どんと祭り・仙台・大崎八幡宮


毎年恒例となっている仙台市のどんと祭(松焚祭)が2020年も開催されます。

どんと祭が行われている地域は他にもありますが、仙台市の大崎八幡宮でおこなわれるどんと祭(松焚祭)は中でも有名で、全国から祭りを楽しむ人が毎年集まってきます。



今回は「どんと祭仙台2020はいつ?時間は何時まで?大崎八幡宮のアクセスと駐車場も」と題して仙台市で行われるどんと祭の情報をまとめてみました!

 
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どんと祭とは?どんなお祭り?

 
どんと祭とは、もともとは、宮城県を中心に呼ばれる祭りの呼称です。


正月飾りを神社の境内で焼き、御神火にあたり、その一年の無病息災と家内安全を祈願するお祭りです。


ほかの地域で「ドント焼き」と呼ばれる祭りによく似ています。宮城県内各地で行われていますが、特に大規模で有名なのが仙台市の大崎八幡宮で行われる「松焚祭(まつたきまつり)」です。


全国的に有名なので、「どんと祭」と言うと、大崎八幡宮の松焚祭を連想する人が少なくありません。


仙台市の大崎八幡宮の松焚祭は、裸参りが特に有名です。白い鉢巻を締め、白い晒しを巻き、白い足袋を履いて白装束に身を包んだ人々が草鞋を履いて氷水で水垢離をします。


その後、含み紙と呼ばれる紙を口にくわえたまま徒歩で参拝します。その際、右手には鐘を左手には提灯を持ちます。


そして、御神火を渡り、火にあたります。裸参りには男性が多く参加していますが、女性の参加も認められており、女性は1枚羽織ることが認められています。


裸参りが印象的なため、どんと祭というと、裸参りを連想する人も少なくありません。


祭り見物に訪れる人は、多い頃には20万人に達したと言われています。現在も10万人以上の人出があります。





 

どんと祭(松焚祭)の歴史

 
大崎八幡宮の松焚祭は、300年の歴史があるとされています。


大崎八幡宮は、旧社格は村社で、創建年代は不明ですが、坂上田村麻呂が勧請して鎮守府八幡宮と称したことに始まり、室町時代に大崎氏が本拠地に遷したため、「大崎八幡宮」と呼ばれるようになりました。現存する本殿は伊達政宗の寄進によって建立されています。


松焚祭は、大崎八幡宮で行われる年中行事で、2005年に仙台市の無形民俗文化財に指定されています。市内各地から大崎八幡宮を目指して歩く「裸参り」が特に有名です。


その裸参りは、仙台藩内に来て日本酒の醸造をしていた南部杜氏が白装束に身を包んで参拝したのが始まりとされています。


南部杜氏とは、盛岡藩、八戸藩、七戸藩の通称「南部藩」と一括して呼ばれる領内から出た杜氏のことです。


南部藩では表向き藩外への出稼ぎを禁止していましたが、貧しい農民たちが副収入を得ることを積極的には抑えつけず、他国の人々から「南部から来た杜氏」ということで南部杜氏と呼ばれるまでになりました。


その南部杜氏が醸造安全と吟醸祈願のために裸参りを始めたのが、松焚祭の裸参りの起こりとされています。


例年10万人以上の人出で賑わい、神社前の国道48号は交通規制がなされます。
 



 

大崎八幡宮(仙台市)の歴史

 
大崎八幡宮は、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后を祀る神社です。


創建年代は不明ですが、社伝では平安時代の武官である坂上田村麻呂が、宇佐神宮を鎮守府肝沢城に勧請して「鎮守府八幡宮」と称したことが始まりとされています。


「大崎八幡宮」と呼ばれるようになるのは、室町時代に入って奥州管領であった大崎氏が本拠地に遷したことによります。


戦国大名の伊達政宗が、慶長9年(1604年)に現在地に造営を始めました。仙台城から見て乾(北西)かつ仙台城下町の北西端に位置します。


そのため、江戸時代に仙台で卦体神(けたいかみ、十二支の守り本尊)信仰が盛んとなったとき、乾の守り本尊である阿弥陀如来とされたことから、戌亥歳生まれの人たちから崇敬を集めるようになりました。


現存する本殿や石の間・拝殿は、伊達政宗の寄進により建立されました。石の間の格天井には俗に左甚五郎の作と伝わる花鳥動植物やにらみ猫などの彫刻が組み込まれています。


市井の人々からは「八幡堂」とも呼ばれていますが、平成9年(1997年)6月に「大崎八幡宮」に改称しました。


平成23年(2011年)には、大崎八幡宮の旧宮司宿舎、社務所、神馬舎が国の登録有形文化財に登録されています。
 



 

2020年のどんと祭(松焚祭)は1月14日。開催時間は?

どんと祭(松焚祭)の開催日は1月14日です。これは毎年曜日関係なく決まっています。埼玉県の秩父夜祭りなども曜日関係なく定日ですね。


各情報を表にまとめてみました!

開催日程 2020年1月14日(火)
開催時間 9:00~22:00 御祈願受付時間
16:00~ 御神火の前にて点火式
開催場所 大崎八幡宮
住所 宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1
地図
お問合せ先(大崎八幡宮) TEL:022-234-3606

 



 

雨や雪が降ったらどんと祭(松焚祭)はどうなるの?

どんと祭(松焚祭)は、16時に点火式が執り行われます。毎年1月14日に行われ、2020年も例年通り1月14日16時に点火式が執り行われます。基本的に雨天決行です。雪の場合も行われるのが基本です。


当日は、境内にさまざまな夜店が並びます。例年の人出は約10万人です。裸参りには約100団体から3000人近くの参加者が集まり、人熱でごった返します。


古い神札を当日持ち寄ることができますが、鏡餅や人形などは受け付けていませんので注意しましょう。


ただでさえ寒い日がさらに冷え込みますので当日は天気予報を確認し、雨具や着替え、カイロなどの用意を怠らないようにしましょう。


悪天候の場合は出発前に電話で確認することをおすすめします!


大崎八幡宮TEL:022-234-3606
 

 



 

どんと祭(松焚祭)の見どころ1:裸祭りとは?

裸祭りとは、仙台市内各地から大崎八幡宮を目指して歩く、裸参りのことです。参加者は現在、約100団体3000人です。


裸祭りの起こりは、南部杜氏が醸造安全と吟醸祈願のために参拝したのが始まりとされています。


裸参りの参加者は、白装束に身を包みます。白鉢巻、白晒し、白足袋を身につけます。そして、氷水で水垢離をします。そのため、近年は、参加団体が事前に健康診断を行うようになりました。


参加者は神様に息をかけないために「含み紙」と呼ばれる紙をくわえたまま歩きます。そして、右手に鐘を、左手に提灯を持ちます。


仙台市内から徒歩で数時間かけて参拝する団体も多く、例年1月14日の午後は、一番町や中央通りなどの中心部商店街を歩いている参加者を多数目にします。


参加者の多くは男性ですが、近年は女性の参加者も増えています。女性の場合は、1枚羽織ることが認められています。


また、外国人留学生が日本文化体験として参加することも増えています。外国人留学生についても、服装の規定は緩やかになっています。特に暖かい国から来た留学生に対しては、配慮がなされています。


1月14日には国道48号と接続道路は交通規制がなされて、一般の自動車の侵入はできません。バスやタクシーは侵入が可能です。
 

 



 

どんと祭(松焚祭)の見どころ2:御神火とは?

どんと祭(松焚祭)は、御神火にあたることで、一年の無病息災と家内安全を祈願するお祭りです。


大崎八幡宮の松焚祭では、裸参りの人たちが御神火を渡って、火にあたります。御神火は、成人男性の背丈くらいまで積み上げられた物に点火します。


点火式は、16時から行われ、夕闇が迫ってきた頃から、赤々とした火が境内を神秘的な光景に変えていきます。


御神火を遠巻きにしている参拝者も、御神火に照らされ、暖かいというよりも熱く感じられるほどです。人垣は幾重にも連なり、人熱と御神火で熱くなるお祭りです。


御神火には、門松や松飾り、神社からの授与品を納めることができます。御神火からダイオキシンが発生してはいけないので、ビニールは外すように求められています。
 

 



 

どんと祭(松焚祭)の見どころ3:屋台がたくさん!

どんと祭には例年多くの屋台が出ます。お祭り屋台はもちろん、暖かい飲食物を提供する店が多いのが特徴です。


お焼きや甘酒が美味しいです。また、熊手などの縁起物を売る屋台も多く出ます。古い年の縁起物は焚き上げして、代わりの新しい縁起物を屋台で買う人が少なくありません。


営業時間帯は、16時頃から始まる店が多く、店じまいの時間はだいたい22時頃です。たこ焼き、お好み焼き、唐揚げ、焼き鳥、焼きとうもろこし、ホタテ焼き、串焼き、カレー、大判焼きなど、数多くの暖かい飲食物が売られています。


屋台は所狭しと立ち並び、めぐり歩くのが楽しみです。
 


 



 

どんと祭で燃やすものってどんなもの?

門松、松飾り、神社の授与品にくわえ、古い年の縁起物も納めることができます。これらをお納めする際は、ビニールを外しましょう。


持ち寄る際にビニール袋に入れることは構いませんが、そのままお焚き上げしてしまうと、ダイオキシンが発生してしまいます。


御神火の神聖さを保つため、ビニールを外すように求められています。お焚き上げにできるのは、神事に関係があるものです。


神棚に置けるものかどうかを考えましょう。ただし、位牌や遺影はお焚き上げにすることができません。


一年の無病息災と家内安全を祈願する神聖な御神火です。神事と関係が無いものは、燃やせないとされています。


また、鏡餅も燃やせません。鏡餅を御神火で焼きたいと思う人は少なくありませんが、注意しましょう。
 



 

どんと祭で燃やしてはいけないものってどんなもの?

神事に関係が無いものは、燃やせません。最近増えているのが、個人情報を記載した書類です。


神聖な御神火で燃やして禍根を残さないようにしたいとの思いからでしょうが、個人情報が記された書類をお焚き上げにすることはできません。


人形やぬいぐるみも、どんと祭で燃やすことはできません。送り火とは違います。


位牌や遺影も燃やせません。神事に関係があるものでも、ビニール袋から取り出して納めましょう。ダイオキシンを発生させないためです。
 



 

交通アクセス

どんと祭当日は大変な混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されています。

電車

大崎八幡宮は仙山線(JR東日本)の東北福祉大前駅(とうほくふくしだいまええき)より徒歩11分のアクセスとなります。
 

 
参考までにJR東京駅から東北福祉大前駅まではおよそ2時間から3時間といったところです。
 

JR東京駅から東北福祉大前駅まで
JR東京駅から東北福祉大前駅まで
 

バス

市営バスが仙台駅から運行しています。最寄りのバス停は「龍宝寺入口」です。

新幹線で仙台駅まで来た方は仙山線に乗らずにバスを活用するのも一つの手です。当日は臨時便も運行されますので回転は早いです。ぜひご活用ください。
 

仙台駅→龍宝寺入口
のりば 10番 15番 16番(当日臨時便)
運行時間 7:05~21:40 7:37~ 21:52 15:25~20:30

 

龍宝寺入口→仙台駅
運行時間 6:26 ~21:07 16:30~21:10(当日臨時便)

 
帰りは特に混雑が予想されます。(そして寒い!)


帰宅時間を早めることも考慮しましょう!
 

シャトルバス

当日は専用のシャトルバスも運行されています。こちらは20分に一本の間隔です。
 

国際センター循環線
運行区間 国際センター駅北側~三居沢臨時駐車場~大崎八幡宮前~澱緑地臨時駐車場
運行時間 12:00~21:30(約15分~20分間隔)
料金 大人200円・小人100円
泉中央~イオン仙台中山線
運行区間 泉区役所前~大崎八幡宮~イオン仙台中山店
運行時間 12:00~21:30(約15分~20分間隔)
片道料金 大人400円(中学生~)・小人200円(未就学生~小学生)

 
ちなみに国際センター駅は地下鉄東西線の駅になります。どちらのシャトルバスも県内、市内にお住まいの方用といったところですね。
 



 

どんと祭(大崎八幡宮)の駐車場の場所

どんと祭当日は大崎八幡宮の駐車場は使用禁止となります。なので最寄りの有料駐車場をご活用ください。

駐車場1:タイムズ仙台八幡第二

 

 

駐車場2:システムパーク八幡4丁目

 

 

駐車場3:システムパーク八幡3丁目

 

 

駐車場4:タイムズ仙台八幡町

 

 

駐車場5:リパーク仙台八幡1丁目駐車場

 

 

駐車場6:システムパーク八幡2丁目

 

駐車場7:NPC24H仙台柏木第3パーキング


 

駐車場8:システムパーク角五郎1丁目

 

 

駐車場9:システムパーク子平町

 

 
どの駐車場も当日は早めに満車となります。

どんと祭前に観光を楽しむつもりで午前中に駐車しておくのが良いでしょう。
 



 

トイレの場所は?

トイレは大崎八幡宮に二箇所です。当然ながらどんと祭り当日は大変混み合います。


特に女性用トイレは毎年長蛇の列が形成されるので可能であれば大崎八幡宮に到着する前にコンビニなどで済ませておきましょう。


境内の地図にトイレの場所を赤丸で示しました。ご確認ください。
 
大崎八幡宮境内地図(トイレの場所)
大崎八幡宮境内地図(トイレの場所)
 



 

どんと祭に参加した人の感想

実際にどんと祭に参加した人の感想をまとめてみました!
 


 
多くの人がどんと祭りを楽しんでいる様子が確認できました。2020年のどんと祭も大いに盛り上がることが予想されます。とても楽しみですね!
 



 

まとめ

どんと祭(松焚祭)は、御神火にあたることで、一年の無病息災と家内安全を祈願するお祭りです。


大崎八幡宮の松焚祭では、裸参りの人たちが御神火を渡って、火にあたります。御神火は、成人男性の背丈くらいまで積み上げられた物に点火します。


点火式は、16時から行われ、夕闇が迫ってきた頃から、赤々とした火が境内を神秘的な光景に変えていきます。


御神火を遠巻きにしている参拝者も、御神火に照らされ、暖かいというよりも熱く感じられるほどです。人垣は幾重にも連なり、人熱と御神火で熱くなるお祭りです。


御神火には、門松や松飾り、神社からの授与品を納めることができます。御神火からダイオキシンが発生してはいけないので、ビニールは外すように求められています。


2020年をより良い一年とするために、ぜひ1月14日はどんと祭りへの参加をご検討ください。


大崎八幡宮に参拝して聖なる火を眺めながら決意を新たにするのもいいと思いますよ!
 



 

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