だくさん雑煮(お昼も食べました!)
  • 2日の夜:磯部焼き、納豆もち
  • 3日目の朝:関東風シンプル雑煮
  • 3日目の夜:もちピザ

 
わ~。具沢山のお雑煮~!
 
このお醤油の焦げたにおいがたまんない
 
いつものシンプルな関東風のお雑煮も好き
 
チーズってお餅にも合うよね
 
ケンジ、けなげに毎食きちんと感想を言いますが、そろそろ表情が・・・(笑)
 
「遠慮しないで食えよ」ともちピザを皿に入れてくれるシロさんですが、ケンジ、「ありがとう」までに間があります。
 
がんばって消費した甲斐あって、冷凍庫の中も、お餅で見えなかった氷が滅入るようになってきました。それを喜ぶシロさんの肩をケンジが掴んで・・・。
 
お願いシロさん。パン食べさせて、パン。あの憎い女(←第2話参照)の店のでいいから。餅以外の炭水化物が食べた~~~い! 食べたいの! 餅以外ならなんでもいいの!
 
と、シロさんのほっぺたをむぎゅうと掴んで懇願。
 
鬼気迫ってるよ、ケンジ。
 
そしてパンの朝食。しかしパンの上にはしっかりと栗きんとんが(笑)。
 
おふくろの作った栗きんとんの残りだというシロさんに、おずおずとケンジが「また、来年も食べたいな」と言います。
 
言っとくよ
 
仲良くトーストをかじるふたりです。
 
が、最後にオチ。
 
あ。夜は餅な
 
え。戻るの?
 
うん
 
ヤダ。戻りたくない~
 
あとひと月は餅だぞ
 
噴き出すケンジ。
 
お気の毒さま。(笑)
 

『きのう何食べた?』【第5話】の感想および考察

今回のケンジのサッポロ一番お料理シーン、3分23秒なり。
 
お隣の瀬尾さんというご一家の訪問してきたメンバー構成も、なかなか絶妙なものですよね。お隣にはアキラちゃんという、恐らくシロさんの幼馴染ぽい男の子がいるようですが、そのアキラちゃんはお仕事で来ない。だけど、そのお嫁さんと子どもたちは、おばあちゃんといっしょに筧さんちに来慣れている様子。
 
馴染みのお隣さんの、だけどシロさんには初対面の家族たち。そして、その人たちと仲良くやっている両親。
 
ここでシロさんが感じるのは疎外感はあったでしょうけれど、自分が両親に与えられなかったものを「貸し」与えてくれる人たち。
 
一抹の寂しさが混じる安堵感。それは、自分の肩の荷が少し降りたような気分でもあったのでしょう。
 
昔は友人や恋人と、あるいは家族とでもけんかをしたら「ちゃんとどちらかがごめんなさい」を言うまで仲直りは完了しないものだと思っていましたが、いつの間にか、どちらも悪くなくてどちらも悪い、ということがあるものだとわかるようになりました。
 
だから、昔は許せなかった「なんとなく」「なしくずし」の仲直りが大人になった今では受け入れられる気がしています。
 
ケンジもシロさんも最後には面と向かって謝っていますが、でも、そこまでの間も「ふたりの毎日」が続く中で、なんとなくの仲直りがゆるゆると進行されていく感じが良いですね。
 
お互いが悪いなあと思いながらなかなか言葉にできない、自分だって悪いことを言ったわけじゃないという大人の事情の大人の仲直りが描かれているように思えます。
 
シロさんのおかあさんが「わかってるでしょ」だけで、シロさんへのお説教は何も出なかったこと、これもまた、大人の仲直りのひとつですよね。
 
シロさんがゲイだとわかってから、十年、二十年ほどの間、親子はきっと、言うに言えない、でもちょっとチクチク口に出してみたり、と長い時間確執があったことは想像に難くないものだと思います。
 
おかあさんは結構はっきりと、ゲイへの理解をしてみようと行動でも示し、シロさんへもおかあさんなりのアピールをしてきているのでしょうけれど、それも決して上手ではないですもんね。
 
このこじれた糸を解く糸口が、「わかってるでしょ」という大人の仲直りの言葉だったのではないかと思うのです。
 
ケンジがおかあさんの持たせてくれた栗きんとんを来年も食べたい、とシロさんに言ったこともとても控えめで優しい思いやりの言葉ですね。「来年もちゃんと年末帰省して親孝行してらっしゃいね」の意味ですよね。
 
傷つけあったり、諍いがあったりもするけれど、いい意味で大人の関係がうまく描かれてるのがこの「何食べ」だなあと思います。
 
さて、みなさんは、きのう何食べた?
 
そして、私も「みそ派」です。(笑)
 

『きのう何食べた?』【第5話】の視聴率は?

『きのう何食べた?』【第5話】の視聴率は2.8%でした!
 

  • 第1話:3.2%
  • 第2話:3.5%
  • 第3話:2.7%
  • 第4話:2.9%
  • 第5話:2.8%

 

「きのう何食べた?」は原作漫画も面白い!

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