【ドラマ】『大草原の小さな家 シリーズ1』【第22話】『吹雪の中 Survival』のあらすじからネタバレストーリーや感想までまとめてみました!


 

『大草原の小さな家』のあらすじ

1800年代後半の西部開拓時代のアメリカ。

カリフォルニアで金鉱が発見されてゴールドラッシュが起き、アメリカに住む人々は、西へ西へと夢を求めて幌馬車で移動していった時代に、『インガルス一家』もまた、家族と家財道具と夢を幌馬車に詰め込んで自分たちの土地を求めて旅をしました。

そしてミネソタ州のウォルナットグローブという小さな町のプラムクリークというところに住むことにしました。

父さんのチャールズ、母さんのキャロライン、姉のメアリー、妹のキャリーとともに、ローラの少女時代を鮮やかな感性で描いたドラマです。

第1シリーズはまだまだインガルス家の子どもたちも幼いですが後半に進むにしたがって、自分たちの考えで行動し始める瑞々しいストーリーが楽しめます。

(『大草原の小さな家』シリーズと放映の詳細については『大草原の小さな家 シリーズ1』【第1話】のネタバレストーリー&感想まとめ!をご参照ください。






『大草原の小さな家 シリーズ1』の役と日本語吹替の声のキャスト

インガルス一家

  • 父 チャールズ:マイケル・ランドン (声:森川智之)
  • 母 キャロライン:カレン・グラッスル(声:小林さやか)
  • 長女 メアリー:メリッサ・スー・アンダーソン(声:清水理沙)
  • 次女 ローラ:メリッサ・ギルバート(声:宇山玲加)
  • 三女 キャリー:リンゼイ/シドニー・グリーンブッシュ(声:佐藤美由希)
  • アンダース:ジャック・ギング(声:志村知幸)
  • ヒル:カール・ピッティ(声:ボルケーノ太田)
  • レーム・ホース:ロバート・テシエール

『大草原の小さな家 シリーズ1』【第22話】のストーリー(ネタバレあり)

『大草原の小さな家 シリーズ1』【第22話】のストーリーを見ていきましょう!
今回はストーリーを

  • 帰り道
  • レーム・ホース
  • 情け

の3部に分けてお話していきます。
ではどうぞ!




帰り道

季節は移って春になりました。


インガルス一家は馬車でマンケートの町へと出かけました。


マンケートは大きな町でしたが、父さんが言うように、やっぱり家が一番。私はジャックに会いたくてたまりません


ローラは、ウォルナットグローブで留守番をしている愛犬のジャックが恋しいのでした。


行く手から早馬が駆けてきます。


馬車を止めて待っていると近づいてきて、三人の男が自己紹介しました。


アンダースという連保保安官と、保安官代理のヒルとカーチス、と名乗ります。


今、男を追っている。スー族のレーム・ホースというやつだ


スー族の最後の一人で、必ず捕まえてやる、とアンダースは言います。


そして、まもなくすごい吹雪になるから早く避難をしろ、とチャールズに忠告をくれました。


まさか。もう雪の季節じゃない


俺は2度凍傷をやっていてうずくからわかるんだ


ものすごい吹雪が来るぞ、アンダースはもう一度念を押すのでした。


チャールズは「わかった」と言い、スー族は見かけていない、とも伝えます。


その男はどうして追われてるんだ?」とチャールズが訊ねました。


生まれてきたことが罪だ


アンダースは舌なめずりをしながらそう言いました。


インディアンというだけで酷いな


チャールズは嫌悪感をあらわにし、呟きました。


そして、本当に強い風が吹き始め、雲行きも怪しくなってきます。


馬が白い息を吐きはじめ、チャールズは、山越えを諦めて避難できるところを探すことにしました。


すぐに足元にはもう雪が積もり始めます。


馬車の中でキャロラインと子どもたちは体をくっつけあって震えるのでした。


なんとかまだ馬車が走れるうちに、チャールズは廃屋を見つけました。


子どもたちを家の中へと入れ、旅に持っていっていたささやかな荷物を家の中へと運び入れます。


幸いにも暖炉がついている家だったので、チャールズは薪を探しに出かけていきました。


倒木に斧を入れ、チャールズが薪を作るところを、暗がりからじっと眺めている人影があることにチャールズは気付いていませんでした。


なんとか薪にできるくらいまで切り出した木を馬で運び、馬小屋で薪にするチャールズ。


暖炉の火もおこし、なんとかその夜は持っていた食べ物で一家はしのぐことができました。


しかし、食べ物は旅の道中分ぎりぎりしかありません。


翌朝早く、雪が止んでいるうちに、とチャールズは夜中にありあわせの材料で手作りしたかんじきを持って狩りに出かけました。


母さん、また降ってる・・・


起きてきたメアリーが窓の外を見て言いました。


キャロラインも外を見ます。


チャールズは木にしるしをつけながら森へと入っていきます。


そのあとを、毛皮のブーツを履いた足が追っていました。


吹雪いてくる中で、チャールズは大きな鹿を仕留めます。


しかし担ぎながら雪の中を歩くものの、獲物はチャールズの肩の上で次第に重く、冷たくなっていきます。


チャールズが落としたのを拾う人影。


廃屋の中ではキャロラインと子どもたちが、体をあたためようといろいろな遊びをしてチャールズを待っていました。


とうとう足を滑らせて斜面を転がり落ちたチャールズは、もう前に進めなくなりました。


チャールズのそばに立つ人影。





レーム・ホース

なかなか帰らないチャールズを心配するキャロラインたち。


そこへドアを叩く音が。


喜んでドアを開けたキャロラインでしたが、そこに立っていたのは氷まみれのアンダース保安官でした。


手も足も凍り付き、ブーツは脱がせることもできません。


キャロラインがチャールズは狩りに出てまだ帰らないと話すと、「この吹雪になんて無茶なことを」とアンダースが言いました。


アンダースは、繋いでおいた馬に逃げられ、歩いていたら道に迷ってしまったのでした。


一方、干し草の中で目を覚ましたチャールズ、どうやら誰かに助けられたようでした。


目を上げると、先住民の男性が立っていました。


廃屋では元気を少し取り戻したアンダースと子どもたちが話をしていました。


どうしてインディアンの人を追っているのか、とローラが訊ねます。


キャロラインはローラを止めますが、アンダースは「歴史の話だから、覚えておくべきことだ」とローラに語り始めます。


1862年、スー族が白人を虐殺した、と。


白人もただ殺されるばかりでなく、必死に闘った、そのときの族長のひとりが、今追っているレーム・ホースだ、とアンダースが憎しみに燃える目で言いました。


最後のひとりだ


ほかの人はどうなったの?


撃ち殺されたり、縛り首になった


キャロラインが、そのむごさに「歴史の話はもういいわ」と話を止めました。


そこへドアが激しく叩かれ、チャールズが転がり込むように入ってきました。


レーム・ホース!!


チャールズを支えて一緒に入ってきた男は、マフラーで顔を隠していて目だけしか見えていませんが、アンダースは確信を持ってピストルを男に向けます。


ちょっと待って


チャールズが、自分を救ってくれたんだ、とアンダースに言いますが、アンダースは聞きません。


レーム・ホースが手にしていたライフルやナイフをすべて下ろさせ、アンダースはキャロラインにレーム・ホースをきつく縛るように言いつけました。


縛られているレーム・ホースに、チャールズはせめてもと温かいスープのカップを口もとへ持って行ってやります。


レーム・ホースは飲みますが、口を利こうとはしません。


あいつは憎しみでいっぱいだ


アンダースに聞こえないようチャールズが呟きます。


あんな人が保安官だなんて・・・


キャロラインもそう言いました。


夜も更け、チャールズは家族のもとへ帰れた安堵からか、ぐっすり眠っています。


アンダースもまた深い眠りに落ちていました。


レーム・ホースは、縛られた後ろ手に火かき棒を持ち、熱く熱した火かき棒の先で縄を焼ききって自分を自由にします。


そして眠っているアンダースのそばから、自分のライフルとナイフを手に取り、意を決して小屋の扉を開けました。


吹雪の夜の中を走るレーム・ホース。


チャールズとアンダースは一瞬だけ後を追いますが、外へ出るのは自殺行為です。


逃がしたな! インディアンに肩入れしやがって!


アンダースがチャールズを激しく罵りました。


翌日からはまた吹雪です。


おなか空いた


無邪気に言うキャリーに、「考えないようにしてね」とメアリーはやさしく言います。


メアリーもローラも、レーム・ホースのことを心配していました。


とうとう食料も尽き、チャールズは馬を殺す決心をします。


良ければ、スープを一杯もらえないかな


もうない。娘たちので最後よ


キャロラインがいら立って言います。


インディアンにやらなければまだ残っていたのに」というアンダースに、「当然のお礼だ」と言って、チャールズはじろりとにらみました。


覚えておけ。おまえは殺人犯を逃がしたんだ


アンダースの言葉に、キャロラインは激しく怒ります。


誰を殺したっていうの!?


アンダースは言います。


あいつはあの暴動を率いていたんだ。


縛り首になるはずだったんだ。


なぜならなかった?


チャールズがそう問うと、アンダースは憎々しげに「リンカーンが出しゃばってきたんだ」と答えました。


大統領が発した赦免によって、レーム・ホースは縛り首を逃れたのでした。


奴らを、『信念のために戦った勇士』と言って止めやがった!


アンダースは罵るのを止めません。


チャールズが、南軍の兵士と一緒だと認めたってことだろう、と言っても、アンダースは、インディアンは白人とみれば誰でも殺す人殺しだ、と言います。


じゃあ、なぜ、俺を救った?


ここへきて、女子どもや食い物を奪うためかもな!


あの暴動から16年だ。


まだそんなに憎いのか。


チャールズの怒りを抑えた問に、アンダースはチャールズを見て答えました。


・・・ああ。憎いね





情け

馬小屋へ行き、チャールズは馬の首を抱きます。


これから殺さなくては人間が生きられません。


しかしそこへ雪にまみれて真っ白になったレーム・ホースがやってきます。


鹿を一頭、肩に抱えていました。


家で暖まってくれ」というチャールズに、レーム・ホースは首を振ります。


しかし馬小屋から出ていくレーム・ホースを窓から見つけたアンダースが、すかさず飛び出してきて、ピストルで撃ちました。


チャールズが駆け寄り、息を確かめます。


そして、「ついに討ち取った!」と喜ぶアンダースを殴りつけました。


俺たちに食べ物を持ってきてくれた! 飢えないようにとな!


そして、家に運ぶから手伝え、とアンダースに命じるのでした。


弾を取り出して、静かにレーム・ホースを寝かせるチャールズ。


アンダースは怒っているチャールズに「さんざん謝ったろう。これ以上どうしろと言うんだ?」と言います。


おまえたちはあの人たちからすべてを奪った。自由を奪い、土地を奪い、その上、命か? 謝るならあの人に謝れ


チャールズはアンダースに怒りを込めてそう言い返しました。


3週間が経ち、レーム・ホースの傷も癒えてきて、天候も回復しました。


インガルス一家はそろそろウォルナットグローブに向けて帰る支度を始めました。


誰かいるのか!?


アンダースを探していた保安官代理のヒルとカーチスです。


顔を見合わせるチャールズとアンダース。


俺の部下だ


アンダースは扉を開け、出ていきました。


もう見つからないかと思った、という部下たちに、アンダースは「ここで世話してもらった」と答えます。


家に近づいて来ようとする部下たちに、「すぐに行くからそこで待て」とアンダースは止めました。


レーム・ホースを見ましたか?」と訊く部下の声に、チャールズとアンダースの間に一瞬の緊張がみなぎります。


・・・見てない!


もしかしたらもう保留地に戻ったのかも。


きっとそうだ。


先へ進まないとな。


アンダースが部下たちにそう言うと、ようやくチャールズの頬がわずかに緩みました。


アンダースは黙って浅く頷いただけで、家を出ていきました。


見送るチャールズにアンダースが言います。


インガルス! 今度吹雪が来るって言ったら、俺を信じるだろう?


そうだな。7月だとしてもね


部下が引いてきた馬に乗り、アンダースは行ってしまいました。


家へ帰ろう


レーム・ホースともお別れです。


インガルス一家の馬車を見送るレーム・ホースが、丘の上から手を振っていました。





『大草原の小さな家 シリーズ1』【第22話】の感想および考察

ウォルナットグローブからマンケートへの道のりは現代の舗装された道路を車で1時間半(第5話)です。


しかし今回のお話では、チャールズたちは馬車で山越えをしなくてはならなかったことを語っていました。


競走馬は長距離走を車の法定速度(50km)とほぼ同じ速さで走ることができますが、馬車で大人2人と子ども3人を乗せて、山越えの道ですから当然このスピードは出ませんよね。


しかし軽く途中で1食程度の食事しか用意していなかったようですので、まあ、マンケートを朝出れば、夕方にはウォルナットグローブの家に戻れるだろう、くらいのつもりだったのだと思います。


先住民族は、第1話でも登場しました。ただ、第1話では、インガルス一家はウィスコンシン州からカンザス州までやってきて、そこで先住民族に出会いました。


今回はマンケートからウォルナットグローブへの帰り道ですのでミネソタ州内での話でしょう。


アンダースが語った先住民族との争いは、1862年、ダコタ戦争 Dakota Warです。「戦争」という単語になっていますが、その実情は、先住民スー族の狩猟場で会った広大な土地をアメリカ政府が取り上げ、保留地(リザベーション)に強制的に定住させる代わりに、狩猟場の土地代金を支払い、家屋と農地、年金という名の穀物の支給という約束を政府はしたのですが年金の穀物は南北戦争の混乱もあって支払われなくなり、狩りもできなくなった先住民族は飢えにあえいだ挙句、決起したというのが真相です。


そして、死闘の後、大量の先住民族が監禁され、族長や呪い師など、先住民族の精神的な支柱である人々38人が一斉に処刑されたのでした。


戦い、争いには、それぞれの正義があります。そしてその正義に巻き込まれてやむを得ず戦う人がそのほとんどを占めます。


ドラマの中では語られていませんが、アンダースにはアンダースの正義と理由があって、ダコタ戦争から16年も経った「」も、先住民族を憎み続けているのでしょう。


しかしチャールズがアンダースに言った「おまえたちは彼らからすべてを奪った」と言う言葉は、やはり歴史の流れの中で、政策のひとつという大義の下で行われた搾取であり、強奪であったことは否定できません。


ストーリーの中で、一言も話さなかったレーム・ホースは、吹雪で倒れたチャールズを白人ではなく「人間」として助け、そして保安官の手前、自分を縛らざるを得なかったチャールズとキャロラインに対しても、決して自分を虐待はしなかったからこそ、礼をしなくてはと考えたのでしょう。


『大草原の小さな家』では、先住民を含む、弱きもの、虐げられたものへの情が、それら被害を受けているものへ寄せる感情だけでなく、同時に加害側にも立っている心の痛みと共に表現されることがよくあります。


ところで、今回、保安官代理のヒル役のピッティさんですが、クレジットを探しているときにわかったのは、このピッティさん、なんと『大草原』にいろんな役で32エピソードも登場していました! 次回はエピソード2の第6話と7話に登場するようですよ。


前話はこちら!

 
第23話はこちら!
 
 


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