【ドラマ】『集団左遷!!』【第1話】のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!
 
銀行が統廃合を重ねていく現代。

三友銀行は大昭和銀行を吸収合併し、そして、元・大昭和銀行本店であった三友銀行の蒲田支店支店長の辞令が下りた片岡洋(福山雅治)は、本部の常務取締役・横山輝生(三上博史)に「頑張らなくていい」と言われます。
 
支店を含む12店舗は廃店になるのだから、と。
 
片岡を取り巻く銀行の面々。果たして誰が味方で誰が敵か。全員、敵か。孤軍奮闘する片岡に味方はできるのか。片岡の戦いが始まります。
 

『集団左遷!!』【第1話】のストーリー(ネタバレあり)

『集団左遷!!』【第1話】のストーリーを見ていきましょう!
今回はストーリーを

  • 支店長昇進!
  • 頑張らなくて結構です!
  • 探せ!
  • 頑張らせてください!

の4部に分けてお話していきます。
ではどうぞ!

支店長昇進!

今日は三友銀行北中野支店のリニューアルオープニングです。
 
片岡洋(福山雅治)は業務統括部店舗開発室次長。オープニングセレモニーの演出で走り回っています。
 
リニューアルとは名ばかりで、実は統廃合で支店をひとつ廃店にし、行員をリストラしたのですが。
 
ひと段落着いた時、片岡の携帯に本部から電話がかかってきました。
 
片岡を蒲田支店の支店長に、という連絡でした。
 
本部会議では、三友銀行の来年2019年度の廃店計画が話し合われていました。
 
12年前、都銀の三友銀行は地銀の大昭和銀行を吸収合併したのですが、リーマンショック後、経営の悪化に伴い、三友銀行は以後5年間で15,000人の人員削減を予定しています。
 
辞令を受け取ったあと、片岡は本部の廊下で審査部次長の梅原尊(尾見としのり)に声を掛けられます。
 
支店長になったことを言うと、梅原も「一国一城の主」と喜んでくれました。
 
片岡が辞令を受けた支店は蒲田支店。大昭和銀行の元・本店です。「じゃあ、また」と片岡が廊下を去る背中を見ながら梅原は、笑顔を消します。
 
全国支店長会議で新たに支店長に任命された行員が登壇しており、片岡も末席に座って理事長の述べる訓示を聞きながら、新支店長となる意気込みに気合を入れています。
 
壇上で、頭取の藤田秀樹(市村正親)が片岡に業務目標を手渡す際、小声で早口に言います。
 
片岡君、半期業務目標を達成すれば、蒲田支店の未来は開けると私は信じています
 
実は三友銀行は来年度2019年に12店舗の廃店を決めています。蒲田支店もその中のひとつに決定しているのを片岡はまだ知りません。
 
元・本店の蒲田支店が廃店されることが、大昭和出身の藤原頭取には当然忸怩たる思いがあるわけです。
 
業務目標のファイルを開いて見た片岡は唖然としました。
 
純増 100億円
 

頑張らなくて結構です!

支店長会議の後、12名の支店長だけが別室に集合させられました。
 
常務の横山輝生(三上博史)が12名に向かって言います。
 
ここに集められたみなさんは、半年以内にノルマを達成できなければ、みなさんの店は廃店になります
 
12名は慌てて自分のもらった業務目標のファイルを開きます。
 
普通であれば「目標達成に向けてがんばれ」と言われるところ、真反対のことを言われ、12名の支店長たちはざわつきます。
 
金融危機と言われる昨今、三友銀行を守るためには、大幅な人員削減をはかって経費を削減しなくてはならない、と横山は続けます。
 
それには今ある500店舗を半分にすることも考えている、と。
 
そこで片岡がおずおずと挙手しました。
 
「人員削減をせず、廃店するだけではだめでしょうか」という片岡の言葉に、横山は「蒲田支店を無くせば、年間10億円の経費削減になる」と返します。
 
これは、蒲田支店の行員全員をリストラした場合の金額だと片岡は気づきます。
 
横山は「三友銀行の生き残りをかけた、身を切る改革です」と、いかにも大きな正義の前に小さな犠牲を問わない言い方で大声で語りました。
 
皆さんは、ノルマのために頑張らなくていいんです!
 
頑張るのが仕事じゃないのか・・・。
 
そして最後に、横山は明言します。
 
うまくいった暁には、ここにいる皆さんは、三友銀行が保証します
 
つまり、行員を人身御供にし、自分だけが助かる道を横山は示したのでした。
 

探せ!

昼休みでしょうか。
 
コーヒーを片手に12店舗廃店の計画について話す片岡に、梅原のほうも出向を言われたと言います。
 
サラリーマンは上の命令に逆らう選択肢はないもんね」と梅原はあっさり。
 
さて、蒲田支店初出勤の片岡。
 
8時ジャストに出勤しましたが、誰もドアを開けてくれません。
 
たるんでるなー」とつぶやくと、実はすでに出勤している行員がひとり。
 
副支店長の真山徹(香川照之)でした。
 
蒲田支店は大昭和系なので時間の流れが緩い、8時半出勤でOKと言う真山。
 
半期業務目標を朝礼で全体に話してください」と早速、真山は片岡に言いますが、「いきなりノルマを言うのはどうかと思う」と片岡は言葉を濁します。
 
じゃあ、片岡支店長は、何もなさらないおつもりですか
 
片岡には、業務目標100億円増、廃店、頑張らなくて結構、のキーワードが頭にありますから、この真山のセリフは非常に深い意味に感じられて言葉に詰まってしまいます。
 
が、真山は「朝礼の話ですよ」と流します。
 
さて朝礼が始まりました。
 
真山に促されて片岡が挨拶を始めようとすると電話が一本かかってきます。
 
女子行員の木田(中村アン)が電話を取ると取引先に直出していた行員・平(井之脇海)からの電話で、取引先のYCS(ヨネヤマ・コミュニケーションズ)が夜逃げした、という内容でした。
 
俄かに騒がしくなる行内。
 
行員が調べたところ、融資残高と同額の3500万円がすでにYCSの口座から引き出されているとのこと。(融資額は全部で5000万円)
 
融資は支店長枠(前支店長決済)の保証なし・担保なし。このままでは3500万円の損失です。
 
YCS代表取締役の米山貢次(平山浩行)の顔写真が載っているパンフレットを握りしめ「この人を探さないと!」と叫んだ片山の脳裏に、常務の横山の言葉がよみがえります。
 
『余計なことは何もしないでいただきたい』
 
そうは言っても。
 
「探したほうがいいですよね?」と自信なさげに片岡が言うと、真山は微妙な表情を浮かべながらも、「では米山代表の試算を洗い直しておきますので、支店長は現場に向かってください」と言います。
 
誰か車を回してください!」思わず叫んだ片岡ですが、行内がシンとなります。
 
駅前だから走ればすぐですよー
 
支店長用の社用車は蒲田支店にはないのでした。
 
駅前まで走れと片岡に教えた行員、法人営業一課の滝川(神木龍之介)を連れて、片岡は米山社長を探しに外出しました。
 
YCSの社屋で合流したYCSを担当していた平と合流し、社長の米山の自宅へ行きますが、もちろん米山はいません。
 
そこへ真山から泣きっ面に蜂の連絡。
 
「本部から、2日後に臨店に入ると連絡があった」と聞かされます。
 
(臨店:監査部門が支店の融資の内容を監査しにくること)
 
対策会議を開きたいので戻ってきてほしい、と片岡は真山に、支店に呼び戻されました。
 
「では宜しくお願いします」と本部で横山が検査部次長の鮫島正義(小手伸也)に電話をしています。
 
どうやら、大変な時を狙って臨店を仕組んだようですね。
 
帰社した片岡が行内で耳に挟んだのは、「臨店の弁当はどこかしきるか」という小競り合い。
 
この一大事に弁当?と呆れる片岡に、木田が「大昭和系では、臨店は大事なおもてなし」と説明します。
 
片岡は、平に米山社長が行きそうなところをこれまでの取引ファイルを見て探せ、と伝え、自分は臨店の対策会議に入りました。
 
臨店までに米山社長が引き出した3500万円を取り戻さなくてはなりません。
 
あと2日。
 
翌日も一日、平とともに米谷社長を探し回ってくたくたになって帰社した片岡は数名の行員がまだ臨店の弁当で揉めているのを見て、うんざりした顔をします。
 
明日、もう一日米山を探してみる、という片岡に、真山が「そこまで頑張らなくていいんじゃないですか」と言います。
 
示唆的なことを言うわりに、「じゃ、定時ですから」と真山は退勤していきました。
 
真山は本部からの指令を知っているのでしょうか。
 
一旦帰宅しながらも、妻(八木亜希子)と息子(絃瀬聡一)には目もくれないですぐにまた家を出ていく片岡。
 
蒲田支店には滝川一人がまだ残っていましたが、支店に戻ってきた片岡に声をかけられ、慌てて「おつかれさまでした」と帰ってしまいました。
 
行内で一人になった片岡のもとへ出向中の梅原から電話がかかってきます。
 
梅原もひとりで社内に残っているようです。
 
蒲田支店でいろいろ動いているような口ぶりの片岡を「何もしちゃいけないんじゃなかったの」とからかう梅原に、「臨店が入ってさ」と愚痴る片岡。
 
検査部(臨店に来る部署)は横山常務の「頑張らなくて結構」の指示は知らないだろうから、臨店対策はきちんとするべきだというようなことを言う梅原の言葉に、頑張るべきか頑張らざるべきかを迷っていた片岡は、臨店は臨店で頑張ることにします。
 
ぜぇ~ったい、米山、見つけてやる!
 
残すは今日一日。
 
平と片岡は今日も米山探しに外出しています。
 
もう一度YCSの社屋に行ってみると、中で大きな音がします。
 
中にいたのは米山ではなく彼が通っていたクラブのママ(LiLiCo)でした。
 
ママから米山が贔屓にしていた女の子を聞き出す片岡。
 
女の子のマンションへ急行したところ、駐車場で米山と女の子を見つけました。
 
米山社長は、ドアにしがみつく片岡を車で振り切って逃げていきました。
 
しかし、女の子が手にしていた宅配便の伝票を見て、片岡は次の手を思いつきます。
 
片岡は真山に電話を入れました。
 
明日の朝までYCSの件は計上しないでください。ぎりぎりまでやってみようと思います
 
そんな片岡に、真山が「3500万円の焦げ付きは仕方がないのでは」と言いますが、そのとき真山の後ろで救急車が到着し、真山の言葉は片岡には聞こえませんでした。どうやら真山は病院の前にいるようです。
 
真山は伝えるのを諦めて電話を切り、そのまま病院の建物へ入っていくのでした。
 

頑張らせてください!

臨店当日の朝。
 
片岡と平は宅配便のキャディバッグの宛先のゴルフ場で、米山を待ち伏せしています。
 
そのころ、蒲田支店ではすべての融資ファイルを会議室へ移動させる作業を真山が見守っていました。時間は7時10分。
 
ゴルフ場の受付に米山社長が現れました。
 
米山社長に飛び掛かる片岡。
 
鮫島を乗せた車が蒲田支店に着きます。鮫島の腕時計は8時30分。
 
蒲田支店の入り口で出迎えたのは、片岡でした。
 
会議室でYCSのファイルを開く鮫島の目が融資金回収済のハンコに留まります。
 
今朝、回収したんですか」と訊く鮫島に、恭しく片岡が「はい。YCSに不穏な動きがみられましたので、回収しておきました」と答えます。
 
よく回収できましたね、と囁く真山に宅配伝票を示し、ピンときたのだと得意満面で言います。
 
米山社長はキャディバッグに3500万円の札束を詰め込んで逃げようとしたのでした。
 
休憩中の鮫島とトイレで出くわすと、片岡は鮫島から念押しされます。
 
頑張らなくていいと言われませんでした、か?
 
YCSの融資回収に片岡が頑張ったことは鮫島から横山へすでに報告されていました。
 
あなたが頑張ったところで、ここは救えない
 
鮫島は横山常務側の人間なようです。
 
頭を抱え込む片岡。
 
しかし、トイレを出て支店全体を見下ろせる階段の上から店内を見ているうちに片岡の頬がふと緩みます。
 
お客様に丁寧に対応しているテラー(窓口担当)の笑顔。
 
平とほかの行員が数名集まって笑っているのは、今日のYCSの回収成功の話でもしているのか。
 
そんな片岡の隣にすっと寄ってきた真山が、「そろそろ業務目標額をみんなに伝えてくれませんか」と言います。
 
本部から来た初めての支店長なので、是が非でもノルマを達成するミッションをお持ちなのかと思っていましたが、それともほかに大事なミッションをお持ちなのですか?」
 
何かを知っていて鋭いことを言っているような真山に、片岡も真意を測りかねます。
 
臨店三日目監査終了後、鮫島から鶴田工房のファイルに指摘が入ります。
 
融資をするかどうかの決定を左右する大事な書類の延滞報告書が一件無い、とのこと。
 
担当者の滝川が問い詰められました。
 
滝川が延滞報告書をファイルから抜いていたのです。
 
鮫島は滝川に向かって、いますぐ鶴田工房に融資した通常融資7000万円と追加融資の4000万円、併せて1億1千万円をただちに回収してくるよう指示します。
 
今回収をしたら鶴田工房はつぶれる、と鮫島に食ってかかる滝川をその場にいた数名で取り押さえます。
 
鮫島は片岡を睨みつけ、「あなたの責任で、今度は間違いのないように、全額回収をしてくるように」と言いました。
 
鶴田工房は銀食器などを作っている、夫婦ふたりと工員2,3名の小さな町工場です。
 
鶴田工房へに片岡が着くと、蒲田支店を飛び出した滝川がすでに工房に来ていました。
 
鶴田夫妻に融資回収の話をする片岡に、滝川が、工場主の鶴田が怪我をして納期が遅れ、大口取引が決まっていた五郎丸商会が手を引いたことが返済の遅れの原因であると説明します。
 
支店への帰り道、「蒲田支店に飛ばされて最初に担当したのが鶴田工房だから見捨てたくない」と滝川は片岡に言います。
 
片岡は、鶴田工房の銀器がヨーロッパの品評会で賞を獲ったことをアピールポイントとして、本部の支店統括部の知り合いにかけあってやる、と言いました。
 
喜ぶ滝川を前に、さすがにこれは「頑張らなくていい」動きだと気付いた片岡、ひとり落ち込みます。
 
翌日、支店統括部を訪れた片岡は、部長の宿利雅史(酒向芳)に窮状を訴えますが、宿利は「工場主の怪我が治っても、高齢のため先がないと五郎丸商会が判断し、取引をやめたんだろう」とにべもありません。
 
滝川はそこに活路を見出し、宿利に向かって「五郎丸商会が取引を再開してくれれたら考え直してくれるのか」と言い、五郎丸商会へと飛び出して行きました。
 
ふたりきりになると、宿利は片岡に「余計なことはしないほうがいい」と諭します。
 
宿利もまた、横山常務側の人間なのでした。
 
横山常務の張り巡らした糸の広さに愕然とする片岡。
 
くたびれて蒲田支店に帰社した片岡は、残っていた行員に臨店のお疲れ様会をしましょうと誘われますが、残っていた行員のうち何名かはそそくさと帰っていきます。
 
平も残っていたのですが、片岡に声を掛けられても逃げるように退勤していきました。
 
どうやら、三友系と大昭和系の溝があるようです。
 
飲みに行った片岡は、帰宅し、まだ起きていた妻・かおりの前で少し愚痴をこぼします。
 
上と下、どっちを大事にするべきか」とぼやく片岡に、かおりはあっさり「そりゃ、下でしょう」と答えます。
 
真山は「いい加減に半期業務目標額を教えろ」と詰め寄ります。
 
片岡は意を決して業務目標額を伝えることにしました。
 
半年でプラス100億円という目標額を見た蒲田支店の幹部行員たちは息を呑みます。
 
重くなった空気を払うように、「目標額はともかく、鶴田工房の件で頑張っている滝川を応援しよう」と話題を変える片岡でしたが、真山は「頑張っていいんですか」と切り込んできました。
 
真山は知っていたのです。本部から頑張るなと言われていること、近隣の羽田支店(三友系)との統合により蒲田支店(大昭和系)の廃店が決まっていること。
 
片岡の前任者、須崎前支店長から真山は聞いていたのでした。
 
真山は、臨店のときに鮫島から片岡が釘をさされていたことも気づいていました。
 
廃店になっても、自分たちはほかの支店に行かされるだけだから」と弱弱しいながら声を上げるひとりに、真山は、廃店とともに蒲田支店の行員のリストラが結構されるのだということまで暴露します。
 
支店長の片岡もクビになるのか、という木田の言葉に、何も答えない片岡に、行員たちは口々にずるいと叫ぶのでした。
 
途方もないこのノルマをもし達成したら、と言い訳をしようとする片岡に、真山はダメ押しで言います。
 
だから! 達成していいんですか、と私は言っているんです!!
 
片岡は本部の決定に納得がいかないのかもしれないが、本部に逆らわないでいてくれたほうが、行員たちは少しでも良い出向先へ行かせてもらえるかもしれないと。
 
だから、片岡には、この先、本当に蒲田支店がなくなったとして、その時にこそ「頑張ってほしい」のだと。
 
だから、今を諦めるのは未来のためだと思いませんか、支店長
 
真山の重い、しかし強い思いに片岡は唇を噛みしめます。
 
廃店候補の新支店長12名を集めて会食が行われています。
 
横山常務と宿利の前で、片岡は電話を受けるため中座しました。
 
電話の相手は滝川でした。
 
五郎丸商会が取引再開を約束してくれました
 
片岡が「やったな!」と喜びを口にするが、滝川の声は固いままです。
 
でもその前に羽田支店が鶴田工房に別の業者を引き合わせて、羽田支店で融資が決定していました
 
滝川は、蒲田の廃店のことを知りながら、自分を煽るように鶴田工房の取引先獲得のために走らせたことに憤っていました。
 
それでも結果オーライで鶴田工房が助かったんだから仕方がない、と後味の悪い言い方で滝川は電話を切りました。
 
そこへ片岡を呼びに会食会場を出てきた宿利に、片岡は「羽田に鶴田工房の件の指示を出したのは宿利さんですか」と訊きます。
 
余計なことはやめておけと言っただろう」と宿利は冷たく言いました。
 
怒りをたたえながら会食会場に戻った片岡ですが、会場では、すでに廃店のために頑張らないことを決めたほかの11名の支店長たちと横山、宿利が談笑しています。
 
皆さんの中には間違って頑張ってしまった人もいるかもしれませんが、皆さんが立て直すのは一支店ではなく、未来の三友銀行だということを理解するしてください」と横山の弁。
 
片岡の怒りが爆発しました。
 
だからと言って、私の部下の顧客を横取りするようなことをしなくてもいいんじゃないですか。損失を狙いすまして臨店に入らなくてもいいんじゃないですか。何も聞いてなくて頑張っている行員に失礼じゃないでしょうか!!
 
横山も真正面から片岡に言い返します。
 
きみの蒲田支店は廃店にしなければならないんです!!
 
片岡が土下座をしました。
 
もし、ノルマを達成することができたら、蒲田支店を廃店にしないでください
 
横山は忌々しそうに片岡を見つめ、「ノルマが達成できないときは、きみのことも保証はできません」と言いました。
 
会食が引けてから、横山が誰かに電話で話しています。
 
また、蒲田支店に動きがあったら知らせてください。きみのことは悪いようにはしませんので
 
横山に情報を流しているのは、さて、だれ?
 

『集団左遷!!』【第1話】の感想および考察

片岡は、刑事ドラマ好きとかなのでしょうか。
 
冒頭のリニューアルオープンのセレモニーのときもまるでこれから現場突入するような雰囲気だったし、YCSの社長を探すときも平に「現場百遍だ!!」とか言うし、ゴルフ場で米山社長を待ち伏せしているときも張り込みみたく雰囲気作りしてたし。
 
怪しげな人物は今のところふたり?
 
真山は敵なのか、味方なのか。
 
同期の梅原は、廃店候補の支店とはいえ支店長に昇進した片岡に何か思うところはないのか。
 
ところどころにコメディタッチを入れようとしているのがよくわかりますが、いまいち成功していないような・・・。
 
脚本と演出と役者がうまくかみ合っていないのかもしれません。だんだんこなれていくといいのですが。
 
YCSからお金を回収した顛末ですが、キャディバッグの宅配伝票は小田原市のゴルフクラブ宛になっていたようですが、「7:30スタート」とまで明記してあって、その前に米山社長が受付に現れたにしても、すったもんだ取っ組み合いでお金を取り戻し、そこから蒲田支店(@蒲田駅前)まで、8:30前にたどり着くのは難しいような気がします。
 
こういうところ、もう少し丁寧に描いてほしいなあ、なんて。
 
片岡がひたすら熱血で「頑張りたい」意思表示をしますが、こういうキャラ設定なのは仕方がないにしても、策もなくむやみやたら頑張りたがる上司についていく行員がこれからいるんだろうかと心配になります(←大きなお世話)。
 
滝川も実際に「支店長が言うから僕、頑張っちゃったじゃないですか!」と怒ってるし。
 
新支店長たちとの会食の席でも、みんな横山に追従して廃店までなんにもしない宣言してる流れなのに、片岡てば「何もしないで金がもらえるなら苦労しねえ」みたいなこと言っちゃうのは、結果的に「頑張らない」11人の支店長をディスっていることに気づかないんですよね。熱血過ぎて。
 
支店内でも真山がすでに廃店になった後の展望を見ながら物を言っているので、支店長の無茶な頑張りが余計しらけムードを誘う気がします。
 
ここまで主人公が奮闘するのですから、報われないエンディングにはならないことを期待します。(原作は気の毒な結末なようです。)
 
ひとつ救い。
 
片岡の奥さんがいいですね。銀行員の妻(ましてや支店長にまでなるエリート)のステレオタイプなキャラクターとは違って、ちょっとほんわかしてそうなところがほっとします。
 

『集団左遷!!』【第1話】の視聴率は?

『集団左遷!!』【第1話】の視聴率は
分かり次第掲載します!  

 

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