サッカーJリーグでもっとも多くのサポーターを獲得している埼玉県のサッカーチーム、「浦和レッドダイアモンズ」(以下、浦和レッズ)。

浦和レッズレディースという女子チームと共に日々熱い試合を見せてくれています。

浦和レッズのホームゲームでは毎試合何万人もの浦和レッズサポーターがチケットを買い、ホームスタジアムである埼玉スタジアム2002に詰め掛けて熱狂的な応援を展開しています。

今年はたくさんの移籍選手を獲得、監督も二年目に入り、優勝候補の一角にも数えられているようです。

しかしあまりにも浦和レッズに対する応援が熱狂的であるがゆえにその行動が問題視されることもしばしば。

そしてまた今回、天皇杯の主催者であった日本サッカー協会より浦和レッズに対して違反行為による罰金の処分が下されてしまいました。

大変残念なニュースですが、ここで問題となった浦和レッズの違反内容と罰金処分の詳細について確認してみましょう!

合わせてこれまで浦和レッズが引き起こしてしまった過去の問題行動、今回の罰金処分に対する浦和レッズ選手や浦和レッズサポーターの反応をまとめてみましたのでご覧ください!
 


 

罰金処分の浦和レッズ、違反内容は?

浦和レッズが違反したのは2018年12月9日に行われた天皇杯決勝・ベガルタ仙台戦。

この試合は浦和レッズのホームグラウンドである埼玉スタジアム2002で行われました。

日本サッカー協会(JFA)はこの天皇杯決勝戦の前後に浦和レッズ関係者(サポーター含む)により3つの違反行為があったことを指摘しています。
 

 

浦和レッズの違反内容1:無許可で入場して持ち込み、設置

本来中立であるはずの天皇杯決勝戦が浦和レッズのホームグラウンドで行われたため、ホームゲームと同じ感覚で浦和レッズサポーターは試合前日にスタジアム入りし、応援に関する品物の設置を行ってしまいました。

試合会場こそ浦和レッズのホームグラウンドですが、主催は浦和レッズではなくあくまで日本サッカー協会(JFA)

JFAの許可なく勝手な行動を行い、それをクラブが黙認したと問題視されました。
 

 

浦和レッズの違反内容2:ビッグフラッグの設置、掲揚

浦和レッズサポーターにとってシンボルともいえるビッグフラッグ。

埼玉スタジアム2002で浦和レッズサポーターによってたくさんのビッグフラッグがはためく様はまさに壮観です。

天皇杯決勝戦において浦和レッズサポーターはホームゲーム同様ビッグフラッグの掲揚を行いました。

しかしこれも主催者であるJFAに連絡なく行われたため、浦和レッズの違反行為とみなされました。
 

 

浦和レッズの違反内容3:発炎筒等に着火

浦和レッズサポーターは選手が乗っているバスに対して着火した発煙筒等を振りかざし、試合前は応援の意を、試合後は優勝の喜びの表現しました。

しかし、JFAから見れば当然のことながらこれらの行為は危険行為。クラブは適切な措置を取らなかったという指摘を受けました。
 

 

浦和レッズの処分の詳細は?

これら浦和レッズの違反行為に対して日本サッカー協会(JFA)は罰金200万円とけん責(始末書提出)の処分を言い渡しました。

「けん責」の意味を調べてみたところ、「不正などを厳しく咎めるために、始末書を提出させたり、減給したり、制裁金を科したり、などといった処分を行うこと。処分としては最も軽微な部類に当たる。」とあります。

浦和レッズの違反行為であることは明白ではありますが、JFAとしては比較的軽い処分にとどめることにしたようですね。
 

 

浦和レッズの違反内容は?

浦和レッズはJFAの通達に対して公式サイトに謝罪文を掲載しました。
 

【今後の再発防止に向けて】
浦和レッズは、今回の様な事案が発生しないよう、再発防止策を講じて参ります。

大会主催者とのコミュニケーションを深めること等により、大会主催者と協力して観戦者や選手等試合に関わる全ての方々の安全確保に努めます。

ファン・サポーターとの対話機会を今まで以上に設けてコミュニケーションを深めるとともに、ファン・サポーターに対して、施設の適切な利用等を周知徹底するよう努めます。

なお、試合時の運営については、責任者を変更する等体制変更を行いました。また、不測の事態に備え、警備体制を強化して参ります。

今回の事象のうち、発煙筒等の使用につきましては、各種法令規程に対し、絶対に違反することがないよう注意喚起を図って参ります。

また、クラブスタッフに対しては、当時の競技運営担当の本部長と部長に対し厳重注意を行いました。

本件につきましては、関係者のみなさまに多大なるご迷惑をお掛けしましたことを改めてお詫び申し上げます。

浦和レッズは、『SPORTS FOR PEACE!プロジェクト~~~誇りあふれるスタジアムを!』の実現に努めるとともに、

浦和レッズ理念の宣言にある「サッカーを初めとするスポーツの感動や喜びを伝え、

スポーツが日常にある文化を育み、次世代に向けて豊かな地域・社会を創っていく」ために全力を尽くし、引き続き安全・快適で熱気ある満員のスタジアムをつくって参ります。

 
謝罪文に加え、今後の対応についても記載されていますね。より一層の厳格な対応を望みます!
 

 

浦和レッズの違反者の詳細は?

浦和レッズからは今回違反を行った人物については発表されておりません

基本的にプライバシーの問題から個人的な情報が明示されることはないようです。

また今回はクラブ側が浦和レッズサポーターの行動を黙認したと思われているため、基本的にはクラブの責任という位置づけのようです。
 

 

浦和レッズの罰金200万円処分で今シーズンの試合、日程、勝ち点に影響はある?

今回の問題についてはJFAより、浦和レッズに対する追加の処分内容は発表されておりません。

ですのでこの件についての浦和レッズの処分はこれで終了になると思われます。

従って浦和レッズの試合延期等の日程の変更や勝ち点剥奪といったことは無いようです。
 

 

浦和レッズの過去の問題行動をチェック!

浦和レッズがビッグクラブであるがゆえに今まで起きた問題も様々。過去に発生してしまった浦和レッズの問題行動を振り返ります。
 

浦和レッズの過去の問題行動1:人種差別横断幕

浦和レッズ対サガン鳥栖戦において「JAPANESE ONLY(日本人以外お断り/日本人に限る/日本人専用)」と書かれた横断幕が浦和レッズサポーターの手によって掲載されました。

これを見た人々は「人種差別だ」と猛批判。各メディアでもとりあげられ、大騒動に発展しました。

問題行動を行った浦和レッズサポーターは「人種差別の意図は無かった」と釈明しましたが、炎上が終息するはずもなく、これらの浦和レッズサポーターは無期限入場禁止に。

勝ち点の剥奪こそ無かったものの、次の浦和レッズのホームゲームがJリーグ初の無観客で行われるなど重い処分が課せられました。
 

 

浦和レッズの過去の問題行動2:中学生の演奏を妨害

アウェイの浦和レッズ対ベガルタ仙台戦において、ベガルタ仙台側は地元の中学生を招いてフィールド上で演奏を披露するイベントを企画しました。

ところが、アウェイにもかかわらず大勢の浦和レッズサポーターがスタジアムに来襲。いつも通りの大音声のチャントを中学生の演奏をかき消すように熱唱。

浦和レッズサポーターが拡声器や鳴り物などを使用して激しい音を鳴り響かせたため、演奏中の中学生の中には怯えて泣き出してしまう子も出てしまいました。
 


 

浦和レッズの過去の問題行動3:ペットボトル投げ入れ

川崎フロンターレとの試合後、浦和レッズサポーターが埼玉スタジアムのメインアッパースタンド南側から、試合に負けた腹いせに川崎フロンターレサポーター席に向かってペットボトル4本を投げ込みました

このペットボトルは川崎フロンターレのサポーターに命中。両サポーターの間に緊張した空気が流れました。

この行為を重く受け止めた浦和レッズはペットボトルを投げ込んだ浦和レッズサポーターを特定。警察に身柄を引き渡しました。

後にこの浦和レッズサポーターを無期限の入場禁止処分としたことを発表。被害者の川崎フロンターレサポーターに謝罪の意を表明しました。
 
浦和レッズへの熱い思いはわかりますが、行き過ぎる行為は愛するクラブの迷惑となってしまいます。

自重していただきたいものですね。迷惑行為の対象者にはこの言葉を送ります。
 

 

浦和レッズの罰金200万円処分に対する浦和レッズスタッフのコメント

今回の件に対して浦和レッズの山西学広報部長が取材に対しコメントを行っています。
 

世間の声

JFAさんとのコミュニケーション不足だった部分があった。真摯に受け止めて、競技運営を考えていきたい

 
これからはJFAと連絡を密にとって運営に当たっていただきたいものですね。

山西学浦和レッズ広報部長にこの言葉を送らせていただきます。サンタクロースではありませんが・・・。

 

 

浦和レッズの罰金200万円処分に対する浦和レッズ選手の反応

今回の処分に対して浦和レッズの選手であり、チームのムードメーカーである日本代表の槙野智章選手がtwitterでコメントしています。
 


処分を受け止めながらも浦和レッズサポーターへの感謝の気持ちを忘れない槙野智章選手。

横断幕事件のときに最初にツイートしたのも槙野智章選手でした。浦和レッズの選手の中でも特に人気があるのも納得ですね。
 

 

浦和レッズの罰金200万円処分に対する浦和レッズサポーターの反応

今回の処分に対する浦和レッズサポーターの声をまとめてみました。

サポーターからは協会の対応に不満の声も。

特に具体的にどういう行為が罰則に当たるのかわかりづらい部分もあるようです。今後の改善が望まれますね。
 

 

浦和レッズの罰金200万円処分まとめ

浦和レッズ天皇杯優勝という栄冠に若干の傷が付いてしまった今回の罰金処分。

浦和レッズサポーターには処分に対する不満もあるでしょうが主催者側にも安全に試合が執り行われるように計らう義務があります。

お互いの立場を尊重して節度を守るところは守り、熱狂するところでは熱狂する。

そんな関係を保てれば良いと思います!